夜空を横切る人工衛星は何回も見ていますが、あのような衛星を見たのは
後にも先にもあの時の一度だけです。それは、とても不思議な衛星でした。
そう、あれは…2007年2月24日の深夜のことです。
正確には日付が変わった25日の1時ころ、夜空チェックのために
庭に出て南の空を見ると…、空には春の星座がきれいに見えていました。
ほほう、もうすぐ春がやってきますね~、などと思いながら夜空を見ていると
突然、飛行機の衝突防止灯のようなフラッシュライトが目にとびこんできました。
はて?こんな時間に飛行機ですか…、深夜の貨物便かな?…と思った瞬間、
フラッシュライトは見えなくなり、静かな夜空が広がっています。
あれ~飛行機が消えたぞ…。確かに見えたのだが……、
お!光った!…、ほひゃ消えた……、あ!また光った!…、何かが光っています。
驚くべきことは位置が変わっていないこと。同じ場所でフラッシュしています。
人工衛星?…、こんな夜中に見えるはずは…、静止衛星?…、
こんなに明るくフラッシュする?自問自答が続きます。なんだろう?、
とにかく撮影です。

2007年2月25日01時03分 NIKON D50 18mm F3.5 30sec
おっと、広角すぎて写っていません。ズームアップです。

2007年2月25日01時04分 NIKON D50 105mm F6 30sec
下の方にかすかにに写っていました。なんと移動しています!
肉眼では同じ位置に見えましたが、ゆっくり動いています。
さらにズームアップです。

2007年2月25日01時13分 NIKON D50 200mm F6.5 30sec
苦節10分、なんとか画面中央に入りました。ふう、
さて、これは何でしょう?、規則的に発光しています。移動速度は…
この写真の対角が約8°なので30秒で約0.5°くらいでしょうか。
ふ~む、低軌道をまわっている衛星ではないですね~。かなり高々度のようです。
この発光は衛星の回転による太陽光の反射と考えるのが妥当のようです。
長時間露出で撮影してみました。

2007年2月25日01時26分 NIKON D50 200mm F6.5 130sec
こちらの写真はトリミングしてあります。
この写真からも分かりますが衛星が移動してもフラッシュの
強さが全く変っていません。
さて、この衛星の正体を調べるために、あらゆるサテライト・トラッカーで
調べたのですが、この衛星に相当するものは見つかりませんでした。
宇宙を漂う巨大デブリなのか、それとも極秘の宇宙ステーションなのか、
謎の閃光衛星は正確にフラッシュしながら南東の方へと移動していきました。
その後、再び姿を現すことは今のところありませんが、いつかまた現れるかも…
後にも先にもあの時の一度だけです。それは、とても不思議な衛星でした。
そう、あれは…2007年2月24日の深夜のことです。
正確には日付が変わった25日の1時ころ、夜空チェックのために
庭に出て南の空を見ると…、空には春の星座がきれいに見えていました。
ほほう、もうすぐ春がやってきますね~、などと思いながら夜空を見ていると
突然、飛行機の衝突防止灯のようなフラッシュライトが目にとびこんできました。
はて?こんな時間に飛行機ですか…、深夜の貨物便かな?…と思った瞬間、
フラッシュライトは見えなくなり、静かな夜空が広がっています。
あれ~飛行機が消えたぞ…。確かに見えたのだが……、
お!光った!…、ほひゃ消えた……、あ!また光った!…、何かが光っています。
驚くべきことは位置が変わっていないこと。同じ場所でフラッシュしています。
人工衛星?…、こんな夜中に見えるはずは…、静止衛星?…、
こんなに明るくフラッシュする?自問自答が続きます。なんだろう?、
とにかく撮影です。

2007年2月25日01時03分 NIKON D50 18mm F3.5 30sec
おっと、広角すぎて写っていません。ズームアップです。

2007年2月25日01時04分 NIKON D50 105mm F6 30sec
下の方にかすかにに写っていました。なんと移動しています!
肉眼では同じ位置に見えましたが、ゆっくり動いています。
さらにズームアップです。

2007年2月25日01時13分 NIKON D50 200mm F6.5 30sec
苦節10分、なんとか画面中央に入りました。ふう、
さて、これは何でしょう?、規則的に発光しています。移動速度は…
この写真の対角が約8°なので30秒で約0.5°くらいでしょうか。
ふ~む、低軌道をまわっている衛星ではないですね~。かなり高々度のようです。
この発光は衛星の回転による太陽光の反射と考えるのが妥当のようです。
長時間露出で撮影してみました。

2007年2月25日01時26分 NIKON D50 200mm F6.5 130sec
こちらの写真はトリミングしてあります。
この写真からも分かりますが衛星が移動してもフラッシュの
強さが全く変っていません。
さて、この衛星の正体を調べるために、あらゆるサテライト・トラッカーで
調べたのですが、この衛星に相当するものは見つかりませんでした。
宇宙を漂う巨大デブリなのか、それとも極秘の宇宙ステーションなのか、
謎の閃光衛星は正確にフラッシュしながら南東の方へと移動していきました。
その後、再び姿を現すことは今のところありませんが、いつかまた現れるかも…