ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

適切な表現

2019-03-31 21:10:04 | 雑記

宴会もおしまい!そんな時、司会者は「そろそろお開きにしたいと思います」と言う。

なぜ「終わる」と言う意味なのに「開く」を使うのか?

「開く」という文字だけを見ると「終わる」とは真逆で「始まる」と言ったイメージ。

やはりこれは、忌み嫌われる言葉だからのようである。

特におめでたい結婚式などでは「帰る・もどる・切れる・わかれる・終わる」といった、離婚を連想させるような言葉は、二人の関係にとって縁起が良くないものである。

「ウエディングケーキを切る」のも「ケーキにナイフを入れる」というように気を使う。

又「最後に・・・」というのも「結びに」と言い換えると、逆に結婚式にふさわしくなる縁起を担ぐ言葉になる。

正月明けに鏡餅を頂くことを「鏡開き」というのも同じ事だろう。

これから未来に向かって開いていくという意味合いの「お開き」は実に粋な言葉であると思う。

 

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