パソコンや携帯メールを使うことが多くなり、最近は手書きで文字を書く機会がだいぶ減ってしまった。
文字を書くという行為は意識的でも、字の筆跡、つまりクセは無意識のものが多い。
書き文字はまさに日々の習慣で身についたものなので、考え方や好み、隠れた願望まで、今のあなたがそこに反映されているという。
「五月」と書いてみよう。
これで「こだわり力」「几帳面さ」「安定感」「アピール力」「やる気」といった、5つの性格がわかるそうだ。
(1) 起筆(一画目の書き出し)からもの事に取りかかる際のこだわり力が見てとれる。
・起筆に力が入っている……こだわるタイプ
ひねりを加えていれば、こだわりを通り越して、ときに意固地な態度を見せることが多い。
・起筆に力が入っていない……素直なタイプ
力を入れずにスッと書き始めている人は、言われたことをきちんと聞いて、取りかかりも早い。
(2)転折でわかること……几帳面さ
転折とは、「文字の角」のこと。
・転折が角張っている……きちんとしたタイプ
角を角張らせている人は、物ごとを決められた通りに実行する、几帳面なタイプ。
何ごとも型通りに進めていこうとするため、時々、要領の悪さが目立つかも・・・。
・転折が丸まっている……柔軟タイプ
角を丸めて書く人は、細かいことにこだわらず、合理的に行動できる、柔軟な思考の持ち主。
型にはまることをよしとしないため、ユニークだが、奔放すぎる面も。
(3)平行線でわかること……安定感
心が乱れているときは、文字がうまく書けない。平行する線の間隔には、心の安定感があらわれる。
・平行線が等間隔……落ち着いた人
平行線を等間隔に書く人は、落ち着きがあってしっかりしたマインドの持ち主。
正確性を重んじて、何ごとも一つずつきちんと片付けようとする。
・平行線が非等間隔……気分屋
平行線の間隔が揃っていない人は、その時の気分や感情に左右されやすいタイプ。
正確性より感性を主体に生きているところがある。
(4)左のはらいでわかること……アピール力
はらいには、左はらいと右はらいがあるが、左は外に働きかける力、右は自分の内面に向かう力がそれぞれあらわれる。
心理学の世界では、人格は3層構造と考えられている。
1層目はDNAや生まれた環境など『変えられないもの』、2層目が3歳までに身についた『変えづらいもの』、そして3層目が世間的に“性格”と呼ばれる、物心ついたあとに身についた『行動習慣』。
つまり、日々の習慣が性格を決定づけているんですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます