駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

はや梅雨入り

2023年05月31日 | 世の中

               

 

 今朝は小雨、新聞を取りに出た時は肌寒かった。一昨日梅雨入り、例年より十日ほど早い。三日連続の雨で青空が恋しい。朝夕は気温が低く地球温暖化、本当かいなと思ってしまう。尤もユーチューブでアメリカトラック野郎を見ると夏の日差しに青空が広がりアメリカ中西部には夏が来ているようだ。

 買い物にはさほど行かないが、週一二回は外食をするので物価上昇を実感する。だいたい15-20%高くなっている。株ばかり上がり、昇給は物価上昇に追いつかない。生活が苦しくなった人が多いはずなのに、不満の声はあまり聞こえない。庶民には大人しい人が多いらしい。庶民でない人達はユーチューブで世相を一刀両断しているのだが、庶民を代弁する人は少数だ。

 ウクライナ戦争に米中対立そして半導体不足に地球温暖化と世界は不穏で分断と格差が広がっている。私には株価予想に熱弁をふるう人達がずれて見えてしまう。

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当然とは言え、遅い

2023年05月30日 | スポーツ

               

 

 サッカー日本代表に私が強く推していた古橋享吾がようやく戻ってくる。古橋が日本代表の選考段階で活躍できなかったのは、森保監督が彼を生かせなかったからだ。スコットランドリーグはレベルが低いなどと言って古橋を呼ばなかったのは問題だった。どうも外野席から言われたから、意固地になって呼ばなかったように思える。旗手も古橋同様に推していたのだが、旗手の場合は生かせなかった部分もあるが、旗手側にも問題があった。旗手はトップフォワードではないので、周りと合わせる動きが必要なのだがそれが足りなかった。

 いづれにしてもデッドマールクラマーさんに直に教えを受けたことのあるサッカーセミプロ評論家の私が推す二人が日本代表に復帰したのは良かった。森保君には古橋はを生かす戦術を取るようにお願いする。

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武士は食わねど高楊枝

2023年05月29日 | 小考

          

 

 江戸時代には士農工商という身分制度があったように教えられたが、現在ではそれは明治の初めの変革を誤って捉えたものと訂正されているようだ。士農工商が教えられ始めたのは明治から百年も経っていない、それこそ文久元治慶応生まれの爺さんや婆さんが生きていた頃のはずなのに、なぜそのように教えられたのだろう。分かりやすい成程と思わせられる説明だったからだろうか。

 しばしば歴史は勝者の記録であると言われるが、出来事の見方は立場によって個性によって変わるので歴史は一筋縄では捉えられないようだ。

 士農工商は事実とは異なった身分制度であったとしても、得心しやすいものであったのは間違いなさそうだ。武士と農民が上で商が最下位というのはどこからか湧き出す民の不満を和らげるのにいくらか有用だったようにも見える。尤も平成令和と武士は絶滅危惧種になってしまった。

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ホリエモンを見付けた

2023年05月28日 | 人物、男

            

 

 ホリエモンという人が居る。ネット上にチャンネルを持ち色々な評論家専門家と対談して或いは独自に成る程という見方考え方を発信している。視野が広く頭の回転が速く、鋭い指摘も多い。中には違和感のある意見もあるが科学的で結構柔軟で、際物とは違う。

 何故ホリエモンが世の中の広範囲のことに鋭い分析が出来、あちこち私のような高齢者に違和感を感じさせるかというと、この人には道徳感覚が乏しく美的感覚が低くタブーが殆どないからだと診断する。ものを考える時障害となるものが殆どなく効率と利潤を追求してゆくから、素早く絡繰りを理解できるのだろうと思う。

 道徳感や審美眼を一つの手がかりとして生きてきた人間にはちょっとついて行けないと感じるところがあるのだが、道徳感や審美眼が迅速柔軟な思考の妨げになっている部分があると気付かされる。

 

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アメリカ、デフォルトに陥る期限迫る

2023年05月27日 | 世界

              

 

 アメリカにデフォルトの危機が迫っている。アメリカ政府には債務(借金)に上限が設けられている。政府はやたらと借金をしてはならないという国民感情があるのだ。これを引き上げるにはその都度議会の承認が必要なのだが、野党(共和党)がそれに反対している。もし債務が認められないと国(政府)は支払いができないという大変な事態になってしまう。

 もし日本で野党が債務による支払いを妨げようとしたら、マスコミも国民も野党を叩きに叩くだろう。政府の首が回らなくなって支払いが滞れば、迷惑するのは国民と債務には節度が必要という原則原理よりも都合が優先されるからだ。尤も実際に債務不履行になっては困るので、バイデン苛めの駆け引きの材料に使われているのが実態らしい。たとえ苛め脅しの材料としても日本では考えられないことだ。

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