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晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

P.S.T.撮影テスト

2010年12月28日 | 太陽
P.S.T.で太陽撮影のテストをしてみました。

撮影方法は以前うまくいかなかったToUcamでの撮影です。

今回はノートPCを屋内に入れてモニターに直射日光が
当たらないようにしています。

しか~し、どうも設定が決まらずプロミネンスが写りません。

結局、直焦点はあきらめて、とりあえずコリメートで撮影してみました

2010.12.27.11:16:25 P.S.T. NIKON D90 f28mm ISO200 F4.5 1/200

とりあえずは写りましたが、プロミネンスがほとんど出ていなかったので、
巨大プロミネンスが出たときに、再度テストしてみることにしましょう。

Sun Spot 1109

2010年09月27日 | 太陽
台風一過の日曜日は朝から見事な快晴!
…と言いたいところですが雲量は6~7です。

しか~し、太陽は顔を出しているので、
P.S.T.のファーストライト&黒点の撮影会決行です。

ではP.S.T.を太陽に向けてみることにしましょう。

ふむふむ、このP.S.T.はなかなか良く見えます。
付属のアイピースはそこそこ見えますがK20mmで見る
太陽はかなり小さいですねぇ~。

いろいろと試してみましたが、カサイのHC-Or12mmが
一番よく見えるような気がします。

ピントをじっくり合わせるとダークフィラメントも見えます。黒点の
まわりは磁力線のようになっているのも分かります。

コントラスト調整ダイヤルを左に回すと右端にあるプロミネンスが
よく見えるようになります。なかなかいい感じですね。

ではファーストライトはこのくらいにして黒点の撮影を始めましょう。
奥の望遠鏡が白色光用の6cm屈折です。(アストロ光学 F20)

これは小学4年生の時に買ってもらった望遠鏡ですが現役です。(笑)

Sun Spot 1109

2010.9.26 12:38 D60mm f1200mm アストロフィルター(ND5)
ToUcamProⅡ 1/1000 15fps 60sec 752frames

さて、P.S.T.ですが、屋外ではパソコンのモニターがよく見えないので
ピントあわせがうまくいかず、撮影は失敗しました。

直焦点での画角を確認できたことが唯一の収穫ですね。

P.S.T.での撮影はもう少し工夫が必要です。さらにテストを
重ねていくことにしましょう。


Sun Spot 1041.1042

2010年01月23日 | 太陽
年末に見えていたSun Spot1039がぐるりと回って
再び地球側に戻ってきました。blog→Sun Spot 1039

Sun Spot1039は、この時点からNew Spot1041となります。

この黒点、太陽の裏側でMクラスのフレアも起こしています。
movie→STEREO-B

けっこう元気なまま戻ってきたようです。

ということで、今日はSun Spot1041の様子をウォッチングしてみましょう。
ところが、朝は快晴だったのに昼間はずーっと曇天…、
午後3時を過ぎてやっと晴れました。

6cm屈折にアストロフィルターをつけて見てみると…、はて
Sun Spot1041ってこんな形だっけ?…、SOHOの映像と違うように
見えます。形が変化したのかな?今日も気流が悪いな~

と思った瞬間、ほひょ?、太陽の反対側にもう1組黒点があります。
あれ?…わゎ、こっちが1041だ。ということはさっきのは新しい黒点?

さっそく撮影です。

2010.01.23 15:43 BORG60 ソーラーフィルター ISO Lo1 1/4000

BORG60では良く写らないので今日は投影した太陽も写してみました。



2010.01.23 15:51 D60mm f1200mm NIKOND90 28mm 1/400

Sun Spot1042と名付けられたこの黒点はSOHOの最新画像にありました。

2組の黒点が現れるのは久しぶりの気がします。眠れる獅子も
ついにお目覚めとなるのか。それとも二度寝をしてしまうのか?

