goo

2022年の年の瀬で思うこと

 

 

 1960年から何度目の暮れを過ごしてきたのだろう。真っ黒な装いの人々が行きかう賑やかな交差点でふと思いました。

 それで小学生の頃から毎年見ていた大晦日の紅白歌合戦のことを思い出しました。その頃のテレビは白黒でしたが、華やかで夢いっぱいの楽しい歌番組。衣装、ヘアスタイルも洒落て豪華。文学や絵画と違いエンターテイメントで高尚ではないけれどまさに文化、文化、文化です。

 映画の名画を何度観ても感動するのと同じように昭和38年(1963年)の紅白歌合戦も幸せな感動。

 今、文化はあるのだろうかと自問自答です。

 もしかしたら、今はテレビの情報番組が市井の文化なのでは?

 コマーシャルの世界は黒を着ていなくて明るい色の洋服を着ています。

 皆が黒を着ずに明るくて柄のある洋服を着る日は来るのでしょうか。

  大晦日は昭和38年(1963年)や昭和の紅白歌合戦をyoutubeで見ながら過ごします。 

   除夜の鐘。

 今年、除夜の鐘は鳴るでしょうか。

 日本は大事な物、事を捨ててしまったのでは?と思います。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

エラのクリスマス「Santa Claus Is Coming to Town” by Ella Fitzgerald」(サンタが街にやってくる)

Santa Claus Is Coming to Town” by Ella Fitzgerald

メリークリスマス

 エラ・フィッツジェラルド「サンタが街にやってくる」

エラの楽しいアニメーション

今年は洒落たコーラスのアレンジと温かみのあるエラの歌声でクリスマスイブを過ごします

去年よりクリスマスの音楽やツリーで少しばかり街の賑わいが戻ったようです

本場の欧米は厳冬で庶民は辛く苦しいクリスマスです。

明けない夜はないと言いますが、暗い夜はまだまだ続きそう。

じっと耐えて待つしかないのでしょうか。

そう考えると息が詰まりそう。

ありがとうエラ・フィッツジェラルド

幸せな音楽をたくさん残してくれたことに感謝です

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

野草・薬草入門編②来春はタンポポを食べよう

友人と野草散策に行きました。最初は私の誘い、二度目は彼女のお誘いです。

「ナチュラルでいいじゃない!」と野草観察会に同行してくれた友人ですが、ちっともうれしくない様子でした。ほんとは草むらが嫌いだったということです.

しばらく経ち友人が京都旅行の、一面に広がるセイタカアワダチソウ写真を送ってくれて感動。(セイタカアワダチソウは自然療法の大家である東城百合子一押しの薬草)

そして数日経ち友人から河原散策へのお誘い。

その季節に1週間だけ開花する大輪の花を見つけて、さすがに野草に興味のない友人もうれしそうでした。

少し野草の入口に立てたかなと思い、タンポポは知っている?と聞くと知っているとのこと。

タンポポは食べることが出来る野草だから春になったら食べてねと教えると

え~タンポポって食べられるの?と返事が返ってきました。

タンポポの若葉は苦味も少なくてサラダに。(ベビーリーフのよう)

黄色い花のカタバミ(酸っぱい)は塩、オリーブオイルで簡単ドレッシングに変身するのでタンポポの葉サラダにぴったり。

タンポポ黄色い花びらをサラダに散らして彩を添えたり、花を天ぷらにしてエディブルフラワーとして。

花を支えている長い茎はきんぴらに。

成長した葉は炒めたり、茹でておひたしに。

綿毛の終わったタンポポ根っこを掘りだして(途中で切れたり掘り出しにくい)刻んで干して乾燥させてお茶、気長に炒ってコーヒーに。

タンポポ食べるで検索すると記事がたくさんありますので参考にしてください。

注意 犬の散歩道、公園など整備されている場所は薬品散布の可能性があるので、人の通らない、自然に近い場所で摘む。花は萎むのが早い。

 

タンポポには薬草効果もあります。

肝臓病の薬として(秋から冬に根茎をとり刻んで日干し乾燥後15~30gを1ℓの水で1時間煎じて食間に3回に分けて飲む)

成分

セスキテルペン、トリテルペン、ビタミンA,B,C,D

薬効

急慢性肝炎、肝硬変

他にアトピー性皮膚炎、ニキビ、皮膚病、健胃、胃潰瘍、乳腺炎、母乳不足、高血圧、利尿、浮腫、不眠症、気管支炎、扁桃腺の疾患に。

タンポポを常食している方によると「体を温める効果がある」とのこと

食べてよし薬用よしのタンポポです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

野草・薬草入門編

 野草・薬草の本がたくさん出版されていますが、野草は実際見なければ実感わきません。

 ヤッコガチャが体験した入門編を綴ります。

 野草を全く知らない人が野草・薬草の世界に入るには敷居が高いのですが、まず道端に生えている草の名前を覚えることで野草の世界が身近になります。するとその草が自然と目に入るようになり、野草目が備わってきます。

 

 植物が苦手な人はタンポポも知らないと思います。

   春に黄色い花と緑のギザギザ葉。15~25cm位の丈。花が終わるとふわふわ綿毛になって風に吹かれて飛んでいくタンポポです。

 まずタンポポから始めると良いでしょう。

   タンポポは食べることができる野草・薬草です。

 知人から初秋にブームなのかタンポポを食べてみたいと連絡がありました。

 春まで待てばいくらでもタンポポが咲いてくるから、その時に犬の散歩道でないところのを摘んで食べてみようと提案しました。

 秋でも初冬でもタンポポはありますが、秋冬のは春より苦味が強くなるのでお勧めできませんでした。

 はじめの一歩はタンポポからです。

 

 私はタンポポ、ヨモギ、ドクダミから野草入門を始めました。

 家族の反対を押し切り、恐る恐るタンポポを食べて(葉、花、蕾、茎、根、全草)

 ヨモギ汁を絞って飲んで

 ドクダミを酒に浸けてチンキ(塗り薬)を作り

 野草を知りたいという思いは薬草を知りたい!という思いからです。

 毎日、韓国ドラマや中国ドラマを観ていると薬草がいたるところにでてきて興味が自然とでてきます。

 最近観た中国ドラマ「月に咲く花の如く」(清朝末期の時代)2話で庭に咲く赤い花の葉をすりつぶして傷口に塗って治してしまうウソのようなホントのようなシーンがありました。

 まだその時代はペニシリンもないし戦場で傷だらけの兵士たちには「血竭(ケッケツ)」を材料とする膏薬で傷の手当をしていました。

 「月に咲く花の如く」では血竭がドラマのカギになります。

 

 野草・薬草を覚えると実生活でも使えるし、ドラマの楽しみも増えます。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )