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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

2015の年末にギアチェンジ

2015年12月18日 | 町医者診言

                 

 FRBが金融危機のあと7年にわたり続けてきた実質的なゼロ金利政策を解除し、政策金利を9年半ぶりに引き上げると発表した。この方針転換が意味することは経済に疎い私にはよく分からないが、よく分かっていると自負する人や専門家と言われている人の見方も多様で、今後の展開の予想は難しいようだ。

 経済に疎くてもお金の動きには思惑が関与するので、臨床医の私にも感覚的な予測は可能だ。金利の大きいところにお金が向かうのは自然で、ドルが強くなるだろう。強くなり方がどれだけ実態に即しているかが問題だが、ジョーカーが躍り出ている大統領候補選びを見ていると判断は慎重にならざるを得ない。政治には常軌を逸した人物が出てくることがあり油断が出来ない。私には共和党候補ではフロリダ知事だったブッシュがまともに見えるのだが、トランプにお前なんか泡沫候補だと無茶苦茶言われてしまっている。まさかとは思うが、ジョーカーを引かないで欲しいと願う。

 よくは分からないがイエレンの判断は妥当で、良い効果があると素朴に考える。生き延びてゆくには動かなければならないし、アメリカを叩く本が多く出版されているが強さは平均よりも上澄みと中間層で決まるので、アメリカはまだまだ強いと思うからだ。

 MRJがまたまた納入期を延長した。どのような理由があるにしても、これでは商売に負ける。反省し過ぎることはない。 

 スアレスがハットトリックを決めた、常軌を逸した噛みつき男でも、此奴はダントツのストライカーなのだ。 

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