電気を消してしまっても家の中はあちこちで赤や緑の電源が光っています。待機電力がかかっているものです。
これらはリモコンやタイマー機能でいつでも電源がつけられる状態で、最低限の電力を消費していてメモリー・時計・タイマー機能がついているのが特徴です。
電話機・インターホンなど常に主電源を入れっぱなしにしておかなければならない家電は、待機電力を削ることは難しいでしょう。
一方で、アイロン・掃除機・ドライヤーなど、リモコンがなくその都度スイッチを入れるタイプの家電では、当然ですが電力はかかりません。
待機電力を消費する家電をランキング
1位 ガス温水器(給湯器)
2位 テレビ
3位 エアコン
4位 電話機
5位 レコーダー
6位 温水洗浄便座
7位 パソコン
8位 電子レンジ・オーブンレンジ
9位 パソコン・ネットワーク機器
10位 インターホンセット
テレビは、リモコン一つですぐスイッチが入るようになっていますから、消費電力は高いです。
家庭にある家電はひとつひとつは少なくても積み重なるとバカにできない金額になります。
でも毎日のように使うものを、いちいちコンセントから抜くのは大変です。
コンセントに繋がっているだけで、知らず知らずのうちに消費されてしまう待機電力ですが、一体どれくらいの電気代がかかっているのでしょうか?
資源エネルギー庁の報告によれば、ひと世帯あたりの家庭の消費電力量は年間で4,432kWhで、そのうちの228kWh(5.1%)が待機電力と推計されています。
この待機電力にかかる電気代は、実に年間で6,156円にも上るそうです。
エアコンは、オンシーズンにはプラグを抜きにくいため待機電力がかかってしまいますが、オフシーズンにはプラグを抜いたままにできるので待機電力をカットしやすい家電でもあります。
携帯電話などの充電器は、そこまで待機電力はかからないものの、気軽にコンセントからプラグを抜けるので節電を実践しやすい機器と言えるでしょう。
まずは待機電力をカットしやすいものから実践してみるようにすればいいですね。
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