不正請求・・・、本当に沢山あるものですね。架空請求の事例です。額は少額ですが悪質極まりない事例です。
保険指定取り消し むつの事業所 /青森
毎日新聞2015年12月2日 地方版
介護報酬を不正に受給したとして、県は11月30日、介護サービス事業などを展開する「あうら」(青森市、川越幸夫代表)が運営する訪問介護事業所「ヘルパーステーションなみのこ」=むつ市=の介護保険事業者の指定を取り消したと発表した。
県によると、「なみのこ」は2013年4〜9月、実際にはサービスを提供していないにもかかわらず、訪問介護したように架空の記録を作成し、利用者41人へのサービス分約18万6000円をむつ市などから受給したという。同年7月に県に情報提供があり、発覚した。
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実際には提供していないサービスを提供したと偽り、介護報酬を不正に受給したなどとして、青森県は「あうら」(青森市)が運営する訪問介護事業所「ヘルパーステーションなみのこ」(むつ市)の指定を介護保険法に基づき取り消した。併せて介護予防訪問介護の指定も取り消した。取消は11月30日付。【ただ正芳】
青森県によると、「ヘルパーステーションなみのこ」では、2013年4月から同年9月にかけて、実際にはサービスを提供していないにもかかわらず、虚偽のサービス提供記録を作成し、介護報酬を請求した。不正受給された介護報酬は18万6030円。
不正受給された介護報酬については、むつ市を含めた4保険者が「あうら」に返還を求める見通しだ。