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今週の笑点10月20日号 桂宮治さん、もう少しおとなしくしてね

 10月20日の笑点は桂宮治の笑点の伝統を壊す、あるいはしらけさせているのが増長している笑点でした。シャレにはついていけずに反論をするという、まだ静かな立川晴の輔が良く思える。

 ①お題 美しや

 宮治の答え ”美くしや 娘の寝顔 まじ天使”に、”気持ち悪いから座布団一枚取って”と昇太

すると ”おい~ それは俺が気持ち悪いってことですよね。娘じゃないよね”と言い返す宮治。洒落にならない。子供のことが気になるなら子供のネタは使わなければいいのに。

 好楽が”はい”と手をあげて 昇太潜在能力の好楽さん。好楽”美しやカレーの皿をなめつくし”

 とっさに宮治が好楽に、”あってるけど内容が汚ないですよ”

 一之輔”まだ洗剤(潜在)能力がある”と皿を洗う仕草、会場も笑いが起き、昇太は一之輔に座布団。

 すると宮治”洗剤使ってないよ!なめてるんだよ”と。洒落が分からないとしか言いようがない。

 

 ②お題「様々な有名人が天下を取りにいく」

 宮治”松平健さんが天下を取る ♪オレーオレオレオレ♪で膝立でクネクネ踊る。歌も“松健サンバ”とは関係ない。何が面白いのか分からない。。昇太、座布団持って行って!すると宮治は強い口調膝立でマツダイラ!!

 

 ➂お題 「木久扇さんに~をプレゼントして一言」

 宮治いつものなまりで

”昔木久扇さんがあのスペインのマドリードに出したあのラーメン店があったっぺ。もう一度頑張ってもらいたいから、マドリードのテンポをプレゼントするっぺな。すげえいい店舗でな。使いやすいんだよ。マドリーがいいど。マドリード、マドリ、マドリがいいど”笑いも起きず、木久扇が店を出したのは”バルセロナなの”と言うと、”バルセロナ””バルセロナ”と言うだけ。気の聞いた返しができない。

間取りと言ってるのはすぐわかるし、なんで、田舎なまりなのかわからない。スペインならスペイン人の真似するとまだ面白いのに。

 一之輔、”木久扇さんに救命胴衣をプレゼントします。三途の川の水が増してるので””、常識からいえばお年寄りにそんなこと言っていいのかと思われるが、木久扇の返しで”三途の川には歌丸さんがまだ浮いてるんだよ”さすが木久扇笑点流。すかさずたい平が”歌丸さんはもう渡り切ってる”

 宮治”木久扇さんにハッピー・バースデーの歌をプレゼント、皆さん一緒に”全員がハッピー・バースデーを歌った。

 歌い終わったあとたい平が笑点流に、”ハッピー・バカデーがよかった" 木久扇はシャレが分かるから笑っている。それに宮治が”(木久扇さん)、怒ってますよ、怒った顔してますよ” 木久扇も真顔になって”(私は)バカじゃないの”  "いいかげんにしろ!宮治!"と最後はテレビのリモコン投げてしまった。

 宮治の反論はシャレじゃない。ますます一之輔と差がつくばかり。取りあえず好楽を小遊三の隣に席替え、元の位置に戻すことで宮治の出しゃばりがなくなり、笑点流を身に付けることができるのではないか。

 20日号でつくづく思ったのは春風亭一之輔が宮治を相手にしなくなったということ。一言シャレで返すと真顔で怒り出す。これでは笑点ではなくなりしらけてしまう。宮治を相手にしなくなった一之輔はえらい!と思う。

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中国ドラマ「花轎喜事<かきょうきじ>」(全24話 2023年)

 

  中国ドラマ「花轎喜事<かきょうきじ>」は痛快で面白い中国時代劇ドラマでした。武術使いの李⽟湖を演じるティエン・シーウェイが可愛く明るくて強い!策略家の杜氷雁を演じる(バイ・ビンコー)は美人で頭が良くハラハラするシーンでもうまく乗り越えていきます。

 同じ日二人が花嫁となって、偶然が重なり互いに違う相手に嫁ぐことになってどうなるの?と思いつつ、テンポ展開の良さで飽きずに最後まで観ることができました。しかもめでたしめでたし。

