駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

虫の音が聞こえ始めた

2024年09月19日 | 爺の呟き
             


 残暑まだ厳しいが、夜になると虫の声が微かに聞こえるようになった。秋の涼しさは遠い感じがするのだが、虫たちは何をもって出番が来たと判断するのだろう。
 ドロドロした争いは好まないので興味を失いつつあるが、総裁選絡みの見出しが目に入ってくる。権力争いというのは綺麗ごとでは済まないようで、永田町ではこうした争いが生きがいのような取り巻きが秋の虫のように蠢き始めている。同じ党の候補者を攻撃し貶す見出しが躍っている。利権が絡むせいかこの熱量の大きさが自民党の強さの根源かもしれない。唯、声が大きければ正しいわけでもないし決めつけは短絡に過ぎないことが多いと申し上げておきたい。
 そこへ行くと代表選挙は怪しい応援団が居ないせいか、熱量が欠けるように見える。何としても隠蔽誤魔化す政治を一掃するために立憲には頑張って戴きたい。
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爺さんの感想

2024年09月16日 | 爺の呟き
             


 NHK討論で総裁候補と代表候補の所信を聞いた。短いものだが、十分選択の手掛かりになる。
 総裁候補はやはりというか、石破、高市、河野、小泉、林に目が留まった。上川は論外、加藤は埒外、小林は弱く、茂木は失礼だが風采が上がらない。
 石破は存在感があり筋が通って意外に現実的な印象だが、自民党体質が不足し党内人気はないのが分かる。高市は主張が際立ちはっきりして笑顔を作るが実は強権的な感じがする。河野はきちんと政策を理解している様子だが、会話力が足りず隙間を埋める温かみを感じない。小泉は理解力知識が多少足りない印象だが強さを感じた。林はバランスが取れ常識があり人間的な魅力があるが、胆力はどうなんだろうと感じた。
 代表は枝野は主張には同感するが、人間味がやや足りない感じがする。野田は茫洋として包容力はありそうだが、間違えた過去がちらついてしまう。泉は気のいいお兄さんなのは分かるが、実績がもう一つだし騙されそうだ。吉田は理解と主張が斑で経験不足の感じが否めない。
 マスコミとユーチューブの報道情報には意図的で偏ったものが多い。石破が煙たいと感じている自民党の息を感じる。小泉を馬鹿という人が居るが少なくともそういう人よりはうんと賢く、彼には強さと魅力がある。高市には強烈で声が大きいファンが居るが、笑顔の裏に強権的で怖い一面があるのが余り伝えられていない。河野はブロックで嫌われるが、有能で理解力はあり叩かれるほど強権的ではない。林は有能でバランスが取れ包容力もあると思うが、それを嫌う人達が居て評価が低く報道されている。
 代表は言い過ぎだが不毛の選択、仲間に辛すぎるのはいただけない。野党体質からの脱却が一番求められる。
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現代の幇間

2024年09月06日 | 爺の呟き
           

 地上波テレビをほとんど見ないので、ネットに漏れ出た情報が主だが、テレビのコメンテーターというのは半分以上まあ三分の二が幇間のように見える。要するにスポンサーの意に反することを言わない意を伺う人達で構成されている。
 ネットの情報にも問題があり多様で偏見に満ちたものが多いのだが、こちらは受け身ではなく選択し吟味し検証し評定できるのでより真実に近いものを知ることができる。
 そうして分かってくるのが、資本主義が民主主義を侵食して弊害がでてきたのが二十一世紀問題だということだ。自民党が幅広くまとまれるのは思想でなく利潤を求心力にしているからで、野党がまとまれないのは思想にこだわるからだ。
 一人一票の民主主義も行きつく先は権力で権力によって社会は取り廻される。どのように運用させるかまで力が及ばない人は寄らば大樹と動いてしまう。
 単純すぎる爺の感想だが、弊害を減らすには選手交代が有効と考える。圧勝した森保ジャパンも選手交代が功を奏した。
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二十一世紀まで生きて

2024年09月02日 | 爺の呟き
          

 世紀末には退廃的で暗いイメージがあるが、世紀初頭には楽観的で明るいイメージがあり、期待していたのだが21世紀は僅か十数年で停滞し始め明るく前進する雰囲気は霧散し、後ろを振り返りつつ俯いて歩むことになった。成程コンピューターは進歩し電子情報管理が人間世界を席巻したが、人間は変われず齟齬が生じた。人間が変わるには十世代つまり300年くらいは掛かると思う。どのように変わるかそこに平和と幸せがあるか分からない。まさかとは思うが遺伝子操作で半世紀後には変わっているかもしれない。
 小学校の卒業式、校長先生は21世紀まで生きる君たちと呼びかけられた。先生、21世紀まで生きましたがと報告の言葉に詰まる。
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雨は十分

2024年08月28日 | 爺の呟き
           

 まだ八月なのに雨が多い。台風の影響もあるかもしれないがこの十日ばかり晴れの日が少なく曇りがちで雨の日が多い。暑さが和らぐのは有難いが夏の名残りの青空を見たい。
 最近、JRが雨でしばしば運航停止になる。今までこれほどの頻度ではなかったと記憶する。災害があると不意打ちを食らったように被害が大きく、被害が出ると今度は過剰に?予防するという繰り返しをしているのではないか。データに基づいて適切な対応をしているか科学的に検証する必要がある。
 災害利権があるとすればどうしようもなくこの国の病は重い。しかし重くても放置はできない、絡んだのを誤魔化し隠蔽する議員は選挙で振い落とそう。
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