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韓国ドラマ「悲しみよ、さようなら」 KBS 2005年 全60話

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  KBSで深夜に再放送された韓国ドラマ「悲しみよ、さようなら」。このドラマがどのようなドラマだったか、2005年のKBS大賞で女優助演賞を受賞したイ・ヘスクがコメントしています。
 「私は「悲しみよ、さようなら」を通して家族間の愛と和解の大切さを痛感しました。そして人が人を許すってことがどれだけ温かくて美しいことなのか改めて感じたと思います。とても温かい台本を書いてくれた作家先生、そして監督をはじめスタッフに心から感謝します」 https://youtu.be/RI_Y8EECiTA
 
 最近の韓国ドラマが面白くないので、中国ドラマ三昧の日々で、緊張感の連続でした。「悲しみよ、さようなら」はとてもアットホームなドラマで、ホットして生活に安らぎがうまれました。
 このドラマはKBSが日本で放送された2007年頃に初放送されていましたが、アイドルグループ「神話」のキム・ドンワンが主役ということで、あえて見ませんでした。今回再放送で見ることができ「未視聴の宝物」を発見した!という感じです。
 イ・ヘスクもコメントしていますが、「許しと和解」がテーマなのかなと思います。家族間で信頼を取り戻す過程、昔の恩讐を乗り越える難しい過程をうまく生き生きと描いたと思います。
 賞を受賞したイ・ヘスクの演技には魅了されました。クールな事業家も似合いますし、母親として泣き崩れるシーンは胸を揺さぶられました。
 主役のキム・ドンワンとパク・ソニョンのカップルがすがすがしくてさわやかでした。    裕福ではないチェ・ランの庶民的な母親役は初めて見ました。いろいろなことでオロオロする演技もまたよかったです。久しぶりに屈託のあるイ・ジョンウォン。兄弟とやっと打ち解けて笑顔を見せてくれました。キム・イルとキョン・ミリの兄妹のやりとりが面白くて、毎回二人のシーンが増えてきたので視聴者に受けたのだと思います。長兄として責任感があって人の良い役をカン・ナムギルが演じました。この一家のアットホームな雰囲気が「悲しみよ、さようなら」の柱だったと思います。
 
 悲しみよ、さようなら KBS 2005年 全60話
 演出 ムン・ボヒョン キム・ ヒョンソク
 脚本 チェ・ヒョンギョン
 出演. キム・ ドンワン(神話)、パク・ソニョン、オ・ヨンス、イ・ジョンウォン 他
 
 前向きで好感度100%の青年キム・ドンワンとお嬢様のパク・ソニョンが身分違いの恋愛。パク・ソニョンの母親ユン・ヨジョンは大反対。父親はキム・ドンワンを気に入る。倒産したと芝居をして、邸宅を出てせまいアパートに引っ越す。ユン・ヨジョンは考え方を改めてふたりの結婚に賛成する。
 キム・ドンワンはバイト先で実業家(金貸し)のイ・ヘスクと意気投合するが、じつは二人は母と子であった。イ・ヘスクはずっと息子を探している。キム・ドンワンはカン・ナムギル、チェ・ラン夫婦の息子として生きていた。
 イ・ジョンウォンはオ・スヨンと無理やり別れさせられて、別の女性と結婚し家庭を持つが事業が失敗し、離婚に踏み切る。兄の手助けを断り続けるが病気になって兄の家に居候する。
 キム・イルは兄弟の中で一人だけ金持ちの娘と結婚して医者の地位を築いてきた。妹のキョンミリとはお互いに言いたい放題だ。そのうち嫁と別居して兄の家に居候する。
 カン・ナムギル、チェ・ラン、イ・ジョンウォン、キム・イル、キョン・ミリと芸達者な家族団らんの光景は素晴らしい。
 ハン・ジニはカン・ナムギル一家を苦境に陥れた悪役。娘のオ・スヨンをいまだに誤解してイ・ジョンウォンとつきあっていると叱り飛ばす。今の食品会社社長の地位はカン・ナムギル一家から奪って築き上げた。妻は夫の悪人ぶりが許せない。年老いた母親は昔のことで怯えている。
 イ・ヘスクはカン・ナムギル兄弟姉妹の義理の母親なのだ。うまれたばかりの息子を置いて身を隠すしかなかった。キム・イルとキョン・ミリはイ・ヘスクが私たちを捨てたと恨み、イ・ヘスクは生まれたばかりの赤ん坊をキョン・ミリたちが孤児院に捨てた恨んでいる。イ・ヘスクは夫の工場を乗っ取ったハン・ジニに復讐を誓い、会社を倒産に追い込もうとする。
 キム・ドンワンはイ・ヘスクを実の母親と知って、苦悩する。
 
 こんなに問題山積なのに、ひとつずつ解決していく過程が本当に素晴らしい。ドラマの中でいろいろあるけど、許しあって希望の明日へと向かって行く。59話のイ・ヘスクとキム・ドンワン二人だけで朝日を眺めるシーンははとても美しく、さすが映像のKBSだと思いました。
 
 採点10点中7点
 
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ボビー・キム&カン・サネ 「チングヤ」

 
  2010年発売のボビー・キム3集「Heart&Soul」から”チングヤ”。featuringカン・サネ。レゲェのリズムで心地よいこの歌はカン・サネがfeaturingしてるので聞きやすいです。
 韓国R&Bのボビー・キム(本名キム・トギュン)1973年生まれ。デビューは1994年「ドクターレゲェ’One’」 
 1973年 1月 12日ソウル生まれで 2歳の時、アメリカに渡米。アメリカのナイトクラブ及びファッションショーでラップヒップホップと歌手で活動。
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