ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

同じ人間なのに

2007-01-28 10:34:05 | 雑記
「イラクの今」という小さな記事があった。
まだまだ戦争の後遺症で治安状態も不安定、子どもや年寄りにはかなりしわ寄せが来ているようだ。
寒いイラクの冬は、最低気温は2~3度だが、風が強いため体感温度はぐっと下がるそうだ。冬服も靴下も買えないので、学校に行かないという子も多くなったという。多国籍軍による空爆の跡が未だに無惨な姿をさらしており、多くはただのゴミ捨て場と化しており衛生状態も悪化して、伝染病が病院内でも起きてしまう異常事態。同じ人間同士の争いに巻き込まれたばっかりにどうしてこの子達が。。。

   ●友だちとけんかをしないで話あいで解決しましょう
     ●自分でだしたものは自分でかたずけましょう
     ●ほかの生き物もむやみに傷つけないようにしましょう
家庭では、学校では、子供達に伝えるごく基本の事である。

子どもが物事を学ぶということは、まさにお手本をまねることから始まる。
そのためにも、まずは、しっかりとした『お手本』を大人である私達が示してあげること。
それなのに世界中で、人が人を簡単に殺している。どうにかならないだろうか?

    「 もし戦争のために
     使われているお金をぜんぶ
     貧しさと環境問題を
     解決するために使えば
     この地球はすばらしい星になるでしょう。
     私は子どもだけどそのことを知っています。」

これは、当時12歳だったカナダ人で日系4世、セヴァン・カリス・スズキという少女が、1992年にリオデジャネイロで行われた地球サミットに、子供代表としてしたスピーチの一部だそうである。
たった6分間の短いスピーチに、世界各国から集まった政府要人たちに少なからず衝撃を与えたそうだが、その後全く生かされていないのは悲しい。

     
コメント
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