老化度を測る目安として「くれない指数」という言葉が、曽野綾子さんの「老いの才覚」と言う本にありました。
「これしてくれない 」「どこそこに連れて行ってくれない」「ついでに買ってきてくれない？」などの頼みごとも入っっていました。
絶えず他人を当てにしている人がいますが、そういう言葉が多い人は、年齢に関係なく老化の始まりだといいます。
老人だからといって、乗り物で座席をゆずってもらうのが当たり前だというのも、やはり老化が進んだ証拠のようです。
くれない指数の高い人はしてもらってあたりまえの人だから、自分の望む通りにならない時は「お前のせいで！！」と怒り出したり・・・。
そうなりたくないですね。心からの「ありがとう」を伝えるのは大切です。
考えてみれば老人ばかりではなく、弱者であることを特権階級的に主張する人もくれない指数が高いといえるかもしれません。
歳はとっても疑問や不明点があれば、一応自分なりに調べる。
方法がわからなくても、自分なりに試行錯誤してみる。
まず自分なりに努力して、自分一人では対処が難しい仕事なら、素直に人を頼るようにしたいものです。
