2月3日、「すべての国民は苗字を持つべし」という義務令が出されたことで、[苗字布告記念日]になっているそうだ。1875年(明治8年)の今日である。
苗字を持っても良いという許可令が出されても、課税を恐れて普及しなかったとか。それが「平民苗字必称義務令」で義務となった。そこで人々は、あれこれ頭を悩ませて、いろいろな苗字を作り、日本が世界でもたいへん苗字が多い国だそうで、30万種類近くもあるといわれる。
それに比べ、ミャンマーなどでは日本でいうところの戸籍もなく、ネーミングは完全に自由。アイスランドや、バリ島の人々は苗字を持たず、何番目に生まれた子供かを表す名前をつけるのだと言う。
「日本の苗字7000傑」 によると、
1 佐藤 約1,928,000 藤原秀郷の後裔、左衛門尉公清が佐藤を称するに始まる。
2 鈴木 約1,707,000 物部氏族穂積氏の後裔、紀伊国熊野の豪族で熊野神社勧請で広まる。
3 高橋 約1,416,000 物部氏族の高橋連、伊勢神宮祠官、弥彦大宮司など全国的に諸流多し。
4 田中 約1,336,000 蘇我氏族の田中臣、清和源氏、桓武平氏、藤原氏、橘氏などの諸流多し。
5 渡辺 約1,135,000 嵯峨源氏、源融四世の孫、渡辺綱の後裔。摂津国西成郡渡辺発祥。
苗字の90%以上が地名由来。佐藤、伊藤、斎藤は藤原氏、渡辺は嵯峨源氏のいずれも傍流であるという。
因みに私の苗字は、700番台に位置し、 6435世帯あるそうだ。
暇があったら皆さんも覗いて見てください。http://www.myj7000.jp-biz.net/
「読み方がわからなくてつい尋ねてしまいそうな苗字ランキング」で1位となったのは「眼目」・・・読めますか?
答えは「さっか」だそう。
2位の「九」は、“一字で九”という意味の当て字が語源とされている実にユニークな名字。読み方は「いちじく」
『春夏秋冬』と書いて『ひととせ』 [ 東西南北 」は「よもひろ/ひがた 」 「一尺八寸」は「かまつか」 難しい!
「雪(すずき)」「鏑木(かぶらぎ)」は、知り合いにいたので知っている。