どこの家でも固定電話を付ける時に、NTTに75,600円(税別72,000円)払って電話加入権（施設設置負担金）を得ているはずだ。
我が家も以前2回線を使用していたが、その後必要が無くなって、ひとつ「休止」扱いにして何回か更新していた。
解約してしまうと、電話加入権も消滅してしまい、全くの無駄になってしまうと思ったから。
これは5年毎に更新手続きが必要であり、又 「2月で期限切れ」のお知らせが来た。要らなくなったといってNTTでは引き取ってくれない。やっぱり使うことは無いようだ。
携帯電話の普及、さらに日本テレコム、KDDIが、施設設置負担金の要らないサービスを始めた事により、2005年3月1日から電話加入権は値下げされているのだ。37,800円になっっている。「加入電話ライト」という商品も出した。電話加入権の値下げに伴い、中古の市場価格も下落の一方を辿り、現在は安いところでは3,000円前後で購入できるそうだ。買うのは随分お得になった。
この時点で、もう電話加入権なんてあってないようなものと思っていたら、まだ近くにも買い取る業者があるのだ。
この先売れなくなることは必至だと思う。
70000円以上で得たこの権利だが、連絡を取った業者は、今なら4000円で買うという。すでにネットでの引き取りは少なくなっているし、2000円ぐらいが平均である。
ＮＴＴから届いている「利用休止のおしらせ」と名義人の印鑑証明書１通、そして実印が必要だそう。
この際売ってしまおうかなと考えている。
