ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

中国産食材使用状況

2008年02月05日 | Weblog
中国産餃子問題が連日マスコミで話題になっていますが、そもそも学校給食や保育園給食でどれぐらい中国産食材が使用されているのでしょうか?
私はこの問題を昨年9月議会で取り上げています。

《平成19年9月定例会(第3回)-09月27日》

質問:中国産製品はどれくらい使用されているのでしょうか。学校あるいは保育園給食において

答弁学校給食センターで扱っている中国産の食材についてですが、平成19年4月から7月までの小・中学校で使用した食品名及び回数を申し上げます。
春雨10回、
冷凍キヌサヤ4回、
乾燥海草3回、

アサリ水煮9回、
キクラゲ4回、
マッシュルーム
1缶8回、
おろしニンニク2回、

ワカメ19回、
ひき割り納豆2回
   でございます。

保育園の給食では、中国産の食材料としては今年の4月から8月までの間に
キクラゲ
を、7回使用しています。
安全性の面の残留農薬については、保育園で使用している中国産キクラゲは、中国の輸出検疫や日本の輸入検疫での残留農薬の検査を通っていることや、また輸入事業者の自主検査の結果も確認し使用しているところです。
 また、給食のフルーツなどで使用する果物の缶詰の中で、一部中国産果物を使用していて、今年の4月から8月までの間に食材料として10回使用しています。その残留農薬については、メーカーの自主検査結果を確認しているところです。

 次に、幼稚園のデリバリー給食についてです。(注:公立幼稚園は基本的にはお弁当持参ですが、希望する園児には民間業者の宅配によるデリバリー給食が行われています。)
 幼稚園に納入している宅配弁当業者に確認したところ、幼稚園向けの弁当には中国産食材は使用していないとの回答がありました。野菜については、国産のフレッシュ野菜を使用しているとのことですが、コマツナについては虫が多いため冷凍品を使用しているとのことです。
        (以上9月議会議事録より)
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宅配業者のデリバリー給食における食材料費原価は、どう計算しても一食数十円にしかなりませんそこで中国産が使用されていないとは、驚きです。

しかし何とたくさんの中国産食材料が給食で使用されているのでしょうか!
市側の答弁の中には「冷凍品」は一切含まれていません。
冷凍品も含めると、一体全体どれくらい使用されているのでしょうか?

私は学校給食については武蔵野市を手本とすべきだと常々言って来ましたが、中国産食材使用にに関しても見習って欲しいものです。
武蔵野市の学校給食ではたったの二品目しか、中国産は使用されていません。
キクラゲとゴマです。(同市の給食は自校方式とセンター方式の併用です。)
昨年武蔵野市を視察してこのことは確認してきました。
同市はこの二品目の残留農薬調査を独自にしていました。
食材料への安全性への徹底した追及には、学ぶべきものが大です。

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昨年夏武蔵野市の北町調理場を視察しました。市上げての「安全性追及」姿勢は、日本の学校給食の中でトップランナーと言えるでしょう。
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