駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

内政干渉ではない、女性の力を

2020年05月31日 | 小考

           

 

 周金平とトランプ、最悪のコンビが世界一二位の強国の社長と親分というのだから、悪夢のような現実が新型コロナで苦しむ世界を覆っている。第二次世界大戦後最大の難題を前にどうすればいいか、自分に分かるわけがないと思うのは間違いとだけは申し上げたい。様々な情報を集めてそれぞれの知恵を絞りたい。英語や中国語が話せなくても、高度の科学知識がなくても誰にも生きてゆく知恵はある。自分で自分も考えなけれ、明日への道は開けないのは確かだと申し上げたい。

 偉そうに響くかもしれないが、考えなければ生き延びられない。勿論、考えれば上手くいくわけではないが、考えなければ行き止まってしまう。どうしても考えられなければ感じるだけでもよいと思う。

 新型コロナ対策が功を奏したように国民と首長と西村君の手柄を横取りしようとする首相が居るが、実はアジア諸国では新型コロナ流行は欧米に比べれば格段に低く抑えられており、韓国の死者数は日本よりも少ない。山中教授のようにファクターXがあるのではという仮説を立てている医師もいるが、まだまだ新型コロナの実態は不明の部分が多く、政治的な思惑からの発言に惑わされてはならない。

 自分の非を転嫁して非難されると米中はすぐ内政干渉と屁理屈を持ち出すが、どれだけ米中が世界各国に内政干渉をしているか、私利国利に目が眩んだ目を閉じて反省させたい。

 今ほど女性リーダーが求められている時代はないと思う。台湾、ドイツ、ニュージーランドに学びたい。何もリーダーである必要はない。女性は善人などとは言わないが、女性の愛する者を助ける知恵と力を発揮してほしい。

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三密だが三ないもある

2020年05月30日 | 人生

        

 

 K氏は中年になってからの友人だが、馬が合い親友になった。彼は十年程のサラリーマン生活後小さい会社を経営していたのだが、昨年息子に譲り今は悠々自適の生活をされている。

 サラリーマン時代に麻雀とゴルフを習わされ、ゴルフは並だが麻雀は小遣いがいらないほどの腕前になったそうだ。二十年ばかり週に四、五日麻雀をやる生活を続けたが五十を境に止めたという。小遣い稼ぎにはなったが、そうしたお金は身に付かず負けた人に奢ってやったり、競馬競輪に使ったりしてしまったという。家庭をあんまり顧みず、どうもよくはなかったというのが氏の感想だ。

 麻雀や競馬競輪などやりそうに見えないのでその話を聞いた時には驚いた。私も学生の時には麻雀を多少やったが、雀鬼には敵わず大負けはしていないが小負けをした方で、どうやって勝つのかと聞いたところ、よく観察して色々憶えておくのだそうだ。特殊な才能だと思うが絵のように記憶するのだという。

 K氏は穏やかな人で競馬や競輪も熱くはならず少しやった程度というのはそうだろうなという印象だが、麻雀が強かったとは意外な気がした。K氏は非常に顔が広く、人の好き嫌いが少なく自然に人をよく観察している印象だ。そういう人は麻雀が強いのだろうか?。接待掛け麻雀で辞職した黒川氏も人付き合いが良いらしくそこはK氏に似ているようだ。しかし10万負けたとハイヤーの中でぼやいていたそうだから腕前はたいしたことはないらしい。

 何となく不健康なイメージある麻雀のために書いておきたいのだが高齢間では三密でも掛けない飲まない吸わないの三ない麻雀が認知防止のために結構やられるようになっている。当院の患者さんにも三ない麻雀を楽しむ高齢者が何人か居られる。子供や高齢者は掛けなくても楽しめる優れたゲームと思う。

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花の色は

2020年05月29日 | 世の中

              

 