 商家に嫁いでしまう文才もなくそろばんも苦手なティエン・シーウェイ。悪役の商家乗っ取り、親戚に怪しまれてもどうにか誤魔化し。

 将軍に嫁いでしまう文才のバイ・ビンコーは女人禁制の軍に入り込み、男装し医者見習いとして従軍。

 商家の若様は体が弱いということになっているものの、本当は悪人をだますための世渡りで武術もできるし、商いもうまい。お転婆を嫁にしたけれどそれが面白くて相思相愛に。間違いは後で解決。

 将軍はいち早く男装した女性と見破り、それが結婚相手だとわかり相思相愛に。間違いは後で解決。

 

「花轎喜事」は2001年に⼤ヒットしたドラマ「上錯花轎嫁對郎(原題)」のリメイク版なのだそうです。

 

  

 舞台は唐の時代の揚州。

 武官の娘・李⽟湖(ティエン・シーウェイ)と富豪の娘・杜氷雁(バイ・ビンコー)は同じ⽇にお嫁に⾏くことに。望まない婚姻を強いられた二人は、同じ日に揚州から他州へ嫁ぐ。途中、暴⾬に遭い廟で⾬宿りをしている時、お互い不本意な婚姻だと知った李⽟湖と杜氷雁は似た者同⼠で友情の契りを結ぶ。そんな時、強盗に襲われそうになり急いで花轎に乗った2⼈は、乗る花轎を間違えて嫁ぎ先が⼊れ替わってしまった。李⽟湖は体の弱い三若君・⻫天磊(アオ・ルイポン)に、杜氷雁は将軍・袁不屈(ジャオ・シュンラン)に嫁いでしまう…。

 

演出

チョン・フォン「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」「神様の赤い糸」

脚本

マー・シャーシャー、スー・ニー

出演

・ティエン・シーウェイ「星から来た猫将軍」「卿卿(きょうきょう)日常 ~宮廷を彩る幸せレシピ~」「神様の赤い糸」
・アオ・ルイポン「国子監は花ざかり〜ロマンスは最高学府で〜」「女神様の縁結び」

・バイ・ビンコー「安楽伝(原題)」「祈今朝(原題)」
・ジャオ・シュンラン「風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~」「夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~」
 (アジアドラマチャンネルより)

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1961年の洋楽 ⑧ 藤木孝「Twist No,1 (ツイスト No.1)」

 

  藤木孝の「Twist No,1 (ツイスト No.1)です。弘田三枝子の”かっこいいツイスト”に次ぐ、日本のツイスト・ナンバーだと思います。原曲はジョイ・ディーとスター・ライターズ(Joey Dee & The Starliters)のペパーミント・ツイスト-(Peppermint Twist Part1)”です。

 藤木孝は1959年に渡辺プロと契約、1961年に”24000のキス”がヒットし人気歌手の仲間入りをしました。世界中で流行ったツイスト ・ブームに乗って”Twist No,1 (ツイスト No.1”が1961年にヒットし、ツイスト男の異名で続いて4枚のツイスト・ナンバーをリリースしました。ただ”Twist No,1 (ツイスト No.1”以外の4曲はアレンジも曲も冴えずパッとしない出来です。残念。

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1967年~70年の映画音楽 ⑳「雨あがりの天使」ジャック・ルーシュ

 

 映画「雨あがりの天使」(1968年) からテーマ曲(エンド・タイトル)です。途中母と子供の会話が聞かれますが、サウンド・トラックにはないので、日本キング・レコードが付けたしたのでしょう。「鉄道員」「天使の詩」などでもキング・レコードは子供の話声を挿入して、映画の雰囲気をだすのに成功しています。

 「雨あがりの天使 (TU SERAS TERRIBLEMENT GENTILLEYOU ONLY LOVE ONCE)」)はフランス映画で、日本では1968年10月に公開されました。、音楽はジャック・ルーシュ(Jacques Loussier)で、1960年代にバッハの作品をジャズ・トリオで演奏した「プレイ・バッハ」シリーズが大ヒットし、フランスのディスク大賞を獲得しました。「頭上の脅威」(1964年)「エヴァの恋人」(1966年)「殺人ゲーム」(1967年)などの映画音楽を手掛けています。

