駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

藤井は強いなあ、岸田は弱いなあ

2022年01月31日 | 世の中
         

 王将戦で藤井四冠が三連勝した。どうも終盤に入ると渡辺王将は歯が立たないようで、失礼だが可哀そうな感じさえしてくる。私の予想は四勝一敗で藤井四冠の勝ちだったが、それでは面白くないので渡辺王将に二勝してほしいと希望していた。しかし、渡辺王将は蛇ににらまれた蛙状態になってしまい、四連敗の可能性が出てきた。こうなると渡辺王将に何とか一勝してほしい気持ちになる。

 オミクロン感染は穴の空いたバケツ状態で歯止めがかからず、お手上げ状態である。NHKの日曜討論を聞いていると、皆さんもっともらしいことを言われるが、実行と実効が伴わない物語をいくら聞いても二月のオミクロン感染は減らない。国破れて山河あり城春にして草木深しということになりかねない。優秀な医師は失敗から学び反省して優秀になった。病気のせいにしたり患者のせいにしたりする医者は成長せず並以下と相場は決まっている。反省しない政治家に合格点はあげられない。
 
 ナダル全豪オープン優勝。二セットダウンからの逆転、凄いおめでとう。
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炎の魅力

2022年01月30日 | 身辺記
       

 寒い所ではないのでストーブは必需品ではないが、リビングは結構広いのでエアコンではちょっと寒い日もある。以前は灯油のヒーターを使っていたのだが、管理が多少手間で匂う時があるので古くなったのを機会に買い換えを却下されてしまっていた。
 薪ストーブはどうかと見に行ったが、工事が必要で値も張るので見送りになった。家内は炎の魅力を全く理解しない。炎を見つめるとストレスが和らぐと言ったら変人扱いされた。炎が揺らぐのを見るのは結構面白いのだが、そう思わない人も多いらしい。
 まあ、比較的温暖な地で寒さ峠を越したようなので諦めた。ストーブ屋さんも売れないのに慣れているようでしつこく勧めたりはしなかった。
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塩加減、もう少し薄くても

2022年01月29日 | 旨い物
              

 年を取ると味覚が落ちるというか、味を薄く感じるようになる人が多い。少し認知が始まった奥さんの味付けが濃くて困るというご主人の訴えを時々聞く。塩辛いと言えば怒り出すので困ってしまうらしい。高血圧の患者さんには切実な問題なのだが、変えるあるいは変わるというのは難題で、困りながら年を取りいつの間にか五年十年経ってしまう。
 うどん蕎麦ラーメンの塩加減がどのように決まっているか知らないが、商売だからお客さんの好みに合わせているのだろうと思う。濃い味やこってり感があった方が食事をした感じがするのでそうした味を選ぶ人が多そうだ。薄味あっさりで繁盛している大衆食堂を知らない。
 どうして出し汁の話を書いたかというと、一昨日の昼にラーメン昨夜ニシンそばを食べて、出し汁を飲みながらちょっと塩味が強いと思ったからだ。二人とも高血圧があるので自宅の味付けは塩を控えめにしており、それで十二分に美味しい。それに時々行くやや高級な和食の店はさほど塩味が濃くない。味が濃いと素材本来の旨味が損なわれてしまうからだ。
 ラーメン蕎麦うどんの出し汁はもう少し塩気を控えめにした方が良いと言いたい。おそらく慣れるとその方が美味しく感じると思う。力仕事をしない人間の戯言と言われてしまうかな。
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昼飯時は容子に限る

2022年01月28日 | 世の中
           

 昼ご飯を食べる時は家内と一緒なので地上波テレビが映っている。熱心に見るわけではないが、あれこれチャンネルを回して大下容子に限ると見付けた。勿論、これは個人的な好みに過ぎないのだが、おそらく多くの大人は大下容子さんを選ぶような気がする。何よりも嫌らしくない。かといって浅いわけではなくきちんと問題点は押さえている。何でもこの方は重役待遇だそうだが、全くそうした感じはしない。
 何を今頃と言われそうだが、最近昼飯時地上波テレビを見るようになったので遅ればせながら感想を書いた。
 
 新型コロナワクチンの接種券が届き始めた。高齢の患者さんに又先生のところでお願いしますと頼まれるが、申し込みはセンター一括なので悪いけど医院の受付では受けられないと二重手間を説明している。センターには中々電話が通じない、希望してもかかり付け医で打てない人が出てくる。何も学ばない行政、会社なら倒産している。行政の場合は破綻していると言うのだろうか。新型コロナ対策の目詰まり渋滞を指摘されて、大人しそうな?岸田首相が一生懸命やっていると机を叩いて反論したそうだが、誰も一生懸命やっていないとは言っていない、能力不足で渋滞しているのでオミクロン対策が後手後手と指摘しただけ。
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人間の都合がどう絡む

2022年01月27日 | 医療
           

 時々経験してきたことだが、病気を差し置いて医者と交渉しようとする患者さんが居た。殆ど男性で会社の部長クラスが多い。例えば急性胆嚢炎なので、総合病院へ紹介しようとすると今日明日は忙しい、取りあえず散らす薬を呉れなどと言う。最近そうした患者さんは減ったが、医者を脅せば病気も引っ込むと考えている節があった。
 困ったことに病気というのは人間の都合を全く考えてくれない。新型コロナにうんざりは分かる、いい加減にしてくれは当然だろう。しかし病気は人間の都合など眼中にない。交渉の余地がないので、逐次医学的に対処するしかない。残念ながら新型コロナには完璧の予防治療薬はないし長期戦になってきたので経済活動も考慮する必要が出てきた。高度に政治的な判断が求められる。政治家の出番だが果たして?。
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