駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

私が大変

2022年10月06日 | 医療

             

 

 今朝は冷たい雨が降っている。夏の気配は消え失せ、本格的な秋なのだ。裾が濡れてちょっと辛い。風邪を引かないように注意しなければ。

 時々痩せ細り一人では歩けなくなった夫を診察に連れてきて、私が大変なので入院させてくれと言う妻が居る。昔と違い、今はそう簡単に入院させてくれない。勿論、病院によって違いがあり中には十日程度なら入院させてくれるところもある。それでも脱水などが補正され急性の病態が否定されると老人病院や施設に転院あるいは入所させられることになる。それで経済的な負担はあっても妻の精神肉体的負担は軽減されるのでまずまずということのようだ。夫の意向は尊重されないというか忖度されないことも多い。きっと嫌だなあからああいいよまで、色々あるだろう。

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施政方針演説を読んで

2022年10月05日 | 政治経済

         

 

 岸田首相の施政方針演説を読んだ。厳しい意見を聞く姿勢にこそ、政治家岸田文雄の原点があると言われるが、国葬には反対する人の方が多かったことが自覚されていない。旧統一教会に対する反省も浅く決別宣言もない。党内の厳しい意見ではなく国民の厳しい意見を聞いていただきたい。経済政策では低賃金円安物価高の原因分析が乏しく取り組みの殆どが対症療法に留まっている。新しい資本主義も安倍菅政権との整合性が説明できておらず、木に竹を継いでゆくのか、言葉を新しくしたのか分からない。すべての国民を尊重し差別を解消する姿勢がなくては構造的な賃上げも成長のための投資と改革も実現実効は難しいのではと感じた。防衛は危機感から装備をエスカレートすれば済む話ではなく、首相の言われる通り近隣諸国と対話を重ね太い外交路を築いて主導的に武力衝突を避けていただきたい。

 なぜ息子を秘書官にするのか、どのような必然性があるのか。乱心と諫める側近は居ないのだろうか?。国会軽視で閣議に閉じ籠ることのないように首相外交と留守勝ちにしないようにお願いしたい。

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コーエン兄弟の作風

2022年10月04日 | 映画

          

 

 この数か月、ネットで映画とテレビ映画を見ている。外国のテレビ映画は映画に負けず面白い。刑事モースを全部見てしまったので、今度はファーゴを見た。映画のファーゴを見ていたので、テレビ映画のファーゴはどうだろうかと思って見始めた。思いがけぬ展開に次はどうなると固唾を飲まされて面白いのだがどうも微かに後味が悪い。コーエン兄弟の映画はバートンフィンク、ファーゴ、ノーカントリーの三本しか見ていないが、面白く惹きつけられるけれどもどこかに不協和音というか嫌な感じがある。それは不条理ですよなどと解説されるのかもしれないが、残虐不気味で底知れぬ悪者と石頭の愚かな上司が出てきてやり切れない。こんな人達を相手にしたらとても勝てないと感じた。刑事モースやミレニアムなどにも残酷な場面出てくるのだが、ファーゴほどの軋むような不快感はない。ファーゴの残酷さは執拗で救いがなく異様に感じた。

 ミネソタがコーエン兄弟の作品を歓迎しているかどうか知らないが、ミネソタの風土と季節(特に冬)が作品と分かちがたく結びついている。雪の一本道が脳裏に焼き付けられてしまう。抜群に面白いが楽しかったとは簡単には言えない作品だと書いておこう。

 

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秋の日曜日

2022年10月03日 | 世の中

          

 

 十万億土の風が吹いたか、円楽次いでアントニオ猪木・・と続けて亡くなった。私などはまだ先代の円楽の印象が強く、亡くなった円楽さんはようやく覚えたくらいだったのに早過ぎる。もう少し笑わせて欲しかった。闘魂猪木、モハメッドアリとの試合をはっきり覚えている。不死身のような気がしていたが稀な難病で亡くなった。笑点もプロレスも私の中では終止符が打たれた。

 NHK討論を9時15分過ぎから見た。四つの方針で取り組む、しっかりやると言葉だけで終わらせては食い込みが足りない。円安、物価高、上がらぬ賃金、低下する日本の科学力・・綻びに絆創膏を張ってそれが対策と言われても納得できない。なぜそうなったか、原因を考えなければ根本的な対策は打てない。目先の不安と不満に小手先対応し将来の夢を語るだけでは問題は改善しない。NHKの司会進行には不満だ。難しいのは分かるが、とても国民から料金を徴収してやっている重い責任を果たしているとは言えない。

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中国大陸大全

2022年10月02日 | 世界

             

 

 この二年近くテレビ以上にユーチューブを見てきた。中身は玉石混淆だし個人の好みもあるから評価は難しいがマスコミでは知り得ない情報が溢れている。中には子供の成長や家族の様子など、ある程度プライバシーを公開して海外の情報を伝えているものもある。外国語は英語しか分からないが、航空機、船舶、鉄道、米軍の生活などテレビでは中々知ることが出来ない情報も見聞きできる。

 世界のあらゆるところで日本人が暮らしており、そうした人達のユーチューブ情報で知らなかった世界の生活を知ることが出来る。当たり前と言えば当たり前かもしれないが、どの国にも日常生活があるのが良くわかる。

 何で見付けたか良く憶えていないが、日本在住の中国女性ヤンチャンのユーチュブに魅せられ一年以上見てきた。中国の現在の生活を直に楽しく伝えている。ヤンチャンは四川省出身のアラサーで日本にきて11年になる。一橋大学大学院を修了した才媛だ。最初はこの人本当に中国人と思ったほど日本語が流暢で外見も可愛いらしい。

 日本人が中国に対して抱いている印象や知識は欧米に比べ偏り量も少ないと思う。日中国交正常化五十年、私は田中角栄周恩来の共同声明調印式を憶えているが、この五十年で中国がどれほど変わったかを良く理解していなかった。この二十年ほどの中国報道は政治経済の偏光したフィルターが掛かったものが多く、私もその影響を受けていた。それがヤンチャンのユーチューブを見ることでかなり補正補充できた感じがする。そのヤンチャンが中国大陸大全という本を出した。中国は日本の二十六倍の国土と三千年の歴史を持つ、共産主義も歴史を断ち切ることは出来ない、広く奥深い中国大陸の片鱗を地域の特徴特性から楽しく教えてくれる好著だ。

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