駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

自作ホットドックがヒット

2020年09月14日 | 旨い物

         

 

 ホットドッグは早食い競争があるくらいでアメリカのソウルフードと言ってよいほどの食べ物だが、意外なことに日本では中々口にできない。東京大阪にはあるかもしれないが、地方都市ではホットドックやホットドック用のパンをパン屋で売っていない。それでも、ホットドックが無性に食べたくなり、ホットドックもどきを八つ切りイギリス食パンで作り、友人達と山の掘立小屋で食べた。

 非常に評判がよく、工夫した甲斐があった。何といってももち豚のソーセージを使ったのが良かった。ピクルスと玉ねぎのみじん切りに粒辛子とケチャップを少々挟んで巻いただけだが、茹でたてのソーセージのプリプリした歯ごたえが何とも言えず美味しかった。挟むのは辛子だけという通?もいるだろうが、粒辛子ピクルス玉ねぎのみじん切りに少量のケチャップがお勧めだ。

 なぜホットドック用のパンを売っていないのか不思議だ。パン屋にはフランスパンと食パンの他に凝った菓子パンが数多く並んでいるがホットドックやホットドック用のパンがない。ドック用のパンは一本七、八十円では儲からないしあまり売れないのだろうか。完成品のホットドックはソーセージが茹でたでないと美味しくないので店頭の商品としては扱いにくいのだろうか。自分で料理をする男どもが増えたと思うので、ぜひホットドック用パンを扱ってほしい。

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以外に旨いズッキーニ

2020年08月27日 | 旨い物

             

 

 野菜には野菜の美味しさがあるのだが、美味しさというより独特の歯応えで最近登場回数が増えたのがズッキーニだ。丼ものの中では天丼が好きで、並をよく注文するのだが胡瓜のようで胡瓜でないズッキーニが混じっている。ズッキーニは米国由来で大味なのだが淡白で以外にこれが天丼に合うのだ。

 ズッキーニの他にエッグプラント(ナス)という大きいばかりでもう一つ良い使い道がない米国由来の茄子があるがこれも和風に何か良い使い道があるのではないか。すでに何かに使われていて私が知らないだけかもしれないが、どこかの誰かが工夫してうまい調理法を考えてほしい。

 それと並みの天丼の海老は上や特上に比べて小振りなのだが、密かにこれはお得と思っている。というのは海老は小振りの方が旨いとまでは言わないが大振りと比べて決して引けを取らないのだ。だからいつも並みを注文するわけではないが、お得感がこれまた美味しいのだ。

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シンプルな物は以外に難しい

2020年04月13日 | 旨い物

         

 

 久しぶりにサンドイッチを作った。大抵美味しく出来るのだが、今回は手抜かりがなかったわりにもう一つで絶賛の声がなかった。原因は分かっている。パンがもう一つだったのだ。いつもRという五年ほど前、駅への通り道に出来たパン屋の食パンを使ってきた。試しに買った食パンが香ばしく美味しかったので、サンドイッチを作るならここのパンと決めていたのだ。このお店、美味しいパンを焼く割には客足はもう一つで、大丈夫かなと一寸心配している。

 アラフォー固太りのお兄さんが一人で切り盛りしている。駐車場が一台しかない、無愛想ではないが無口でいかついので慣れないと恐い感じがする。値上げをしないで頑張っているのだが僅かに味が落ちた。しかもどこかにパンを納めるようになり、午前中一時間ばかり店を閉めるようになってしまった。パン屋は激戦だから苦戦しているようで心配だ。

 食べ物屋には看板娘が居た方がよく、これで客の入りが違ってくる。別に美人の必要はなく感じが良ければいいのだ。おじさんでも愛想が良ければうんと違うと思う。確か最初の頃は奥さんが店に出ていたのだが、子育てか他の仕事で働いているのか、いつの間にか見かけなくなった。

 いつも思うのだが食べ物屋は激戦の職種だと思う。なかなか十年続かない。逆に言うと十年続けば大丈夫とも言えそうだ。

 サンドイッチのパンは美味しくなければいけないのだが、美味し過ぎるというか特徴があって目立ちすぎても困る。歯ごたえも大切で硬すぎず柔らかすぎずパサつかずと注文が多くなる。サンドイッチは簡単そうで意外と難しい。

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美味しいコーヒーの入れ方?

