とてつもなく長い彩雲が現われたのは5月8日の夕方…
とあるスーパーで買い物を終えて駐車場で車に乗ろうとしたとき、ふと見上げた空に今まで見たことのない長~い虹色の雲が… え!? なにこれ、彩雲? 彩雲… か?
これまで見てきた彩雲のイメージとあまりにも違うので、これは彩雲以外の気象現象か?
と脳内で検索が始まったのですが、出た結論は「カテゴリーとしては彩雲である」でした。
彩雲は何度も見たことはあるので珍しい現象ではありませんが、フツーよく見る彩雲は一部分が虹色で、これほど長くて全体が虹色になっている状態は見たことがありません。
環水平アークも虹色の帯状の雲になりますが→photo、彩雲がこれほど長くなるのは、
めずらしいのではないでしょうか。
と、ここまではiPhoneで撮影した写真ですが、以下は自宅に戻って600mm望遠レンズで撮影した写真です。
今回の彩雲はどこを切り取っても虹色の帯が続きます。
層状になった虹色のグラデーションがとてもキレイです。
この部分の彩度が高くて、一番キレイに見えました。
そして極めつけはこのカーブの部分の色彩です。層状ではなくまるで水彩絵の具を混ぜたような、どことなくモネの絵画を思わせるような色合いでした。
時として空はどんな芸術家もマネできないようなアートを描き出します。きっとこれまでも数々の名作を生んできたことでしょうが、展示時間があまりにも短すぎるので多くの作品が知られないまま消えていったことでしょう。
不定期に開催される空の展覧会は今後も要チェックですね。
とあるスーパーで買い物を終えて駐車場で車に乗ろうとしたとき、ふと見上げた空に今まで見たことのない長~い虹色の雲が… え!? なにこれ、彩雲? 彩雲… か?
これまで見てきた彩雲のイメージとあまりにも違うので、これは彩雲以外の気象現象か?
と脳内で検索が始まったのですが、出た結論は「カテゴリーとしては彩雲である」でした。
彩雲は何度も見たことはあるので珍しい現象ではありませんが、フツーよく見る彩雲は一部分が虹色で、これほど長くて全体が虹色になっている状態は見たことがありません。
環水平アークも虹色の帯状の雲になりますが→photo、彩雲がこれほど長くなるのは、
めずらしいのではないでしょうか。
と、ここまではiPhoneで撮影した写真ですが、以下は自宅に戻って600mm望遠レンズで撮影した写真です。
今回の彩雲はどこを切り取っても虹色の帯が続きます。
層状になった虹色のグラデーションがとてもキレイです。
この部分の彩度が高くて、一番キレイに見えました。
そして極めつけはこのカーブの部分の色彩です。層状ではなくまるで水彩絵の具を混ぜたような、どことなくモネの絵画を思わせるような色合いでした。
時として空はどんな芸術家もマネできないようなアートを描き出します。きっとこれまでも数々の名作を生んできたことでしょうが、展示時間があまりにも短すぎるので多くの作品が知られないまま消えていったことでしょう。
不定期に開催される空の展覧会は今後も要チェックですね。
5/8(日)は何をしていたのか…思い出せないのはたいしたことはしていないからでしょうが,頭の上でこんなことが起きていたとは,見逃して残念でした!この手の光学気象現象は短時間のものが多いので,今回の彩雲は家に帰ってカメラを出すまで残っていたので結構長く見られたのでしょうね。冬場は彩雲ができやすい季節,あまり珍しい現象ではない方だと思っていたらこれはすごい現象です。昨日は内暈が出ていましたが,これも気をつけて見ておくべきと言うことですね。
こんばんは~、この雲はけっこう長い時間同じ場所に留まっていたようで帰宅後もまだ同じような形で残っていました。翌日月曜日の夕方に放送されたローカル情報番組の気象コーナーで「日曜の夕方に変わった雲を見た」という投稿がたくさん来ているということで解説を行っていました。気象予報士の説明では、「これはレンズ雲の一種で強風の吹くときに発生して同じ場所に留まる特徴があって気象衛星の写真にも写っていた」と衛星写真を見せながら解説していました。その衛星写真には秋保から大倉方面に伸びているゾウリムシみたいな雲が写っていたのでその雲だなと思いました。ただ、県内各地からの投稿写真はいわゆるレンズ雲ばかりで彩雲になっている写真は1枚もなくて、色がついて見えたという話もありませんでした。彩雲に見えたのはごく限られた地域だったのかもしれませんね。この彩雲を発見したときは手前のマンションがちょうどいい具合に太陽を遮っていたので、たまたまですが彩雲の色を見るにはベストポジションだったように思います。昨年11月のパリーアークに引き続いて、またしても見たことのない現象に遭遇してしまったので上空では何か気候的な変動が起きているのかな?と思ってしまいます。