ALQUIT DAYS

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怒りの制御

2021年07月01日 | ノンジャンル
断酒継続において、日常的に避けた方が良い
状況のひとつに、怒りというものがあるが、
これは感情であるが故に難しい。

怒らないというよりも、むしろ怒りの感情を
どう制御するかという事なのであろう。

飲んでいた頃は、この怒りをさらに内面で
増幅させ、憤懣やるかたない思いをお酒で
溶かそうとしていた。

暴れたり、怒鳴り散らしたりして怒りを
爆発させる人は、それでスッキリして
後に残さないのだろうが、それができない者は
後々まで内的に引きずることになる。

怒りの制御という事にお酒を手段としてきた
ものにとっては、断酒において、この怒りの
制御が重大なポイントとなってくる。

今回、禁煙をしていて、どういう機会に
喫煙欲求あるいは喫煙行為があったのかを
見直している。

その中で、習慣的な機会喫煙とはまるで異なる
強い欲求に駆られるのが、この怒りを
コントロールしようとした時だとわかった。

禁煙によるイライラなどはあまり強くなかったが、
この怒りの制御においては、禁煙していることを
忘れるほどであったし、それを思い出してなお、
禁煙自体に怒りが転嫁されるほどであった。

強烈な喫煙欲求ではあったが、それが何時間も
続くわけではない。
せいぜい、数分でそのピークは過ぎる。

その場に、タバコがなかったことが幸いした。
あれば、火を点けていただろう。

アルコール、タバコ、怒り。
いずれもいわば可燃物なので、まさしく
火気注意ということなのである。





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