goo blog サービス終了のお知らせ 

駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

パンドラの箱を開けた

2025年04月08日 | 世界
          


 トランプ関税発表直後、証券アナリストの多くは米株価は下がるが日本株の下げは大きくない、35000円で底だなど色々勝手なことを言っていた。ところが、株価は下げ続けて大きく下落した。一体どこが専門家なのだろう。確かに明日のことはわからないのだが、わからなさにも専門性があると思っていたがトランプが相手では考えても分からないということか。
 トランプの関税は単なる脅しで、米株価下落を気にするから実際には高い関税は掛けないと言われていたが、現実は株価暴落もなんのそのしばらくすれば回復する我慢しろと突っ走っている。
 トランプ自身は意図も予期もしていなかったと思うが、パンドラの箱を開けてしまった。アメリカには頼れないアメリカは信用できないというパラダイムシフトが起き始めている。日本の政治家も経済人もまだそこまでは考えていないようだが、カナダ、メキシコ、ヨーローッパの動きはアメリカ抜きを考え始めている。アメリカ国内でもトランプ支持派対トランプ支持やめた派と元々非支持派で分裂が起き始めている。外からご注意申し上げたいが、トランプを支持しようとしまいとトランプは格差を拡大する。トランプがもたらした世界的混乱に日本はどう対処するか、石破ではなく日本人の鼎の軽重が問われている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にわカナダ

2025年03月15日 | 世界
           


 第51番目の州になれ、何だとふざけるなという悪ふざけのような言動から深刻な摩擦が生まれ経済戦争になろうとしている。
 一体カナダはどんなところとにわかに興味を持ち少し調べている。バンクーバー、カルガリー、トロント、オタワ、ケベック、プリンスエドワード島、ノバスコシアくらいは直ぐ思い浮かぶが、肝心の中心に広がる大平原アルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州については殆んど知識がない。ウイニペグは小麦の集散地と習った記憶がある、しかしそれもウイニペグという独特の響きから憶えているだけだ。
 カナダは世界第二位の国土の広さを誇るのだが、人口はカルフォルニア州と同程度の四千万人でアメリカの九分の一だ。その大部分がアメリカ国境から200km以内のところに住んでいる。まあ、それも当然、緯度が高いので冬の厳しさは半端でなく内陸のアルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州はー20Cは当たり前、時にはー40Cになる土地が大半なのだ。短いところで四か月長い所では半年が冬、耐寒能がないと住みにくいというか住めない。実際に日本の倍の広さのサスカチュワン州には百二十万人しか住んでおらず、1.7人/km2の人口密度なのだ。
 これからもう少し調べてみたい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひらがなは便利

2025年03月12日 | 世界
              


 誰がひらがなを考え付いたか、まあ一人の人物が考え出したわけではないようだが、平仮名と漢字がよんどころなく共存している日本語の言語能力(そういう捉え方があるかどうか知らないが)は高いと感じる。と言っても日本語以外では英語がほぼ不自由なく使え、ドイツ語は辞書があれば読めた、フランス語がほんの少しわかる程度で、たくさんの言葉が使えるわけではない。
 日本語は平仮名があるおかげで聞き取れれば辞書ですぐ意味が分かる。尤も、訛りがあると手こずる。それが英語ドイツ語フランス語になると、聞き取れても綴りが分からないことが結構あり困る。
 NBC CBC BBCなどを見ていると時々分からない単語が出てくる。文脈から予想は付くのだが辞書を引いて確認している。ところが予想する綴りで出てこないことが時々あって困惑する。デビステイトはdevistateでないのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カナダは黙っていない

2025年03月07日 | 世界
           


 トランプにコケにされたカナダの首相トルドーがアメリカの属国扱いに正面から反撃に出た。アメリカに送っている電気を停止するぞ、アメリカからの輸入品に関税を掛け返すと言明した。カナダを通して密輸されていると非難された麻薬の取り締まりはきちんとやっていると反論した。LNGなどエネルギー資源をアジア向けに輸出する道を探り始めた。強そうで実は臆病な(アメリカのコメンテイターの表現)トランプは怯んで譲歩すると言い出している。
 アメリカが最強国と言っても自分の都合ばかりをゴリ押ししては、隣国友好国も黙ってはいないことが明らかになった。
 変化が必要と感じアメリカ国民はトランプを選んだようだが、トランプ流の変化の中身には支持者からも異論が出てくるだろう。株価が下がり物価高に歯止めがかからない。上手く行かないことは他人のせいにするトランプ大統領だが、この行き詰まりは言い抜けられまい。プーチン習近平と手を握ろうとするかもしれないが、二人はトランプ以上のタフネゴシエイター、アメリカに有利な取引は無理だろう。世界に有益な取引ができるとは思えない。当初は二年と予想したが半年でトランプ人気は凋落しトランプ政権は躓くと予見する
 日本政府には落ち着いて怯むことなく賢明に対応していただきたい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BappaShotaで垣間見る世界

2025年02月22日 | 世界
            


 バッパショータ(BappaShota)という世界を旅するユーチューバーが居る。謎のアラサー男で、世界のあらゆるところに出没し、現地からユーチューブのリポートを送ってくれている。
 多くの人は半径ニ十キロほどの小さな生活圏に暮らし、年に一二度国内旅行数年に一度海外旅行に行くような生活をされている。生涯海外はおろか津軽海峡を渡ったことがない関門海峡を越えたことがない人もおられるだろう。それでも地球は丸く、世界にはアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、、ブラジル、インド、ロシア、中国、台湾・・という国があることは知っておられるはずだ。テレビニュースや映画で得た情報で何となくどんな国かというイメージも持っておられるだろう。しかしそうした情報は限られているし言葉も分からないので、よく知っているつもりのアメリカも庶民の生活や地方の町や田舎暮らしは実際のところはよくわからないし、ましてパラグアイ、ブルガリア、カザフスタン・・など名前だけしか知らない国も多いと思う。バッパショータはそうした国々を旅し現地からの映像を動画にして送ってくれている。勿論、バッパショータのユーチューブにも何某かのバイアスはあるが、新聞テレビでは分からない現地の情報を伝えてくれる。
 他にも数多い海外在住の日本人のユーチューブがあり、現地の様子を送ってくれている。おそらく、遠い国に住むと日本が懐かしく、ユーチューブを通じでどこか日本と繋がっていたいという気持ちがある様子だ。
 ユーチューブは玉石塵混淆だが、上手に選べば海外を知る大きな一つの手立てになると思う
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする