駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

心にゆとりを

2022年09月30日 | 身辺記

           

 

 もともと気が長い方ではなく、どちらかといえばせっかちで滞ると内心イラつく方だったのだが、この頃我慢の限度が下がった。年を取るとのんびりして気が長くなる人も居るようだが、私は逆だ。患者さんも年を取ってゆかれるので当然のことだが、耳の遠い患者さんが増えた。マスクをしていて声がこもるせいもあるが、一回で質問が聞き取ってもらえないことが多くなった。大きな声を出さなければならない。大声を出し続けると疲れてしまう。

 一度に一つのことしかできなくなった。数年前までは、受付からの電話に答えながら診察している患者さんのことを頭に置いておけたのだが、今は中断されると振り出しに戻ってしまう。

 

 

 空いている時はまどろっこしくてもあとがつかえていないので良いが、混んでいる時は手間取ると遅れ遅れになって待合室が一杯で座れなくなってしまう。10月半ばから新しいコロナワクチンやインフルエンザワクチンも始まるし忙しい季節になるので、心にゆとりをもってできるだけイライラしないで急がず遅れず診察してゆかねばと思っている。できるかなあ。

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風力発電現場

2022年09月29日 | 世の中

            

 

 ユーチューブで風力発電設置工事現場を見た。見ているだけで足がすくむ足場のない高所で命綱一本で作業する人達を見て凄いと感心した。とても自分にはできそうにない。一体どういう神経の持ち主なんだろう。作業リーダーが風力発電でいくらかでも世の中の役に立てればと思っていると言っていた。

 高所作業をする人を何人か知っているが、出しゃばらずつべこべ言わずどちらかというと理系の感じがするといった共通点がある。何百人も知っているわけではないので、それが危険な作業をする人に共通した特徴とは言えないかもしれないが、危険な作業をする人達には何か共通した性格というか能力がある気がする。

 一時自分探しとか自己実現が大切という風潮があったけれども世の中というか社会はいろいろな持ち分を果たすことで支えあって成り立っているわけで、それを忘れては元も子もないと思う。

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これからと、最終メンバー選考

2022年09月28日 | 小考

            

 

 葬儀の方法で国が分断されるというのは前代未聞だ。勿論、いつでも少数の反対者は居るものだが、今回は反対者の方が多かったので分断され、それでも力で強行された。何故、現首相の浅慮が直接の原因だが大本には元首相の強い敵愾心があったと思う。敵愾心からこんな人達と人を差別しては分断されてしまう。国葬を適切でないという人達が同じ轍を踏まないで敵愾心を煽ることなく民主的に分断を回避する道を探ることを願う。

 

 森保ジャパン、エクアドル戦はまずまずの戦いだった。後半のメンバーで最初からやれば勝てたと思う。もっと早いパスを、パスを受けてから一秒以上考えては駄目、瞬時の判断が必須。

 最終メンバーは権田 シュミット 川島 酒井 吉田 富安 長友 谷口 中山 山根 板倉 遠藤 森田 原口 鎌田 伊東 堂安 古橋 三苫 浅野 上田 久保 前田 田中 相馬 旗手で決まりだ。南野と柴崎は敢えて外した、外せば迷わない。

 森保は閃きが乏しくさほど高く評価していないが、地道で打たれ強いところは買う。

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変わる世の中

2022年09月27日 | 世の中

             

 

 何十年も駅前の医院で診療していると微妙にわずかだが世の中が変化しているのが分かる。まず家族の形が変わってきた。お互いに干渉しないと言えば聞こえはいいが、同居しているのに別居しているような親子が増えてきた。お爺さんの方に多いのだが、何を食べているかちゃんと薬が飲めているのかなど息子さんや嫁さんが知らないことが結構ある。お婆さんの方がやや意思疎通が良いようで娘さんとは情報が共有されていることが多い。注意しても聞かない嫌がる、じゃあほおっておこうになるようだ。

 意外かもしれないが家族間の結びつきは海外の方が強く良好に見える。これはユーチューブからの情報だからどれほど正確かは分からないが、そうした印象がある。勿論、国によって差があると思うがドライな国の印象のアメリカも家族間の結びつきは結構強く、仕事よりも家族の行事を優先しても問題ないようだ。日本でも田舎に行けば家族の結び付きはまだ強いのかもしれない。

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線状降水帯禍

2022年09月26日 | 自然

            

 

 線状降水帯が昔からあった異常降雨現象なのかどうか知らないが、被害にあってしまった。大被害ではないが、一昨日昨日と泥水の後始末をした。老夫婦には大変な負担だった。何処から来たのか小石枯草棒切れが家を取り囲んでいた。一度水に浸かると駄目になるものが結構沢山ある。ダンボールや工作用の木材など損害額はさほどでなくても後始末に困る。

 何十年に一度という降水量だったようだが、勘弁してほしい。なんでもない普通の日常が如何に有難いか身に染みて感じている。

コメント (2)
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