今後の太陽活動は要チェックですね。

Sun Spot 1040

2010年01月11日 | 太陽
太陽にやや大きな黒点が現れています。

2010.01.11 9:54 BORG60 ソーラーフィルター ISO200 1/4000

この黒点はSunSpot1040という番号が付けられていますが
12月16日頃に見られたSunSpot1035が太陽を一周して再び
表側に現れたものです。12/16blog→久しぶりの黒点

4枚コンポジット、画像処理

実はこの黒点、一周して再び現れたときは黒点が見あたらず
「黒点の死体」と称されていたのですが、それを聞いて奮起したのか
突如、復活して巨大黒点に成長したものです。成長する様子が
spaceweather.comに掲載されています。

January 7, 2010

2週間の旅行を終えて太陽の表側にSunspot1035が戻ってきました。
しかし、その場所には黒点がひとつも見あたりません。かつて、
太陽フレアを起こしたその活動域には、磁気の泡があるのみです。
これはいわば「黒点の死体」と言えるでしょう。

January 8, 2010

太陽黒点は復活しました: ちょうど昨日「死体」であると申告された
古くて腐食している太陽黒点1035は、更新された生命の兆候を示しています。

January 9, 2010

本日、太陽表面で活発な活動が見られました。
太陽黒点1040(太陽黒点1035)には太陽フレアを伴うひびが
見られます。今後、さらに活動を活発化する動きが感じられます。
数時間前にSOHO太陽観測衛星がC1-クラスの爆発を捕らえました:
image→SOHO
(白くチカチカ光っているところが太陽フレアを起こしているところです)


January 10, 2010

巨大黒点: 太陽黒点1040(通称古い太陽黒点1035)は再び成長して、
現在、地球より少なくとも4倍の大きさに成長しています。
SOHOimageの明滅比較は太陽黒点が過去24時間でどう膨張したか
を示しています。→image

さて、このゾンビ黒点は今後どのように推移するのでしょうか。
しばらくSunSpot 1040に注目することにしましょう。

Sun Spot 1039

2010年01月02日 | 太陽
新年あけましておめでとうございます。

いつも、このブログを見てくださっているみなさん、
本当にありがとうございます。今年もたま~に
アップしていきますので、よろしくお願いします。

さて、今年は冬将軍が大暴れしたお正月…
仙台は吹雪の元旦となり、部分月食もみることが
できませんでした。

2日になって太陽が顔を出したものの、暴風は続いています。
さて、年末に現れた太陽黒点はどうなったのでしょう?

さっそく双眼鏡で見てみると…、

ほう、ほぼ同じ大きさの黒点が2つ見えます。
では、撮影してみましょう。今日は30cm反射に
アストロフィルターを付けて撮影です。

まずは眼視で確認…、わお、ピントが不安定です。
強風のため、ピントリングをぐりぐり動かして
いるかのように焦点が移動します。

とりあえず撮影です。

2010.01.02.10:58 WHITEY DOB30 D90 ISO800 1/200

この黒点の大きさはどのくらいでしょうか。

こちらは12月31日のSOHO画像、地球とほぼ同じ大きさのようです。

そしてこちらが最新SOHO画像、

SOHO MDI Continuum 2010.1.2.1:00(JST)

この頃の太陽を見ると、やっと目覚めたように見えますが、
どうでしょうか? 2010年の太陽活動に注目しましょう。

久しぶりの黒点

2009年12月16日 | 太陽
現在、太陽に大きな黒点が現れています。

2009.12.16.12:25 BORG60 ソーラーフィルター D50 ISO200 1/4000


BORG60 ソーラーフィルター D50 ISO200 1/4000(トリミング)

この黒点が発生したのは12月14日15時(JST)頃、
わずか2日でこの大きさに成長したようです。→ growing rapidly

この黒点、とても大きく見えますが、SOHOの写真を見ると、
実は細かい黒点の集合体であることが分かります。

急激に成長する活発な黒点ですが、「これが太陽活動極小期
の終わりを告げる黒点だ!」…とは、まだ言えないようです。

しかし、今後の大きな活動の前触れになるかもしれないと
予想されています。

さて、この黒点、明日はさらに大きくなって肉眼黒点となって
いるのでしょうか? 明日の太陽に注目しましょう!