ねっとりとした食感がおいしい、秋の定番野菜のさといも。
スーパーでは通年手に入りますが、一番多く出回るのは秋から冬にかけての今の季節です。
じゃがいもよりも低カロリーでカリウムが豊富。
さといもは水分が多いため、いも類の中では低カロリーです。
体の中にある余分なナトリウムを排出する働きがあるカリウムがいも類の中ではもっとも豊富だとか・・・。
ぜひチェックしてみたいさといもを選ぶときのポイント。
それは「おしり」だそうで、おしりがふかふかしているものは傷んでいます。
また、表面が乾いているよりも、泥付きで湿ったものの方が味も鮮度も良いと言われているようです。
さといもは寒さに弱いので、泥付きのまま新聞紙やキッチンペーパーに包み、冷暗所で保存するのがおすすめ。
泥を洗うとカビやすくなるため、使う直前に洗うと良いでしょう。
電子レンジで少し加熱すると、包丁を使わなくても簡単に皮がむけますね。
さといものぬめりは、水溶性食物繊維の一種で、たんぱく質と炭水化物が結合して生まれる成分です。
この成分は胃腸の粘膜を保護して胃腸の働きを助ける、免疫力を高める、コレステロールの吸収を抑えるなどさまざまな働きがわかっていて、その効果が期待されています。
だから「せっかくのぬめりを落とし過ぎない」ことが重要になります。
おなじみの豚汁や煮物はもちろん、いつもはじゃがいもで作るジャーマンポテトも、さといもで作ればヘルシーになり、料理のレパートリーも増えるではないでしょうか?