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ノントロンパットロン「屋根部屋」

 

 夫婦デュオ「ノントロンパットロン」”屋根部屋”

 この歌を聴いていると、屋根裏のある三角屋根の家に憧れていた若い頃を思い出します。信州の高原にいくと、三角屋根のかわいいペンションがたくさんあって、その窓から見る風景は遠くに見える山々の稜線や、白樺林や、満天の星空に静かな湖。
 こんなイメージのノンドゥロンパットゥロンの「屋根裏」。調子の良いフィドルからイントロが始まり、暖かくて楽しい歌になります。
 1973年に4~5人のグループで結成されたようで、最初1973年にキム・ウングァンとパク・ウェインで結成されました。1978年に男性のキムウングァンと女性のユンソルヒのデュオとして「屋根裏」がヒットし、二人はおしどり夫婦として演奏活動をしました。1973年から数えると40年経っているのですね。
 
 「コンサート7080」に二人で出演し「屋根裏」を歌う画像がありますが、男性のキム・ウングァンは大腸がんと診断された後、ソウル、京浜、仁川地区の児童団体ハウスで「7080幸福共有コンサート」を企画し、疎外された子どもたちへのチャリティー活動にも取り組みました。残念ながらキムウングァン氏は2010年に亡くなりました。享年57歳。
 
 ユンソルヒさんはユンソラさんととノンドゥロンパットゥロンで活動しています。
 
 
 

 ユンの家はグループホームです。「グループホーム」とは、様々な理由で親と一緒に暮らせない子どもを育てる別の家族制度です。

 フォークで活動中の1986年、長女の子育て問題で歌手活動を断念し、その後、実用音楽院を開校。人気を得て塾も軌道に乗ったのですが、貧しい子供たちは音楽院で学ぶことができず、結局、1996年に音楽院を辞めて保育園をオープンしました。忙しい両親のために、24時間営業しました。

 為替危機が来て、離散した家族は数え切れませんでした。失業、離婚などで、行き場のない子どもたちが増えました。そのために「グループホーム」を立ち上げて経済的にも苦しい中、子供たちを育てています。ユン・ソルハは夫がガンで亡くなってもその生活を続けています。

 

「屋根裏」
 
 我が家で一番高い場所 小さな屋根裏
 広くて大きな部屋もあるけど 私はあの場所が好き
 高くて青い空に抱かれた 三角屋根の 私のねぐら
 月傘かかった夏の夜  傘ランプに火を灯し
 頬づえをついて空を見上げ 少女の翼を広げていた
 友が去っても 友情は残っている
 今ではばら色の光 恋しさを隠す場所
 我が家で一番高い場所 小さな屋根裏
 広くて大きな部屋もあるけど 私はあの場所が一番好き

 

 

 

 ユン・ソルハ、ユン・ソルヒ姉妹の「屋根部屋」。夫が亡くなって後はフォークシンガーで妹のユン・ソルヒと演奏活動を継続しています。

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イム・ヒスク 「わたしだけのあの人は去り」「本当に私は知らなかった」

 

 今日の私の心を揺さぶった歌。イム・ヒスク”わたしだけのあの人は去り」。KBS「コンサート7080」2005年の画像から。すぐに消去されると思いますが、少しの間だけでもUPします。

 イム・ヒスク美しい顔立ちではないけれど、魂のこもったコンサート7080での歌。感動します。拍手もひときわ大きい。

  ”わたしだけのあの人は去り””本当に私は知らなかった”音源からの4曲バージョンもUPします。

 

 

 

 同じく「コンサート7080」2005年から。”本当に私は知らなかった”

 

 

 

 ”わたしだけのあの人は去り””本当に私は知らなかった”音源からの4曲バージョン

 

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韓国音楽徒然

 KBS音楽番組「コンサート7080」で韓国音楽に目覚めたのでyoutubeの画像は「コンサート7080」のライブを選んでUPしていました。

 しかし

 厳しいKBSの規制でほとんどがダメ。アメーバブログに移したyahooブログ「毎日韓国ドラマと映画と音楽でヘンボケヨ」の韓国女性歌手が全滅状態で、歌を聴くことができなくなってしまっている状態です。

 あらためてKBS以外の音源からUPすることに。気の遠くなるような作業ですががんばりたいと思います。

 歌は大切です。心の調子が悪い時、奮い立たせてくれたり、慰めてくれたり、空想の世界へ連れ去ってくれたり、かけがえのない宝物です。もし耳が全く聞こえなくなったりしても歌は覚えているので歌うことができます。声がだせなくなっても、頭の中で歌が流れます。

 過去の人々が残してきた歌詞、メロディ、楽器のしらべ。なんて素晴らしい世界なのでしょう。音楽によって生かされている私の人生です。

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