ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

賞与

2020年12月11日 | ノンジャンル
ボーナスと言えば、以前にも書いたが、
苦い思い出がある。

世間の平均額にさえ到底及ばない、寸志のような
額だった時である。

情けないやら、家内に申し訳ないやら、
泣きたくなるような冬だった。

断酒を始めた時でもあり、ある意味、心身的にも、
経済的にも、底つきの時だったろう。

家内の、「これからやん」の一言で救われた。

その家内に、明細を見せて「すごいやん」と
言わせたくて、頑張ってきた。

一昨年だろうか、これなら、「すごいやん」と
言わせられると思い、帰って明細を見せた。

「すっご~い!メッチャ引かれてるやん!」

支給額ではなく、控除額に驚いたようである。
そこかいと突っ込みたくなったが、まあ、
驚かせる意味においては同じことだ。

思えば、子供達が、大学生で重なっていた
2年間が最も経済的に厳しかった。

あの頃に、今の余裕があればと思うが、
実際のところは、あの厳しい状況が
あったからこそ、それを何とか乗り越えた
上での今なのであろう。

あの苦い思い出を忘れず、謙虚に。
そして、厳しい状況下でも賞与を出せる事に
感謝していくべきなのであろう。

あの寸志は、「これから」の原点となっている。





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