町を歩いていてあれ親父に似た人が居ると思うとショウウインドウに写っている自分だったりする。顔はどちらかといえば母親似なのだが、歩き方や体つきが親父に似ているので、よく似た人がいると勘違いしてしまう。
ああ、自分も年を取ったと自覚するのだが、自分と同い年の頃の親を思い出すと、どうしても親の方が年上というか大人だったと感じる。これは私だけの感覚だろうか。父や母も祖父や祖母に対してそんな気持ちを持っていたのだろうか。
五十年前の百年前の大人を知らないので断言はできないが、何となく周りを見渡すと現代人は年を取ってもどうも成熟していかない人種が多いのではないかと思えてしまう。
成熟する前に惚けてしまうのも遺憾な話だ。この辺りのことをもう少し考えてみたい。本が書けるほどの内容ある問題で手に余りそうだが、年を取りながら年を取ることを考えてゆきたい。
ああ、自分も年を取ったと自覚するのだが、自分と同い年の頃の親を思い出すと、どうしても親の方が年上というか大人だったと感じる。これは私だけの感覚だろうか。父や母も祖父や祖母に対してそんな気持ちを持っていたのだろうか。
五十年前の百年前の大人を知らないので断言はできないが、何となく周りを見渡すと現代人は年を取ってもどうも成熟していかない人種が多いのではないかと思えてしまう。
成熟する前に惚けてしまうのも遺憾な話だ。この辺りのことをもう少し考えてみたい。本が書けるほどの内容ある問題で手に余りそうだが、年を取りながら年を取ることを考えてゆきたい。