2020年02月26日 | 旨い物

              

 

 旨いコーヒーとの出会いは少ない。旨いコーヒーを出すレストランは一流と折り紙を付けられる。

 いつも仕事場ではインスタントのネスコーヒーを飲んでいる。あれこれ飲み比べ結局ネスに落ち着いた。自宅では女房が買ってくる一人分用ドリップ式のを時々飲む程度だ。趣味の仲間との会合ではF氏がいつも美味しいコーヒーを入れてくれる。彼は豆は自分で挽いた方がいいと言う。スクリュー式の機械は熱が発生するので良くない、手回し機の方が良いというので、その気になって手回しの機械を購入(以外に廉価で1800円)した。ネットで市内のコーヒー豆販売店を調べ、褒めてあった新規のコーヒー豆店に行き、エチオピアとモカを200g(100gでよかった)ずつ買ってきた。結構な値段で、コーヒー豆挽き機が二台買えるほどした。ところが、香りはまずまずなのに、全然美味しくない。コンビニやドリップ式の既製品の方がよほど美味しい。

 あなた全部飲みなさいと言われ、仕方なく二日に一杯コーヒーらしくない煎じ薬のようなコーヒーを飲んでいる。どうも豆が良くなかったようだ。美味しい豆に辿り着くには時間が掛かりそうだ。一体誰がネットの情報を書いたのだろう、新規開店だから応援して?褒めたのだろうか。三十代とおぼしき店主は若い女性客には親切だったが私には無愛想で、職人気質なのか客あしらいはもう一つだった。思い入れの強い商品としても単価が高く、さして美味しくもなく(私には)店の前途は多難の感じがした。

 今度はちょっと遠いがH先生お勧めのコーヒー豆店へ行ってみよう。実はH先生も美味しい自動のコーヒー入れ機を教えてくれたのだが、あんまり高いので二の足を踏んだのだ。私はどちらかと言えば紅茶党なので踏み切れなかった。良いコーヒー豆を見付け、何とか旨いコーヒーが入れられるようになって、女房に頼まれるようになりたい。

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ご飯の硬さ

2020年02月05日 | 旨い物

              

 

 硬めのご飯が好きだったのだが、暮れに胃疾患でしばらく全粥を食べざるを得なくなり、柔らかご飯を食べた。これもなかなか旨いということに気が付いた。勿論、間食を禁じられ空腹のせいで余計に美味しく感じられたということはあると思うが、お米の旨さを再認識した。柔らかくても美味しい。

 ご飯の硬さの好みは恐らく家庭の味と言うことと思う。私の母親は庄屋の出なのだが、硬めのご飯を炊いていたのだ。山小屋仲間のM氏は私の作る食事のご飯が硬いとぶつぶつ言っていたが、この頃は硬い飯の旨さに目覚めたようで、嫁の飯より硬いが旨いと言うようになった。もう十年以上月に一度私の作る昼飯を食べてきたので、硬い飯の旨さが分かってきたようだ。

 ご飯の硬さには色々好みはあるだろうが、日本米はどう炊いても美味しいということになりそうだ。銘柄による違いもありそうで、北海道の銘柄は少し柔らかめが美味しいように思う。私に付き合って全粥を食べた妻はご飯ですよが手放せなくなってしまった。海苔鮭はご飯の旨さを引き立たせる名脇役のようだ。

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一枚板のテーブルの向こうに

2020年01月12日 | 旨い物

          

 

 一枚板のテーブルや机には不思議な魅力がある。唯、大きなテーブルや机には大木が必要で値段は張る。

 馴染みの地中海料理の店が移転した。シェフはまだ三十代後半で若く、最初の店は16席ばかりの小体な店だったのだが、リーゾナブルな値段で旨いのでこの三年ほどは中々予約が取れないほど繁盛していた。オープンキッチンにシェフ一人フロアに女性が一人で切り盛りしていて、よく頑張れるなあと見ていた。誰がどのように誘ったのか、シェフも移転を考えていたのか、二キロほど西の町外れに移転した。もともと東の町外れだったので繁華街を一跨ぎした形になる。例外もあるが街は東が高く西が低いことが多く、旧武士の街から旧遊郭の街に移動したことになる。百年以上昔のことだから今はそんな面影はないようでそうでもなく、今も年寄り連中には東が上?の感覚があるようだ。医師会館は東にあるのだが、二十年ほど前狭いので移そうとしたらここを離れてはならぬと言うお年寄りの医師が多く立ち消えになったくらいだ。元々土地の人間でない私は驚いた記憶がある、気位という底流は脈々と流れているようだ。

