ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

志木市役所訪問

2005年05月13日 | Weblog
       志木市役所正面玄関入り口

埼玉県の志木市を訪問しました。
昨年夏の自治体議員勉強会の合宿をこの志木市で開催しているので、私はこれで二度目の訪問です。
今回のテーマは、職員懲戒審査会の構成の調査です。
同市が職員懲戒委員会をそれまで職員だけの構成だったものを廃止し、四月一日から民間人構成に改めたのです。

志木市は小学校を25人学級にしたり、市民参加を大胆に進めたりと、非常に斬新的な改革を穂坂市長の下で行ってきています。
今回の職員懲戒審査会の構成を民間人で行うように改革したのもその一つで、全国に例を見ない事です。

確かに「職員の処分を職員だけで行う」ことは問題があリ過ぎます。
身内意識ではありませんが、どうしても身内で処分は甘くなりがちです。
民間の第三者、それも社会的信望があり、地方公務員制度に精通した人ということで、弁護士、税理士、元検事での構成にしたそうです。

組織が肥大化すればする程、末端の不祥事に目が行き届かなくなります。
不祥事を放置しておくとその組織は体をなさくなります。
また、不祥事には公正・公平な判断が必要です。
その意味で、志木市の今回の改革は大変評価できるものです。

本日訪問するに当たり、志木市での過去に行われた懲戒処分事例も教えて欲しいと申し入れをしましたら、快諾して頂き、平成5年から16年度までの事例の一覧表を準備しておいてくれました。

個人名は出ていませんが、事件概要、処分等の内容等を市外の私にも即座に出してくれる志木市はさすがだと思いました。

それに引き換え、浦安市が如何に遅れていることか・・・・。
懲戒審査会のメンバーは市の職員で構成されています。
また、過去に開かれた審査会の内容など、情報公開で請求しても「個人情報の保護」を理由に一切開示しません。
具体的に個人名を挙げて懲戒審査会の内容を教えろと言っているわけではないのに、浦安市は審査会の内容を市民に知らせることなどありません。

市民に知られては困る審査会の内容なのではと勘ぐりたくなります。
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