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1967年~70年の映画音楽 ④ 「可愛い魔女ジニー」 ウーゴモンテネグロ  "I Dream of Jeannie" Hjgo Montenegro

  
 
 
 
 「可愛い魔女ジニー」は1965~1970年にアメリカで放送されたテレビドラマです。日本では、同じ頃の「奥様は魔女」は何回も再放送され、DVDも発売されていますが「可愛い魔女ジニー」は再放送も少なくDVDも発売されていません。アメリカでは今でも人気があってDVDも発売されています。
 プロデューサー、脚本は1980~90年代に日本でも数多くの小説がベストセラーになったシドニー・シェルダン、主演はバーバラ・イーデンとラリー・ハグマンです。
 You Tubeに「よりぬき魔女ジニー」として日本語吹き替え版がUPされています。明るく楽しいコメディーで、今みても面白いです。この頃のアメリカのテレビのコメディーは他愛無く笑えて、こんなに面白かったのだと再認識しています。
 音楽はウーゴ・モンテネグロ、洗練されたアレンジとコーラスハーモニーで、ソフトロックファンにもぴったりです。1960年代のアメリカ音楽は、テレビドラマのテーマ曲もセンスが良くて洒落ています。 
    
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イ・ヨンボク「その顔に陽射しを」「I'm a Singer」

 

   イ・ヨンボクの「その顔に陽射しを」(이용복 - '그 얼굴에 햇살을)です。2007年2月のKBSテレビ「コンサート7080」からです。

 1970年代に数多くのヒット曲をだしたイヨンボクは視覚障害歌手です。
 カバー曲も多く、UPした「その顔に陽射しを」もカンツォーネのカバーです。同じ視覚障害者のホセフェリシアーノの曲も歌っています。
 1970年代、韓国では日本と同じようにホセ・フェリシアーノの歌(レイン、ケサラなど)が人気がありました。
 「コンサート7080」で”スージーQ”をホセ・フェリシアーノのアレンジで歌っていたのには驚きました。私の知っている”スージーQ”はCCRなので、全く別の曲のようでした。
 
 司会が「一時お姿を見かけなかった時、海外留学やスタジオ経営などさまざまな事業をされてましたが、単刀直入に聴きますが、何が儲かりましたか?」
 「スタジオ経営ですね。ヒット曲が多くて、『イチヒョンと友だち』の”すべて去る前に”、イグァンジョ”の遠すぎるあなた”、キムスチョルの"心変わり"などです。『CHAKRA』の”Hey.YOU”を最後にやめました。正直スタジオを作ったのは、自分のヒット曲を出すためでしたが、後輩たちの曲を作ってると自分のが作れなくて、結局やめてから自分の曲を出すことになりました」
 「”1943年3月4日生まれ”という歌を出していますが、私の誕生日ではありません。私はもっと若いですよ」とお話していました。
 
   「その顔に陽射しを」
 
 目を閉じると遥か遠くから
 近づいてくる愛しい影
 昔の話も忘れたとしよう
 約束の言葉も忘れたとしよう
 でも目を閉じると
 忘れられないあの人は
 遥か遠く遥か遠くから
 虹に乗ってやってくる

 

 

 

 [I'm A Singer]はカバー曲だと思うのですが、オリジナルはわかりません。

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チョ ドクペ 「夢に」「私の昔話」

 

 音楽大好きでも、音楽ばかり聴いていると頭が疲れます。疲れた頭を癒すのはイージーリスニングがいいです。
 チョ・ドクペの”夢に”はぴったりな歌だと思います。
 
 終わってしまったのですが、「ユンドヒョンのラブレター」の300回記念に、番組で一番多く歌われたのはどの曲かと調べたところ、チョドクペの”夢に”が一番多かったそうです。本人は一度も出演したことがないのに、ゲストが好んで歌ったのですね。
 
 チョドクペは韓国ドラマ「パリの恋人」の挿入歌”僕の心に入ってくると”の作者です。このOSTをよく聴いていて、カンインハンがリメイクした”僕の心に入ってくると”が大好きになりました。「コンサート7080」でチョドクペが歌っているのを聴いて、「パリの恋人」とイメージが違ったのでびっくりでした。チョ ドクペ 「あなたが僕の心に入ってくると」
 1985年に1stアルバム「愛が終われば」は30万枚売り上げ、1986年には2ndアルバム「夢に」は150万枚以上の売り上げを記録しました。
 チョ・ドクペが中学生の時に片思いの女子を思いながら書いた曲だそうです。
 
 
    「夢に」
 
 昨日夢で見た 名も知らぬ君が忘れられない
 見たこともなく 名前も知らない 夢で出会った君よ
 今夜よく考えてみた どこかで見たような君の姿
 目に浮かぶ君 忘れていた愛 いつか出会っていた君よ
** ある秋の日に出会った君
 目を開けたら 夢が覚めそうで
 目を閉じたまま君を見る
 *泡のように消えてしまった僕の夢
 今夜も現れておくれ**
 目を開けたら 消えてしまう人
 僕は目を閉じたまままた君を見る
*~**
**~**
 
 
 
 
 
 ”私の昔話”はボサノバタッチの気持ちの良い歌ですね。韓国ドラマ「冬のソナタ」OSTのようでもあり、この頃から素敵な音楽が生まれる背景は出来上がっていたのですね。
 
 
 
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パダセ 「パダセ(海鳥)」

 

  UPしたのは男女二人組み「パダセ」の、1988年の大ヒット曲”パダセ(海鳥)”です。のりのいい曲で大好きです。
 「コンサート7080」はヒット曲の宝庫です。この番組のおかげで韓国の1970、80、90年代の音楽を知る事ができて心から感謝しています。
 この番組で好きになった曲は1988年のヒット曲が多くてびっくりしています。1988年のヒット曲Top100を見ると、「イチヒョン」「ソリセ」「パダセ」「ピョンジンソプ」「パクナムジョン」「トンムルウォン」「イムンセ赤い夕焼け」「チョドクペ」「キムボムリョン」「チャップンハナ(作品一つ」などの好きな歌がたくさんランクインしています。
 1988年の日本はまだ”嫌韓国”ではなく、紅白歌合戦が終わった後、大晦日の零時過ぎからNHKテレビで、アジアの紹介の一つとして韓国歌謡を放送していました。私はそのころは全然興味がなかったのですが、興味を持って韓国の音楽を聴いていた人は案外多いのかもしれません。
 私の韓国音楽との出会いは韓国ドラマ(冬のソナタ)からです。ドラマのなかの音楽やKBSワールドの「コンサート7080」で、こんなにいい音楽に出会えて本当に幸せです。また日本でもコンサート「7080」を放送してほしいです。
 
  パダセ(海鳥)
 
* 暗い海辺 独り飛んでる鳥よ 行くあてがないの 白い海鳥よ
 力ない声で 独り鳴いている鳥よ 友達をなくしたの 白い海鳥よ
 誰もいないのに 海も眠っているのに
 鳥はなぜ羽ばたきながら 飛び続けるのか
 鳥よ 日も暮れて暗いのに 鳥よ どこへいくの
 鳥よ 月も暮れていくのに 鳥よ 寂しい心をどうするの*
*~* 
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