駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

許されない銃弾

2024年07月17日 | 人物、男
            

 ジャッカルの日を思い出す。きわどく銃弾が逸れた。事実は小説より奇と言われる。人間の業か恐ろしく忌まわしい、銃を持ち出す輩が居る。運命は数奇で皮肉、トランプは圧倒的に有利になった。
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司法の独立

2024年06月01日 | 人物、男
           

 トランプに有罪評決が出た。不倫に口止め料を支払ったことに対する裁判なのだが、問題は選挙に不利に働くからと口止め料を払いその資金の使い道を誤魔化して会計処理したところにある。不倫自体はプライベイトなことだし、選挙に響かなければそんなのは嘘だと言い張ってびた一文も払わないだろう。そうした人物が大統領候補どころか、当選しそうだというのだから恐れ入る。尤もチンさん、近さん、正さん・・に対抗するには真面目な人物では駄目で、*をもって*を制す、という説もある。尤も彼らから俺はそんな姑息で狡いことはしないと抗議がくるかもしれない。
 しかしその次期大統領になりそうな人物に脅されても陪審員はちゃんと有罪評決を出したのだからこれまた凄いことだ。
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李相哲という人

2024年05月16日 | 人物、男
        

 偶然ユーチューブを見ていて李相哲という人のインタービューを見た。インタビューアーは高井望。
 テレビで何度か見かけたことはあるが、きちんと話を聞いたことはなく風貌と名前から韓国の人と思っていた。しかし、インタービューを聞いて失礼な感想かもしれないが数奇な運命を辿った人なのを知った。韓国人の両親の元中国で生まれ、中国北京の大学を卒業後縁あって来日し、偶然の出会いと本人の努力実力で上智大学の博士号を取得、現在龍谷大学社会学部教授をされている。来日十年余りで迷うことなく日本国籍を取得し、世話になった人の名を組み合わせ竹山と日本名を持っておられる。血脈の韓国の情勢分析を専門とされているようだ。語り口から信用できそうな人と感じた。
 インタビュアーの高井望という人は全く知らなかったのだが、碌に見たこともないのに勝手に評価していないミヤネ屋というテレビ番組のプロヂューサーらしい。適切で感じよく話を聞きだし、力のある人と感じた。
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オッピー フー

2024年03月14日 | 人物、男
         

 映画のオッペンハイマーがアカデミー賞を複数部門で受賞した。見ていないし、見るかどうかわからないが、私なりのオッペンハイマーの印象を書いてみたい。オッペンハイマーのことは何人かの科学者の書き残したものを読んでいるので、断片的だが鮮明な印象が残っている。
 不思議な異能の人物だったらしい。残っている写真は独特なポーズで視線の焦点が遠く、孤高で哲学的な印象を与える。余計なことかもしれないが奥さんなる人物は貴婦人とは言えない風変わりな女性だった。
 理論物理学者として一流ではあったが超一流ではなく、なぜマンハッタン計画の指揮を執ることになったか詳しくは知らない。統率が難しい天才科学者集団を率いるリーダーシップというかカリスマ性がありそこを見込まれ、本人もおそらくそうした仕事にある種の野心を持っていたのではないかと推測する。
 原爆の完成を見てインドの聖典から引用して「世界はそれまでと変わってしまった。我は死神なり、世界の破壊者なり」と語ったが、天才が犇めくロスアラモスでは別にオッペンハイマーが独力で原爆を作ったわけでもないと感じた科学者も居たようだ。 
 特異な風貌とポーズに芝居がかった発言、オッペンハイマーは科学者に留まらない謎に満ちた人物だったように記録されている。
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バイちゃ、アラレちゃん 

2024年03月09日 | 人物、男
         

 鳥山明さんが亡くなった。六十八歳とまだお若いのに、ご冥福を祈りたい。アラレちゃんのファンで、随分楽しませてもらった。成人してから殆んど漫画は見ないが赤塚不二夫と鳥山明は例外で面白かった。
 アラレちゃんよりもドラゴンボールの影響らしいが、世界中のファンが驚き悲しんでいる。子供のころ親しんだ作品の影響は深く大きく、鳥山さんは世界のあらゆるところで日本への親近感を育んだ。
 COWAという作品を知らないので読んでみたい。ひょっとして河和のことかねと、地元民は思う。
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