レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

もうすぐアドヴェント

2006-11-27 13:42:03 | ドイツ
 アドヴェント(待降節)は、クリスマスまえの4つめの日曜日から始まるということなので、今年は12月3日から。いずれにせよ、もういまはドイツでクリスマスマーケット(Weihnachtsmarktヴァイナハツ・マルクト)は始まっているだろう。町によって規模は違う。最大といわれているのはニュルンベルク、ドレスデンあたり。私のいたフライブルクを含むバーデン・ヴュルテンベルク州の州都シュトゥットガルトのも中々の規模で、私もここには見物に行った。98年の話。たくさんの屋台が市の中心部の広場にずらっと並び、各屋根の飾りもとりどりだった。フライブルクの3,4倍くらいあった。
 フライブルクでは、町のメインストリートのカイザー・ヨーゼフ通りを少し入った、市庁舎まえの小さな広場(教会もある)がその会場だった。クリスマスオーナメント、ソーセージなどの軽食。ミニメリーゴーランド。サンタクロースの立看板。地元民の手作り品を売ってるという感じの店で私は手袋を買った、たぶん子供用のつもりで製作されたのに違いない。この場所は私の住んでいたアパートのすぐ近くだったので、期間中、昼か夜のどちらかはここで食べていた。あ、グリューヴァインGluehweinを忘れてはいけない、赤ワインの熱燗、冬の風物詩である。多くの店ではデポジット式で、このグリューヴァインもまた同様であるが、グラスに工夫をこらす町も、そしてコレクションする人も少なくない。フライブルクのはガラス(Franceと書いてあった)(でもあんまり熱いのはダメだ)で、白で市庁舎の絵が描いてあるデザイン。(いまはどうなっているだろう) いまでもうちで、多少特別なときに使っている。
 クリスマスのお菓子といえば、シュトレンとレープクーヘン。
 ドレスデンを本場とする、レーズンたっぷりの硬めのケーキStollen は、日本でもユーハイムなどでわりに出るようになっている。「シュトーレン」と書かれることが多いけど、伸ばさないのが正しい。
 その点、Lebkuchenは、ユーハイムの詰め合わせの一部になっていたことはあるが、まれに輸入ものとして見るくらいで、少なくとも日本の店で作っているのは知らない。多少クセのあるクッキーである。祭りの屋台で売ってる大きい色とりどりの砂糖で飾ったもの(味はいまひとつ)、スーパーの袋菓子、いろいろなレベルがあるが、やはり専門店のが美味い。クリスマスシーズンには、全国で出回る。本場のニュルンベルクでは年中ある。
 
 そろそろ、部屋のBGMとしてクリスマスCDをひっぱり出そう。
コメント (2)
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チョコはリッタースポーツ

2006-11-27 13:37:20 | 雑記
 98年にドイツ・フライブルクにいた時期、なんとなくチョコレートをたくさんの種類を買い、少しずつ食べてあとは家に送った。このとき、ちょっと高級な店であるMostモストの品よりも、母にウケたのはRitterSportだった。スーパーやドラッグストアにふつーに売られている品で、高価なものではない。わりあいあっさり味と言えるかもしれない。たいへんたくさんの種類がある。正方形で、16ピース。
 日本でもたまに売っている。小さいサイズのセットもあるが、私は大きいほうが景気よくて好きだ。vollmilch(英語に直訳すれば fullmilk)なんて、スタンダードな種類のような気がするが、どうも大きいサイズでは見かけない。向こうにいた時にはあたりまえにあったのだが、いまはドイツのヤフーで検索してみてもどうもなさそうだ。
 まだ食べてなくて、ぜひ試したい種類もあるんだが、わざわざ注文するのも抵抗あるしなぁ。

「ワールドプラザ 」
「リッタースポーツ ショコラーデ 」
 日本での売り上げが増えれば、輸入される種類も多くなるかもしれないと思って宣伝。
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