駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

ベッキー美しい

2016年09月30日 | 町医者診言

                

 今朝は、秋な忘れそ、とばかりに秋風が吹きまくっていた。相変わらずの曇り空なのが残念だが、涼しくなるのは歓迎だ。

 ベッキーが宝島の広告に出るらしい(宝島もやるもんだ)。まだ正式な写真は見ていないが、ネットニュースの写真は美しい。ベッキーに罪と落ち度があるにせよ、不公平なマスコミの叩きようには納得できないものがあった。心機一転強く賢く生きて欲しいと願う。おじさんは応援しているぞ。

 人生のリカバリーショットをと挫折からの立ち直りを支援するようなことを言いながら、人の不幸は蜜の味と叩くマスコミには辟易だが、それを好む読者にも問題はあるだろう。叩いても自分が浮き上がることはできないと思う。碁が趣味だった将棋の升田さんがヘボ碁打ちを打てば打つほど沈む杭のようだとからかっていた。

 豊洲の盛り土問題の責任の所在は不明と特急で報告が出た。つい八十年前のいつか来た道が連綿と続いている。一体石原以降男共は何をしていたのだろう。果たして小池知事がどこまで踏み込めるか、注目応援している。東京五輪会場見直しでスポーツ界から猛反発と報じられている。五輪は錦の御旗ではあるまい。国民の応援を願うなら、スポーツ界以外の声をきちんと聴く必要がある。儲けようとする人達の影響をできるだけ排除した判断が望まれる。

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果たして九州の女性は

2016年09月29日 | 人生

          

 友人医師N氏の息子さんは研修医で上司の指示で鹿児島に出張することになった。心穏やかでないのが息子さんの彼女で九州の女性の中に行かせては危険?、どうしてもついて行くと言い出して聞かない。ところが彼女の両親は籍も入っていない娘が二人暮らしをするのは相成らんと大反対。

 やむを得ず急遽、結婚させることになったんだよとN氏は他になにか心づもりがあったか単に一寸早いと思っているのか、浮かぬ顔で息子さんどうしているという私の質問に答えたことだ。

 よく九州男児と言うが、女性の方も負けず積極果敢な方が多いらしい?!。九州も七県あって広いので一塊に扱われてはかなわんかも知れないが、熊本鹿児島というと特にそういう感じがする。はたして薩摩おごじょというのはどんな女性達なのだろう。

 残念ながら患者さんの中には福岡宮崎大分長崎出身の女性は居られても、鹿児島熊本の方はおられない。

 氏育ちにはどの地方というのも含まれるだろう。通り一遍に決めつけるのは行き過ぎに感じるが、何かどこかに育った土地の香りが人にはあると思う。

 ちなみに最近グアテマラのコーヒーに填まっている、当たるとちょいと地味な香りではあるが最高に美味しい。ここのグアテマラコーヒーは旨かった(写真於イーハトーブ)。

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ヒラリーVSトランプ、第一ラウンド

2016年09月28日 | 小考

 

 今朝は曇っていてやや暑さが和らいだが、歩くと汗ばんでしまう。暑さ寒さも彼岸まではもう死語になりつつある。秋分が過ぎ、ほら涼しくなったと言う母の声が懐かしい。

 ヒラリーとトランプの討論のほんの一部を見て、それについての論評を少し読んだ。ヒラリー氏は落ち着き余裕を持ってトランプの問題点を浮き彫りにしたが、トランプ氏には暴言を控えたせいかいつもの勢いがなくスタミナ不足などと単発的な難癖を付けるだけに終わったようだ。10対9でヒラリーのラウンドと判定できる。

 討論の内容ではヒラリー氏が優勢だったが、ではそれがただちに支持に結びつくかに付いては保留した論評が多かった。好き嫌いや肌合いといった感覚が物を言う選挙では、しばしば論理的な内容よりも、たとえ演じられた物であっても好印象を勝ち取った方が票に結びつくからだろう。

