ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

街の灯

2010年01月07日 | ノンジャンル
出張先での業務を終え、飛行機で帰還する時、
それが夜であれば、日頃馴染んだ夜景が
眼下に広がり始めると、ほっと安堵の息がもれ、
全身の力が抜ける気がする。

空港は飛行機の目的地であるばかりでなく、
標識のない空の旅をするもののオアシスでもある。

そう言えば、ここのところ夜の空港に
帰ってくることはなかった。
久し振りに、帰って来たという感慨に包まれて、
帰阪した。
外は冷え込んでいたが、街の灯りが妙に温かい。

滑走路の光も、飛行機を抱きかかえるように
煌めいていた。

私の大好きな、至福のひと時である。