 (ストーリー) 家庭を捨てた写真家の夫を追って、妻と娘がパリに出てくる。ところが、自らがモデルとして成功してしまった……。家族愛を描いたホームドラマ。「allcinema」より

 

 

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1964年のポップス ㉝ テリー・スタッフォード「サスピション」「星を使もう」

 

 エルヴィスのそっくりさん、テリー・スタッフォード(Terry Stafford)の”サスピション(Suapicion)”です。

 米国の歌手、テリー・スタッフォードは1960年にハリウッドに移り、ライヴリー・ワンズやサーファーズのメンバーとして活躍、新設されたクルセイダー・レーベルから”サスピション”でソロ・デビュー、1964年4月には全米3位にランクされるヒットになりました。ビートルズ旋風の時でヒット・チャートのベスト5は、”サスピション”以外はビートルズのナンバーで占められていました。

 文化放送「9500万人のポピュラー・リクエスト」では5月28日に20位で初登場、7月23日、8月6日、13日、20日に最高位5位、9月17日に14位までランクされました。TBS「今週のベスト10」では6月21日に15位で初登場、7月26日に最高位3位、9月20日に16位までランクされました。「洋楽ヒットチャート大事典」(八木誠著)では1964年年間チャートで24位に選ばれています。

 ”サスション”はエルヴィス・プレスリーのためにドク・ポーマス(Doc Pomus)とモート・シューマン(Mort Shuman)が書いた曲で、1962年6月にリリースしたエルヴィスのアルバム「Pot Luck」に収録されています。

 

 

 

 テリー・スタッフォードの”サスピション”に次ぐ2枚目のシングル”星をつかもう( I'll Touch a Star)"です。1964年の全米ヒット・チャートで25位にランクされました。

 文化放送「9500万人のポピュラー・リクエスト」では9月30日に12位で初登場、10月22日、29日に最高位15位、11月5日に19位までランクされました。TBS「今週のベスト10」では9月21日に15位で初登場、9月27日、10月4日に最高位10位、11月1日には16位にランクされました。「洋楽ヒットチャート大事典」(八木誠著)では1964年年間チャートで56位に選ばれています。

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韓国ドラマ「グッキ」OST ② ”oblivion” ギドン・クレーメル、アストラ・ピアソラ

 

  ”oblivion”はアストル・ピアソラ(Astor Piazzolla)が、マルチェロ・マストロヤンニとクラウディア・カルデナーレ主演のイタリア映画「エンリコ4世」(1984年)のために書いた曲です。韓国ドラマ「グッキ」(1999年 MBC)では、主人公グッキのテーマとして使われました。
 アストル・ピアソラは革新的なアルゼンチンのバンドネオン奏者で、”LiberTango"、”Adios Nonino ”などの名曲を作曲しています。ギドン・クレーメル(Gidon Kremer)はクラシックのヴァイオリニストですが、アストル・ピアソラを敬愛していて,1996年には「ピアソラに捧ぐ」というタイトルのアルバムを録音しています。
 
 UPした画像はクレーメルのコンサートからです。素晴らしいギドン・クレーメルのヴァイオリン演奏。美しい旋律をただ美しく演奏するのではなく、感情を込めた人間の五感を奏でるギドン・クレーメル。体の芯から酔ってしまいます。
 
 

 

 

 アストル・ピアソラの”oblivion”です。

 

 

 

  「グッキ」からペ・ジュウンが歌う、”oblivion”のハミング・ヴァージョンです。

 

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韓国ドラマ 「グッキ」(1999年) OST ①

 

 主人公グッキのテーマはペ・ジュウン”美しい時代”です。

 
 韓国ドラマ「グッキ」OSTでは、アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla)”作曲のoblivion”がヴォーカル、バイオリンなど3ヴァージョン収録され、主人公グッキのテーマとして使われています。UPしたのはヴォーカル・ヴァージョンです。美しいアレンジで、この頃の韓国ドラマの質の高さを象徴しています。

 

 

 

 オープニング曲”熱情”

 

 

 

 「グッキの挿入曲」”流れる川の上を”です。

 

グッキ 韓国ドラマ「グッキ」 MBC 1999年 全20話

 

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KBSドラマ 「人生は美しい」(2001年)

