半世紀前は外国人が好きな日本食は天ぷらと言われていたが、最近は寿司、鰻、牛丼それにラーメンと幅広い日本食に人気が出ているようだ。中でラーメンは海外進出も増えている。尤も海外では三千円とか日本では考えられないお値段らしい。三千円が日本だとどれくらいの値段に相当するのだろう、多分千五百円くらいだと思うがそれでもそのお値段ではラーメンとは呼べない気がする。
私共夫婦は二人ともさほどラーメンが好きではなく、鰻よりは多いがそれでも年に数回しか食べない。街角の中華、日本人のやっている店は数が減ってきている、に月に一度くらい行くが、麵ではなく飯を頼むことが多い。勿論、寒い季節には旨いなあと唸りながら頂くこともあるが、スープは美味しくても中華麺はもう一つ美味しく感じない体質というか味覚なのだ。異論はあるかもしれないがカレーとラーメンには意外と旨い店が少ないと観測している。