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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

いくら何でも猫の目では

2025年04月18日 | 人物、男
          


 トランプ大統領はあたふたと言うことが変わるが、実はこれも策略で裏に深い狙いを持っていると解釈する解説者が居る一方、ころころ変わるのは場当たりの表れで関税に捉われた視野の狭い愚策だと断ずる解説者も居る。
 当初、私もひょっとして深い戦略があるかもしれないと思わされたが、ここまで言うことがころころ変わると単なる乱心と思えてきた。誤った現状認識に基づいた愚策でパンドラの箱を開けて世界をカオスに陥らせた人物として記憶されることになるのではないか。
 しかしながら、決して自分の間違いを認めたり悪かったと謝罪しないから厄介だ。うまく行くと自分の手柄うまく行かないと誰か他者のせいにする。そうして岩盤支持層は繋ぎ留められ、一定の評価をする人たちは途切れないだろう。
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受け入れられているか、預言者

2025年03月26日 | 人物、男
          


 預言者は故郷では受け入れられないと言われてきた。果たしてハラリ氏はどうなんだろう。サピエンス全史を読んで、人類をまとめ動かしてきた鍵を教えられた気がして、以来ハラリ氏を21世紀の預言者と思っている。
 このほど新しい本NEXUSを出版され日本で公演されたようだ。まだ読んでいないが読んでみたい。ハラリ氏は小柄で痩せて眼光鋭く修行僧というか修道士のような印象がある。ユダヤ人だが果たしてイスラエルで高い評価を受けておられるのだろうか、少なくともネタニエフとは合わないと思う。どうも故郷で受け入れられない預言者は日本好みの印象があるが、ハラリ氏もそうなのだろうか。
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もし立花隆さんが存命だったら

2024年12月03日 | 人物、男
             


 存命だったら、立花隆さんは立花隆志氏を何と言うだろう。怪人三枚舌?。なんだか不思議な名前の政党が出てきたなと思ったら、立花隆志氏はけったいを通り越してきっかいな人物に見えてきた。何処までが嘘でどこまでが本当か分からない。何のために政治活動をしているのかよく分からない。違法性のあることもしているのではないかと報じられているが、取り締まる方も何が何だか分からないのではないか。希代の幻惑師なのは間違いなさそうだ。
 懸念するのは口先三寸で尾ひれを付けて話を拡散する人物の言葉に惑う人が数多く居ることだ。
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AIとゲームの天才

2024年10月13日 | 人物、男
          

 今年のノーベル物理学も化学賞もAI関連のものだった。
 中でノーベル化学賞を受賞したデミスハサビスは将棋の藤井聡太と同じようにチェスの神童だったのだが、コンピューターゲームの開発に転じシミュレーションゲームでヒット作を生み出した後、ケンブリッジ大学でコンピューターサイエンスの学位を取得しAIプログラマーとして働いた。次いで神経科学分野に興味を持ち認知神経科学を研究し記憶関連で優れた業績を上げている。同時にデープマインドテクノロジー社を共同で立ち上げ囲碁のAIソフトAlpha碁を作り出し、人間の世界チャンピオンを打ち負かした。そしてタンパク質構造解析のAI、Alphafoldを立ち上げ今回のノーベル化学賞受賞となった。
 ハサビスは象牙の塔の学者とはちょっと違った感じの天才で、研究者であると同時にチェス、ポーカーなどマインドゲームの天才でもある。
 日本の囲碁将棋界にもひょっとしたら、科学分野での研究の才能を持っている人が隠れて居るのではないかと思ってしまう。
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許されない銃弾

2024年07月17日 | 人物、男
            

 ジャッカルの日を思い出す。きわどく銃弾が逸れた。事実は小説より奇と言われる。人間の業か恐ろしく忌まわしい、銃を持ち出す輩が居る。運命は数奇で皮肉、トランプは圧倒的に有利になった。
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