駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

魔物の権力を使いこなす人

2015年12月11日 | 町医者診言

           

 今朝は寒くはなかったが強い雨風で裾を濡らして出てきた。雲が厚く車はヘッドライトを点灯し、まるで夕方のような暗さだった。一番困る嫌な天候だ。

 猫に小判や豚に真珠ならよいが、**に刃物が一番困るというか恐ろしい。**まで行かなくとも儂は権力者儂が正しいと言う人は怖い。なんだか水爆を所有しようとしている人が近所に居るらしい。マジかよと言いたくなるが、マジのようなので心底恐ろしい。

 そこまで行かなくても、目的達成のためには手段を選ばず、正確には手段を巧みに選び一兆円などと切りの良い数字を持ち出す方も居られる。全ては選挙(権力維持)のためのようにも見える。どうも権力を使いこなすには並みの感覚では難しいようで、出自から来るのか何か選ばれ託されたような感覚が必要なのかも知れない。

 幸い市井の臨床医には普通並みの感覚が求められるようで、私には向いている仕事だ。たかだか三代目だが売り家と書く羽目にならずに済んでいる。  

コメント
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