数年前だったか、お世話になっているクリニックの
院長先生の話で、依存症と診断された患者数、その後の
断酒継続数、再飲酒者数、経過についての統計をまとめる
作業を始めているということを聞いた。
その統計データは、資料としてまとめられているのか
お聞きすると、ほぼ整理されてきているとのこと。
公開されるのもそう遠い先のことではないようだが、
一部を教えてくださった。
年間数百人の外来患者。アルコール依存症と診断された
人のうち、一年の断酒継続に達する人は28%。
そのうち、2年に達する人は約3割ダウンの20%。
さらに3年に達する人は再び3割ダウンの14% 。
3年を越えると、ほぼ横ばいとなり、安定するとのこと。
やはり、石の上にも三年と言うのは本当で、一つの大きな
節目であり、我々にとっては再生の道を進む上で越えるべき
大きな壁であるだろう。
実に100人中14人がこの壁を乗り越えるという
生のデータである。
これを多いと見るか、少ないと見るかは別にして、
通院治療の魁として開院した専門病院でのデータであるから、
これがアル症と、その回復の実態であると言って
差し支えない。
もちろん、再飲酒を繰り返しながらも、継続に繋がって
いく人もいれば、3年以降に再飲酒をする人もいる。
実際のデータは28年にわたる診療と、その回復経過の
膨大な統計となるので、公開資料となったときに詳しく
参照したいと考えている。
一患者である自身にとってこのデータが何を意味するのか。
継続一年を越えた頃の自分なら、100人中28人のうちの
一人であることに、自負心を持ったであろう。
3年を越えた今、100人中14人のうちの一人であることに
感じるのは、自身の幸運と、守られたことへの感謝なのである。
やはり、3年を越えると、「何か」が自分の中で
変わる様である。
今月末で、断酒丸4年となり、自身のゼロ回帰の指標である
5年目に突入することとなる。
院長先生の話で、依存症と診断された患者数、その後の
断酒継続数、再飲酒者数、経過についての統計をまとめる
作業を始めているということを聞いた。
その統計データは、資料としてまとめられているのか
お聞きすると、ほぼ整理されてきているとのこと。
公開されるのもそう遠い先のことではないようだが、
一部を教えてくださった。
年間数百人の外来患者。アルコール依存症と診断された
人のうち、一年の断酒継続に達する人は28%。
そのうち、2年に達する人は約3割ダウンの20%。
さらに3年に達する人は再び3割ダウンの14% 。
3年を越えると、ほぼ横ばいとなり、安定するとのこと。
やはり、石の上にも三年と言うのは本当で、一つの大きな
節目であり、我々にとっては再生の道を進む上で越えるべき
大きな壁であるだろう。
実に100人中14人がこの壁を乗り越えるという
生のデータである。
これを多いと見るか、少ないと見るかは別にして、
通院治療の魁として開院した専門病院でのデータであるから、
これがアル症と、その回復の実態であると言って
差し支えない。
もちろん、再飲酒を繰り返しながらも、継続に繋がって
いく人もいれば、3年以降に再飲酒をする人もいる。
実際のデータは28年にわたる診療と、その回復経過の
膨大な統計となるので、公開資料となったときに詳しく
参照したいと考えている。
一患者である自身にとってこのデータが何を意味するのか。
継続一年を越えた頃の自分なら、100人中28人のうちの
一人であることに、自負心を持ったであろう。
3年を越えた今、100人中14人のうちの一人であることに
感じるのは、自身の幸運と、守られたことへの感謝なのである。
やはり、3年を越えると、「何か」が自分の中で
変わる様である。
今月末で、断酒丸4年となり、自身のゼロ回帰の指標である
5年目に突入することとなる。
信憑性があるのでしょうし、
僕自身も興味深く感じています。
病院例会や断酒会に行って思うのは、
「断酒の方法」や「断酒の考え方」は様々ですが、
何かしらの共通点はあるようです。
そのデータから「一定の法則」が、
導き出されると良いですね。
ちなみに僕の所属断酒会では、
「五年」も「鬼門」と捉えられています。
「ジェット様に限って」とは思いますが、
「五年は十年の折り返し点」だと捉えられる方が、
その後も順調に過ごされているようです。
数字で把握していると、
少なくとも僕は励みになるようです。
二周以上周回遅れですが、
僕はピッタリと(ストーカーのごとく
)
ジェット様を見据えていますので、
無事に五年目をお過ごし下さいますように。
m(_ _)m
断酒丸5年を、目標ではなく、ようやくゼロに
立ち戻る時と考えてきました。
5年経って、初めてゼロからプラスへ転じていく
地点と捉えています。