週末から、済州島へ出向いた。
韓国のハワイとも呼ばれ、厳しい冬の半島に比べれば
温暖な地である。
島独特の穏やかな空気というか時間の流れが
感じられたが、火山島のせいか、どことなく重く暗い
ものを感じていた。
いや火山島というだけでなく、その島の持つ戦後の
悲劇がそうした空気を作っているのかもしれない。
ハワイやグアム、沖縄と違って、硫黄島のもつ
空気そのものだった。
観光地や名所も多い。だが、仕事で行く分には、
そういう場所とは縁がない。
通り道に龍頭という名所があるからと少し寄って
みたが、天気はともかく、何とも暗い海だった。
溶岩が流れ込んでできた複雑な海岸は、黒い
縁取りがされて、硫黄島と変わらない。
どこの海でも眺めていると、大抵は何となく
落ち着くのだが、どうも胸がざわざわする。
出張が多く、各国を巡ってきたが、行くのは
観光旅行者が行かないようなところばかりである。
だからこそ、その土地の空気を感じることができる。
仕事となればどこへでも行くが、再び行きたいと
思わない場所はいくらでもある。
この済州島も、私には今回で最終島と
なりそうである。
休暇を取ってリゾート地へという願望が、
余計に強くなった。
この秋こそは、計画してみたいものである。
韓国のハワイとも呼ばれ、厳しい冬の半島に比べれば
温暖な地である。
島独特の穏やかな空気というか時間の流れが
感じられたが、火山島のせいか、どことなく重く暗い
ものを感じていた。
いや火山島というだけでなく、その島の持つ戦後の
悲劇がそうした空気を作っているのかもしれない。
ハワイやグアム、沖縄と違って、硫黄島のもつ
空気そのものだった。
観光地や名所も多い。だが、仕事で行く分には、
そういう場所とは縁がない。
通り道に龍頭という名所があるからと少し寄って
みたが、天気はともかく、何とも暗い海だった。
溶岩が流れ込んでできた複雑な海岸は、黒い
縁取りがされて、硫黄島と変わらない。
どこの海でも眺めていると、大抵は何となく
落ち着くのだが、どうも胸がざわざわする。
出張が多く、各国を巡ってきたが、行くのは
観光旅行者が行かないようなところばかりである。
だからこそ、その土地の空気を感じることができる。
仕事となればどこへでも行くが、再び行きたいと
思わない場所はいくらでもある。
この済州島も、私には今回で最終島と
なりそうである。
休暇を取ってリゾート地へという願望が、
余計に強くなった。
この秋こそは、計画してみたいものである。
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