 

  「韓国ドラマは2000年前後に黄金時代を迎えましたが、ドラマの音楽も同じ頃に素晴らしいものが多くあります。
 その中でも「人生は美しい(2001年)」のテーマ曲は、メロディーが切なく、美しく、歌と共にギターのソロが胸に迫ります。サントラCDは2006年に再発されています。
 「人生は美しい」はいろいろな話を盛り込みすぎたことで、ドラマとして散漫になってしまったところがありますが、2000年前後のドラマは配役がよく、主役のハ・ジウォン、ユン・ヘヨン、チョン・ボソク、ユ・ジュンサンなどの演技を観ているだけでも満足できます。特にハ・ジウォンは生意気ではすっぱなのに、いじらしくて切ない役を演じたら絶品です。天性の名女優です。
 

 

 

 「人生は美しい」の piano String Versionです。

 

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チョ・ジェフン「深淵」「ユン・ドヒョンのラブレター」より「泣かせて」

  

 思いがけず韓国ドラマから良い歌探しで新しい歌が見つかることがあります。清純派アイドル歌手カン・スジが韓国ドラマ「青い鳥はいた」の中でクラブ歌手役で出演し、3~4曲1980~90年代に流行っていた歌をステージで歌うシーンがあって、とても楽しめました。韓国音楽好きな私でも初めて聞く曲がありました。

 歌の題名がわかれば探しようもあるのですが、さて?この曲はと思っていたら、このシーンを曲の題名と一緒にをアップしている方がいて、曲名が分かったという。

 しかも男性の声。男性の歌をカン・スジが歌ったのですね。チョ・ジェフンの「深淵」ということ。美しいカウンターテナーです。

 せつない韓国ドラマのOSTのようです。

 

 深淵  歌詞(直訳)

君を送り出した後、一人で道中

いつも待っているわけではないけど、

別れが先だった 

私は涙であなたを送り出した

ごめんなさい、別れを知りませんでした

私にはもとたくさん時間が残っていると思っていた

もっと君を愛せたらよかったのに。

山を作っただけの後悔

**時には、悲しくて死んでしまっても

私は眠りに落ち、低く笑います

もし私を憎むなら、私のところに戻ってきて

私を満たすための愛 それがあなたでいられるように**

**~**

 

 懐かしいKBSTV音楽番組「ユン・ドヒョンのラブレター」よりクラシックを。ステージや客席の様子を観ていただければと思います。声量があって安定していて素晴らしいです。

 スキャンダルで公の場所から排されました。もったいないですね。姦通罪なのだそう。1年前の復帰の動画があります。

 

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エウミール・デオダート ① 「Razao de Viver (Tears)」デューク・ピアソン

 エウミール・デオダート'(Eumir DEodato)(1943年~)は,、デオダート名で1973年にリヒャルト・シュトラウスの”ツァラトゥストラはかく語りき”を大胆にクロス・オーバー・サウンドに編曲してアルバムをリリース、世界中で500万枚売り上げる大ヒットになりました。その後も自身のアルバムだけでなく、ロバータ・フラック、クール・アンド・ザ・ギャング、ビョークなど多くのアーティストのアレンジャーを務めました。

 エウミール・デオダート(1943年~)はブラジル生まれの編曲家、ピアニスト、作曲家です。1950年代後半からのボサノヴァ・ムーブメントに大きな影響を受け、独学で編曲を学び、1964年にファースト・アルバム「Inutil Paisagem」(アントニオ・カルロス・ジョビン集)をリリース、オデオン・レコードではアレンジャーとして働き、マルコス・ヴァーリ、ウィルソン・シモネイラ、チト・マヂなどの編曲を手掛けました。

 

 

 エウミール・デオダートとギタリスト・作曲家・プロデューサー、ドゥルヴァル・フェレイラとの双頭バンドos Gatos(オス・ガトス)のアルバム「os Gatos」(1964年)から、デオダートの作曲で”Razao de Viver(生きる喜び)"です。

 

 

 

 米国のピアニスト・編曲家、デューク・ピアソンのアルバム「How Insensitive」(1969年)から”Razao de Viver (Tears)”です。フローラ・プリム(Flora Prim)のヴォーカルです。

 

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