 凄く色っぽい女性と言えば若くして亡くなったAさん、今も時々聞き手で見かけるIさんが思い浮かぶ。実際に見たことはないが、四半世紀前テレビの画面を通してではあるがその色香に痺れた記憶がある。放送関係の仕事に就いているから美しく色っぽい女性に慣れているはずの男性司会者がどぎまぎしていた。

 しかし、今は昔、失礼で余計な憶測になるが世間一般的にはハッピーエバーアフターとはならなかったようで、蕩けるような色香は平凡な幸せに結びつきにくい印象がある。花の色は移りにけるないたづらに我が身世にふる眺めせしまには真実のようである。

 なぜか、謙虚になれないから嫉妬があるから・・、よく分からないが目が眩むのは異性だけでなく己もなのかもしれない。

 さて男の場合は。愛知県の大村知事が大阪府の吉村知事とやり合っているようだが、よく見るとイケメンの吉村知事に比べると大村知事は申し上げにくいが醜男で、絶賛されるイケメンに妬いているのかねと言いたくなる。

 色男は金と力はないと言われ、醜男は金と力に恵まれるようだが、世に例外は多く、まあ色々あるようだ。

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料理 画 猫 本 花 製パン

2020年05月28日 | 小験

            

 

 猫はやや減っている感じもあるが、僅かな検索結果の印象でブログに多い題材を挙げてみた。この頃は孫引きを時々する程度で、ネットサーフィンはしなくなっているので、どこまで当たっているかは定かではない。音というか音楽は、ブログ情報としてはやや不向きで、音源提供ブログは少ないようだ。音情報は時間を取り、音楽となると一目で分からないので動画サイトに行くようだ。動物ではワンちゃんも健闘している。

 女性の書き手が多い、半々くらい?、ので、女性が好む題材が多いような気もする。政治的な発言が中心のものはやや男性が多いようだ。長く続いているブログも多く、その影響で自分も続けられて来た気もする。日常生活で会う人達とは、ブログほど込み入った会話をすることは少なく、ブログから成る程あるいはそういう見方もあるかと教えられることも多い。

 料理は素人が多いのだがパンはプロの人のブログも多い。製パンとブログは相性が良いのかもしれない。

 時々孫引きをするので、お気に入りのあるブログは役に立つ、たどり着いてこんな人も居られるのだと勇気づけられることもある。ちなみに私のお気に入りに掲げてある中で四人の方には実際にお会いしたこともあり、瓢箪から出た「駅前糸脈」が世界を広げてくれた。

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マルクスと言っても

2020年05月27日 | 人物、男

            

 

 マルクスガブリエルという新進気鋭の哲学者が居る。思想界に疎い私でも今どき哲学者と減少危惧学者のように感じるが、NHKで二回ほど特集が組まれたので知るようになった。

 果たして哲学が今の時代に多くの人、特に本を読まない若者を引きつけるだろうかと疑問に思うのだが、マルクス氏は若く見た目も気難しくなく軽い乗りの多弁で映像に向いており成る程人気が出るだろうなという感じの人だ。その主張は世界は存在しないという私にはよく分からないものなのだが、柔軟友好的で攻撃的な感じはしない。流石哲学者というか何についても淀みなく見解解説を披瀝してゆく。高々一二%しか分からないがトータルな統合的な世界などというものはないという主張らしく、神のごとく全部分かったなどと言い出す哲学には与しないらしい。

 当たり前のようだが、若いので今までの哲学を学びそこから新しい考え方理解を提示しているようだ。私にはちんぷんかんぷんなので外見や話し方断片的な主張から印象を語るしかない。ドイツ人なのだが英語を母国語のように話す。英語だけでなく日本語は駄目らしいが数カ国語を流暢に話せるようで、語学の天才でもあるようだ。多彩な分野の人国文化に興味があるようで、壁を作らず気軽に出かけてゆくので視野は広い。

 まあ哲学というのはこの世に生まれてここは何処私は誰、なぜどうすればと誰もが一度は疑問に思う問題に答えようとする難解な学問なので、簡単に分かるわけはないのだが、世界は存在しないってどういうことと聞き耳を立てたくなる。

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