 まあ、レストランにそんな街並みがどう関係するかよくわからないが、移転後も最初から繁盛している。従業員一人の繁盛するレストランが六年あまりでどの程度の蓄財が出来たか不明だが、今度の店のテーブルは一枚板の立派なものだ。お値段は二割増し程度のリーゾナブルを維持している。客席は倍ぐらいに増え、従業員はキッチンが二人フロアが二人と四倍に増えている。この繁盛の具合なら、シェフは妥協せず自分の料理を追求具現していけるだろう。若いが頑固で妥協しない感じのシェフだが、開店早々からの客である私を大事にしてくれるのは嬉しい。これからも月一くらい食べに来たい。勿論、定番もあるがメニューは僅かづつだが変化して飽きさせない。

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丼物が好き、中でも天丼

2019年12月16日 | 旨い物

             

 

 遠い昔、新婚の頃思わぬ見入りがあった時、思い切ってフレンチレストランへ入ったことがある。何せ千円以上の物は食べたことがない学生生活を送っていたので、会計の時覚悟はしていたが眼が点になった。今では時々は高級店に入ることもあるが、カードで払うせいか万を超えてもこんなものかなとサインしてしまっている。勿論、高級店は最近は野菜まで何処の何とかという物を出すようになって美味しいと思うが、旨いとは感じない。私の中では旨いは安いとセットになっていて、二千円以上だとそのスイッチが入らない。そうしたことと関係があるのか丼物が好きだ。残念ながら鰻丼は値段的に高級になって旨いから美味しいに格上げされてしまった。幸い鮪丼は未だ辛うじて丼物のレパートリーに入っている。何丼が好きかと言われれば、中華丼天津丼エビチリ丼カツ丼ソースカツ丼親子丼玉子丼他人丼鮪丼狐丼焼き肉丼牛丼豚丼・・あるうちで天丼が一番好きだ。なぜかはよくわからないが、ご飯との相性が良く種に変化があるせいだろうか。

 どういうわけかさして違わない材料費だと思うが定食が丼になると二三割は安い。飯と上物が渾然一体となりタレが適当にご飯に滲みており、がさつにむしゃむしゃ食べても注意されないのが旨い理由ではないかと思う。唯、丼物はデートには向かない。古女房であれば問題ないが、「えーと」と何を話そうかとどぎまぎする相手と一緒に食べるのには間が持たない。

 天丼はカツ丼などに比べて店の差が大きいように思う。お値段は同じようでも何というかどことなく品が良い物から丼なもんだというような一寸くどい物まで色々だ。どちらも好きで、カレーと同じで残したいほど不味い天丼は滅多にない。申し訳ないが牛丼に比べるとチェーン店の天丼はややレベルが低く、年に一度急いでるときに食べる程度でもう一つの印象だ。衣がもう二つで、美味しく揚げるのには余程の訓練が必要なようだ。

 

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ワインの深奥

2019年11月24日 | 旨い物

             


 アルコールには強くなく、外で時々飲む程度だ。それでもワイン会なるものに入れて貰い、二ヶ月に一度ばかりこれはピノだね、一寸まだ若い、ブルゴーニュは難しいなどの講釈を聞きながらお相伴をしている。どうしてワインはこれほど微細な議論の対象になっているのだろう。フランスの食文化が深く関わっていると思われるが、今では世界中でワインが生産され世界中にワイン通がわんさかと居て、あれこれ言いながら飲まれている。日本酒も昔から辛口甘口吟醸大吟醸お燗冷酒・・・などが有り、全国に千を超す蔵元があるが、ワイン程には細かい議論はないように思う。勿論、利き酒という言葉がある位だから日本酒好きの人の間では相当の品評があるのだろう。唯、ワインほどには年代土地品種気候・・などの複雑な絡みはなさそうだ。これには異論もありそうだが、口から入る飲食物でワインほど講釈の対象になるものはないのではないか。何と言ってもソムリエという職業があって、ソムリエのコンクールまである位だから。

