晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

青空の中の月(月齢24.9)

2021年10月02日 | 青空の中の月
10月2日は早朝から台風一過の快晴になるという予報だったので、拡大撮影
の準備をしてX-37Bの通過を待っていましたが、思うほど晴れずカシオペヤ座で
かすかに通過が見えただけですぐに見失ってしまいました。残念~。

X-37B イベントデータ



 まー、X-37Bの撮影はまた今度ということにして今日の本題です。夜明け直後から予報どおり台風一過のキレイな青空が広がって二十六日月(月齢24.9)がくっきり見えたので、この月を使って究極に細い月を撮影するための機材チェックを行いました。…ということで、今日のブログは単なる撮影記録と備忘録で~す。

始めは600mm望遠レンズです。

NIKON D810A+SIGMA 150-600mm F5-6.3

2021/10/2 7h02m03s f600mm F7.1 ISO250 1/800sec(トリミング)


こちらは8cm屈折望遠鏡+モノクロ惑星カメラ。画角にはかなり余裕があります。
Sky Watcher EVOSTAR 80ED(f600mm F7.5)+延長筒+ASI174MM+IR Pass Filter(685nm)

2021/10/2 8h29m Shutter=1.401ms Gain=166 (41%) 25% of 1000frames


こちらは8cm屈折望遠鏡+カラー惑星カメラですが、画角は全く余裕がありませんでした。
カメラを90°横向きにして、奇跡的に入った…という感じです。

Sky Watcher EVOSTAR 80ED(f600mm F7.5)
 +延長筒+惑星カメラASI290MC+ UV/IRcut

2021/10/2 8h35m Shutter=0.469ms Gain=200 (33%)  25% of 1000frames

こちらはミニボーグ60nにカラー惑星カメラを装着して撮影した写真です。左右の画角は余裕がありますが上下はギリギリです。8cmに比べると解像度はかなり低下してますね。
mini BORG60n(f325mm F5.4)+惑星カメラASI290MC+ UV/ cut Filter

2021/10/2 9h03m Shutter=0.938ms Gain=200 (33%)  25% of 1000frames

撮影テストは以上で終了で~す。
モノクロカメラの解像度はさすがですね。
カラーは解像度が落ちるけど6cmが無難かも…ですね。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
月試写 (ich)
2021-10-03 12:57:24
晴れスターさん
 10/6に向けて機材のチェック,いいですね。こういう準備は楽しいですし成功につながります。私は無難に望遠レンズを考えていますが,ちゃんとした8cm鏡と惑星カメラで撮った像を期待しています。見えるといいですね…。
返信する
プラクティス (晴れスター)
2021-10-03 22:21:15
ichさん
 試行錯誤しながらの機材チェックは時間を忘れて夢中になれるのでストレス解消にもなりますよね。それから天文あるあるですがカメラと望遠鏡をつなぐアタッチメントが多種多様すぎてどれがベストだったか忘れてしまいがちなのでスムーズな撮影のためには事前チェックは必須です。そうそう最近惑星カメラをデジカメの交換レンズに接続するアタッチメントを買ったのですがまだ試していませんでした。テスト撮影が終わったらブログで紹介したいと思います。
返信する

コメントを投稿