ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

脱皮一年前

2007年05月23日 | ノンジャンル
日曜日の月例会には、久しぶりに娘と共に参加した。

一人で参加している時は、指名される事は五分五分で、娘と
一緒の場合は、ほぼ毎回指名される。 
今回も、彼女が発表した後、私が指名された。
いつもの事ながら、娘の後に話しをするのは、やりにくい。

ただ今回は、もう断酒2年が目前という事もあって、
指名されたなら、ちょうど病院へ駆け込んだ前後の状況を
中心に、つまり、一番話すのが苦しく、辛いところを、
あえて話そうと考えていた。

別段、意識はしていないものの、潜在的なフラッシュバックで、
何となく気だるく、沈みがちな状況の中、わざわざ大変なところを
話すというのは、いかにも自分らしい発想だが、実際に話し
終えると、それなりにスッキリとした安堵感に満たされた。

少々、荒療治的な面があるが、苦しいときにあえて辛い事をぶ
つけることで、互いに相殺される場合もある。 
もちろん、逆効果となってしまう場合もあるのだが、そこは
自身の事なので、状態を見極めた上で、そういう方向に
持っていったという事だ。

飲みたくは無くとも、飲めたらいいなと思っている我が身を、
わざわざお酒の場に置くようなものである。
この結果は、飲めない事への鬱憤を余計に蓄積させてしまうか、
飲めない自分を逆に冷静に認めるのかのどちらかである。
もちろん、前者の場合、スリップの可能性を大きくしてしまう
事は否めないし、我慢の断酒をしているものにとっては、
極力避けるべきことである。

が、ひねくれものの私としては、あえてそういう場面に身を置いて、
なるべく経験値を高めようとしてきた。
断酒していく中で、避けられない場面を、あえて先にどんどん
経験することで、経験値と共に、耐性というか、免疫力を
上げようとしてきた面がある。

おかげで、また1年をしっかりとした意志を持って
迎えられそうである。
とりあえず、3年を無事に過ごすことで、一つの脱皮を図りたいと
考えているので、また新たな1年という、いいタイミングで、
発表をさせてもらえたなと、感謝しているのである。


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4 Comments

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Unknown (Alex)
2007-05-24 09:35:13
本当にもう少しになりましたね。
凄いの一言です。
私も、一日一日、経験値を上げながら、固い繭を作っていきたいものです。
3年すれば、蝶のようにひらひらと舞い上がりたいものです。
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Unknown (jetlinks)
2007-05-24 22:18:32
石の上にも3年といいますが、本当に
大きな転換期となるようです。

その時には、私の記事も変わる事になるのかも
しれませんね。
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Unknown (saiki)
2007-05-25 15:49:07
>断酒していく中で、避けられない場面。
私もつらかったときの事を時々話しています。

飲もうとは思わないけれども、
飲めたらいいなあと、いう気持ちになる場面に出合うことが、まだまだあるのだと思います。
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Unknown (jetlinks)
2007-05-25 23:30:25
お酒の場で、酔った人を見ていると、
自分がお酒の力を借りていた頃の事を
まざまざと思い出します。

今はその事さえも、落ち着いて考えている
自分がいます。
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