 ワイン大好き蘊蓄の塊の同業者が何人か居て、一生掛かっても飲めない量のワインを特大のクーラーの中に貯蔵している。そして、その優秀な頭脳にしこたまワインの知識を貯め込んでいる。病膏肓に入ったと見ていたのだが、その内の一人に先日会ったら、何があったかワイン止めましたというので驚いた。ええっとびっくりしたが、世の中色々の事情があるので、なぜとは聞かなかった。

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ワシントンの屋台料理

2019年10月15日 | 旨い物

           


 昨夜寝ぼけ眼でNHKBSの料理ルポ番組を見た。アメリカの首都ワシントンでは世界各国の郷土料理の屋台が昼飯時になると数百軒並ぶと報告していた。およそ、四十か国の郷土料理ランチが、現地からの移民によって提供されている。祖母に教わったというオリジナルなものから、アメリカ風というか現代風にアレンジしたものまで、900円から1400円くらいで提供されている。それを政府関係者や会社で働く人が買いに来る。ネットでは各店舗の評価が点数化されており、それを参考にしているという人も多いようだった。ちょっとボリュームは多いがどれも美味しそうで、あれこれ各国の料理を手軽に楽しめるワシントンの人達が羨ましかった。

 トランプはメキシコをぼろくそに言って壁を作っているがタコスは好きらしく旨そうに食べている。イラン出身のお兄さんはイランへの偏見をなくすために、イラン料理を広げるのだと目の色を変えていた。トランプが意地悪をしようとアメリカは移民でできた国だし、中でも首都ワシントンは懐が深くニューヨークに負けない人種のるつぼなのだ。その多様性が危うく怪しいアメリカの転覆を防いでいるようにも見える。分裂して戦火を交えた旧ユーゴのボスニアセルビアの人達もアメリカに住み着けば互いを認めにこやかに話をしていた。

 東京にも世界各国のランチ屋台が霞が関国会周辺にできないものだろうか。警視庁に許可を出すように菅さん辺りから一言欲しい。

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食べる楽しみは尽きない

2019年09月03日 | 旨い物

         


 どこの国の料理が一番旨いかなどという比較は難しいし意味もないが、どこの何が旨いあそこのあれが旨いというのは楽しく尽きぬ話題だ。各国の旨い料理が食べられるという点では東京は抜きんでているようだ。勿論、本場には本場の空気があるから、本場とそのまま比べることはできないだろうが、僅かな日本的なアレンジが有効に働いて本場に負けない旨さが味わえるらしい。

 私の偏見かもしれないが私には東欧南米の料理はあまり口に合わない。美味しいと思っても、これは旨いとまではゆかない。勿論、食べ尽くしたわけではないから一齧りでの感想に過ぎない。おそらく食べるために生きている人が少ないのではないかと思う。南米ではないがメキシコ料理は高く評価する人も多く、一度はこれは旨いというメキシコ料理に巡り合いたい。

 旨い日本料理の三羽烏と言えば、異論はあるかもしれないが鮨、鰻、蕎麦としたもんだ。私はどれも好きなのだが、どうしてもお値打ち感がないと感激が薄れるのだ。鮨はお好みを食べれば福沢先生のお出ましになるし、鰻も庶民の食べ物とは言い難いお値段になった。蕎麦だけがまずまずのお値段で美味しいものが頂ける。そのせいもあって週に一回くらい食べる。さいわい三軒ばかりお気に入りの店があって、その時の気分でどれかに入っている。東京には更科、藪、砂場と三系統あるようだが(私は藪が好き)、当地でもいくつか系統がある。ざるが旨い店、天麩羅そばの旨い店とちょっとずつ違うのが面白い。中に天丼のない店がある。これが困る。私ほど蕎麦好きでない家内は毎回蕎麦では嫌がるのだ。天麩羅は得意のはずなので、ちょっと飯を炊くだけじゃないかと思うのだが、何かこだわりがあるらしい。幸いうどんはあるので、関西の出の家内はうどんを注文することが多い。

 鮨、蕎麦、鰻の調理法は誰が考え出したのか、おそらく数多い料理人が関わった少しづつの改良だろうとは思う。最初は瓢箪から駒だったのだろうが、それを見逃さなかったは旨いもの大好き魂があったせいに違いない。。

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