 ブログを書くようになって、政治に関心を持ち続けてきたが、何というかどうしようもない進歩のない世界の気もしてきている。諦め放り出すわけではないが、なんでこんな人がと思う人がしゃしゃり出てくる。利害のせめぎ合う世界では双方が納得できる解決は難しく、巧みな扇動がしばしば支持を取り付けるようだ。

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新幹線に斑の紐

2016年09月27日 | 自然

  

 東海道新幹線の座席の肘掛けに蛇がまつわりついていたというニュースを見た。発見したのは若い女性乗客だったようで、さぞかし肝を冷やされただろう。浜松駅に臨時停車し警察官が捕獲したようだが、人的被害はなく遅れも大きなものではなかったようだ。後続列車にどのような遅れの説明がされたのだろう。正直に蛇が出ましてとは言わなかっただろう。

 30cm程のニシキヘビだったらしいが、一体何処から紛れ込んだのか、蛇に聞いてみたいものだ。悪質な悪戯や秘密で搬送中に逃げた可能性もないではない。シャーロックホームズに謎を解いて欲しい。

 恐らく駅の引き込み線に停車中に紛れ込んだ可能性が高いと思うが、定かではない。動物たちも季節外れの暑さで勘が狂っているのは確かだと思う。

 警察官も大変なお仕事の割に感謝敬意が払われることが少なく同情する。動物の捕獲に呼び出されて大変だなあと思う。父親や友人のG氏などは蛇が平気で、ニシキヘビの尻尾をつかまえて引っ張ったりするが、殆どの人は苦手大嫌い恐ろしいと思われると思う。警察官も人の子、蛇なんて平気という人ばかりではあるまい。

 尤も、地球では人間の事情が最優先されるが、厄介者扱いの蛇にしてみれば生まれてきたら異常気象のコンクリートジャングルで滅茶苦茶住みにくく、とぐろを巻いて蛇にも一票と言いたい心境だろう。

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遅い東京特許許可局

2016年09月26日 | 世界

        

 先日電車に備え付けの雑誌で、懐かしい電磁誘導を応用した発明の記事を読んだ。生物学者?の福岡伸一さんが書いた記事で、定期券などかざすだけで情報を読み取るカードにフレミング右手の法則を応用した発明が使われていると教えてくれた。磁界の中を導体がよぎると電力が発生するので、電池を入れておかなくてもカードの回路を動かす電力が得られる訳だ。

 これは私のような素人でも直ぐなーるほどと分かる応用で、そのせいか発明者の特許申請が認められるまで十六年を要し、特許が認められた時には大手電機メーカーで量産され、億単位の人がその便利さを享受していた。発明された方、名前は失念、はその巨利に見合う20億円の特許侵害の代償を求める訴訟を起こされたが、敗訴に終わったようだ。ノーベル賞の中村先生の青色ダイオードと何処がどう違うのかよく分からないが、ちょっと異なった結果になった。

 福岡さんはかざすだけで読み取るカードにそういう発明が使われていると紹介するだけで、遅い特許の認可や裁判が敗訴に終わったことには特別なコメントはしていない。コメントにはいろいろな方面からの反発も予想されるので控えたのかも知れない。

 東京特許許可局は早口言葉の定番なのだがどうも仕事は早いというわけではないらしい。なぜこのような結果になったのか、微妙なことだがオリジナリティというかユニークさで僅かな不足があり、技術者なら僅かなヒントで誰でも思いつける発明だったからではないかとも思う。会社という組織は利益に関しては恐ろしく敏感で、すれすれで特許を逃れる工夫をしていたに違いない。どうも高校物理を理解していれば二秒でわかる思いつきには敬意が払われないらしい?。尤もライジオイムノアッセイやPCR法なども原理は十五秒ほどで分かるので、オリジナリティに対する感覚が欧米とは違うのかも知れない。上記は私の憶測で、的外れの可能性もある。

 電波や磁力線は目に見えない、しかしなんとまあ現代社会を動かす巨大な力であることか。

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