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晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

金星と土星の接近

2007年07月01日 | 金星
昨日と今日、夕方の空で金星と土星が接近しました。
いつもの星見ポイントに行って金星を探しましたが、雲の中です。

カメラをBORG望遠鏡にセットして待つこと数分、
薄雲を通して金星と土星が見えてきました。

中心で明るく輝いているのが金星、その右上に輝いているのが土星です。
金星は-4.5等級、土星は0,7等級。

土星の右下には8.4等級のタイタンが写っていました。
この後も雲が晴れることはなく、10分後には完全に見えなくなりました。

こちらは雲間の木星

明日からはまた梅雨空が続くようです。

月と金星の接近

2007年06月18日 | 金星
6月18日は今年6回目の月と金星の接近日です。
梅雨空でさすがに6月は見られないだろうと思っていたのですが
なんと、まだ梅雨入りしていません。まったくの予想外です。

薄雲がありましたが、見えました。

金星はまもなく最大光度に達します。少々の薄雲には負けません。

もう少し近づいたら、もっと見ごたえがあるのになあ~‥などと考えながら
見ていたら、ふと1989年12月2日の金星食のことを思い出しました。

金星が月のすぐそばにあるだけなのになんて美しいのだろう‥と 
えらく感動した覚えがあります。あの時以来、金星食は見てないなあ‥

地球照もきれいに見えました。

さて、来月も月と金星の接近があります。条件はかなり悪くなるので
見るのは難しいでしょうね。
その前に金星が最大光度になるので昼間の金星さがしに挑戦してみることにしましょう。

月と金星の接近

2007年05月22日 | 金星
5月20日は月と金星の5回目の接近デーでした。
きれいに晴れ上がりなかなかの眺めとなりました。

しかも高度を上げてきた水星も見えています。

水星は太陽に近いため高度も上がらずなかなか見ることができません。
夕方と明け方の短い時間しか見えないため金星より見ることが難しい惑星です。
そのため、昔は夕方見える水星と明け方見える水星は別の星と思われていて
宵の水星にはヘルメス、明けの水星にはアポロンと名前が付けられていたほどです。

水星は6月2日の東方最大離角に向けて日没時の高度を上げてきますが
等級が下がるので暗くなります。ちなみに20日は-0.6等級ですが
6月2日は0.5等級になってしまいます。見やすい時期は今月末までかな?
さあ、あなたは水星を見ることができるでしょうか?

さて、見慣れた感じのする月と金星の接近ですが
夕空で並ぶ光景はやはりきれいですね。
1月から毎月見られた月と金星の接近は7月で見納めとなります。
6月と7月は特にきれいな接近となりますので
お見逃しなく!と言っても天気しだいですけどね‥。

三日月と金星の接近

2007年04月20日 | 金星
今日の天気予報は午後から曇り。
夕方は無理かなと思っていたのですが何とか見えそうです。
まだ空は明るいのですが今のうちに撮影しておきましょう。

2007.4.20 18:11 NIKON D50 18mm 1/160sec F3.4
鉄塔の上のほうに三日月が見えています。金星はまだ見えていません‥
と思ったらもう見えています。月の左下の方にありました。

青空の中にある金星は白く輝いています。
あたりが暗くなると金星は名前のとおり金色に変化していきます。

空色が群青色に変わったあたりが一番きれいだと思うのですがみなさんはいかがでしょうか?
夜の帳が下りると金星の存在感は一段と増してきます。

今でも十分明るい金星ですが、夕方見える金星が一番明るくなるのは7月12日です。
光度は-4.5等 昼間でも青空の中にその姿を見ることができます。
7月になったら昼間見える金星をさがしてみましょう。
*今日の月は月齢3.0ですが、正確には三日月ではなく四日月です。
 旧暦では新月の日(月齢0)を一日(ついたち)とします。
 月齢1.0の日が二日月で月齢2.0の日が三日月となります。
 ですから昨日のほそーい月が本当の三日月なのです。