ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

慧眼

2019年07月21日 | ノンジャンル
いわゆる経験によって養われた洞察力という
ことである。

一事業部を統括する立場であったものが、全事業部を
見通す立場となって、初めての会議を迎える。

さて、他の事業部のことなど、状況については
掌握しつつも、直接進言する立場になかったので
気にもしていなかった。

というか、自身の統括事業部のことで精一杯だった。

今回の会議に際し、詳細を追っていく中で、
それぞれの現状がありありと見えてきた。

社内的に保身を図ろうと信憑性のない数字を
作り上げている部門、経費を削減すればよいの
だろうと、ふてくされたような部門、
利益を上げているのに会社の評価が低いと
批判的な部門。

それらは、いずれもすべて自身が経験してきた
ことである。
よって、その心情はわかるが、わかって
終わりではない。

ひとつひとつ、ネガティブ面を潰し、対策とか
対応ということではなく、将来的希望とする
ポジティブ化こそが必要なのであり、それが
自身の使命でもあると思う。

ともかくも、問題を課題に替え、課題を目標にして
日々の努力を具体化していく。
結果はそこに必然的についてくるものである。

とはいえ、先が思いやられる。
正直、役員を引き受けてしまったことを
後悔し始めている。

だが、信条としては、やらない後悔よりも
やる後悔の方がましと思っている。
同じ後悔なら、やるしかないのである。





最新の画像もっと見る

post a comment