10日千葉の息子たち家族が帰省の予定でした。
昨夜電話が来て「宮崎県の地震があって、『南海トラフ地震の関連性も高まっているから一週間ぐらいは警戒をした方が良い』と報道されているよね。
○○(孫)がずっと楽しみにしていて1週間前から支度していたんだよ。かわいそうだけれどそっちに行くのをもうちょっと遅らせる事にするよ。」という連絡が入りました。
予定されていた14日のやいづ海上花火大会も延期されました。そう!
今回の地震に連動して別の巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっているそうです。
気象庁は初めて「巨大地震注意」を発表しました。
M8クラスの地震“1週間以内に0.5%”とか南海トラフ「巨大地震注意」が連日報道されています。
8日の夕方、宮崎県日向灘で最大震度6弱の地震が発生し、関東から九州の太平洋側などに住む人に対し、「今後1週間は防災対応をとってほしい」としています。
「南海トラフ」は駿河湾から今回震源となった日向灘にかけてプレートの境界に沿って伸びる海底のくぼ地“100年から150年の間隔で大規模な地震”大規模な地震が起きています。
南海トラフ巨大地震が発生すれば、関東地方から九州地方にかけての広い範囲で強い揺れ、関東地方から沖縄地方にかけての太平洋沿岸で高い津波が想定されています。
前回の大規模な地震からすでに80年ほど経っていて、特に静岡は、近い将来の発生が長い事言われ続けています。
「南海トラフ巨大地震」が起きた場合、内閣府の想定では、静岡県から宮崎県にかけての一部で震度7となる可能性があります。また、周辺の広い地域が震度6強から6弱の非常に強い揺れとなる想定です。
さらに、地震発生後には広い範囲に津波が到達する予想です。
関東から九州にかけて、太平洋沿岸の広い範囲で10メートルを超える大津波が想定されています。
このほか、瀬戸内海や東京湾沿岸など直接太平洋に面していない地域にも、3メートル以上の津波が到達する可能性があるそうです。
今回の地震が南海トラフ地震に繋がるおそれはあるのか。
気象庁は初めて「南海トラフ地震臨時情報」を発表し、巨大地震が起きる可能性が高まっていないか調査しました。
評価は、3段階中2番目の「巨大地震注意」。
1週間以内にマグニチュード8クラスの巨大地震が発生する確率は約0.5%だそうです。
急遽店頭からは防災グッズや水が無くなっているそうですが、私たちはどのような備えをすればよいのでしょうか?
点検や確認が必要なポイントがまとめてありました。
▼地震の揺れで倒れないよう、家具などは固定されていますか?
▼上から落ちてきそうなものはありませんか?
▼周囲のどこに避難場所があるかや、避難場所へのルートを確認してください。
津波警報などが発表された場合波からの避難は、海から「より遠い」場所よりも、「より高い場所」に逃げるのが鉄則です。防災マップなどを利用して、高台や津波避難ビルに指定された建物など、頑丈で高い建物の場所を事前に確認してください。
▼津波警報などが発表された場合、解除まで避難を続け、注意報の場合は海に近づかないようにしてください。
▼家族との間で、いざというときの連絡手段を決めてありますか?
▼SNSなど、電話以外の連絡方法はありますか?
「特段に避難する必要はないものの、もし地震が起きた時にすぐ逃げられるように避難所を確認してほしい」と警戒を呼び掛けています。
こうした情報には尾ひれがついてデマや誤情報が拡散されやすいので注意が必要です。
しかしこの機会に、公的機関から発表される情報から日頃の備えを再確認し、それぞれの立場で大事な命を守る方法を話し合って具体的な防災行動を起こしてみる時間が持てると良いですね。