人が生きる世の中(サランサヌンセサン)
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ボクヒ(ポッキ)姉さん
ボクヒ(ポッキ)姉さんをamebaブログから22話うつしました。ドラマに大変感動しながら観ていました。2012年~2014年に書いた古い記事ですがよかったらご覧ください。
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「ボクヒ姉さん」 最初から面白い!
KBSTVの再放送「ボクヒ姉さん」を1話から見直していますが、最初っから面白くて夢中になって観ています。以前の記事に”最初のころはまだ面白くなりませんが、”と書きましたが訂正しなくちゃいけませんね。
「泣いて笑って、感激して」、ドラマの王道を行くドラマ。人物設定が最初からはっきりしていて、登場人物の一人一人面白くて文句なしの配役です。
こんなドラマが観たかった。この後のドラマでこれほどいいドラマに出会っていませんので、韓国ドラマファンとしてはとっても悲しい。「ボクヒ姉さん」の脚本家イ・グムリムのドラマを待望しています。
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「ボクヒ(ポッキ)姉さん」(KBSTV 2011年) 再放送始まる
今日から、待ちに待った「ボクヒ(ポッキ)姉さん」の再放送がKBSTVで始まりました。深夜3時05分の放送ですが、最近のドラマの中で特に面白いドラマなので録画して視聴することをお勧めします。子供時代の部分を録画していなかったので、今回はしっかりとDVDに録画して宝物として保存します。
1話を観ると、いたるところにドラマの伏線が描かれていて、最初から人物設定がはっきりとしています。ドラマが進むにつれ、脚本家イ・グムリムの理想と志の高さを感じ、一つ一つのセリフに心を打たれてしまいます。韓国ドラマ黄金時代(1990年代~2000年代中頃)を彷彿とさせる「ボクヒ(ポッキ)姉さん」。
残念ながら「ボクヒ(ポッキ)姉さん」以降、感動して夢中になる韓国ドラマに出逢っていません。今のところ私にとって「ボクヒ姉さん(ポッキ姉さん)」は、”最も新しい韓国現代ドラマの名作”です。
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ボクヒ姉さん(ポッキ姉さん)
BS日テレで「ボクヒ姉さん(ポッキ姉さん)」が始まりました。私の去年の”韓国ドラマベスト1”です。日テレの宣伝文句は韓国版「おしん」だそうです。最初のころはまだ面白くなりませんが、ボクヒ(ポッキ)が大人になった頃から、商売の手腕が発揮されてだんだん面白くなって、中盤、終盤にかけてとっても楽しみになってきます。
これから観る人にとっては幸せな時間になるでしょうね。
ただKBSテレビでは「ポッキ姉さん」だったので「ボクヒ姉さん」というタイトルには少々抵抗を感じてしまいます。同じ名前だったらよかったのにと思いました。
採点(10点満点/8点)
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韓国ドラマ「ポッキ姉さん」終了②
TV小説「ポッキ姉さん」 KBS 2011 全130話
演出 ムン・ヨンジン
脚本 イ・グムリム
1960年代中頃から1970年代終わり頃を背景にその時代を生きた主人公ポッキと周りの人々の人間愛のドラマ
江原道舎北の炭鉱事故で父親を失ったポッキはまだ子供なのに、母親違いの弟を育てている。継母が逃げてしまったので、実の母を頼って舎北から徳泉まで弟を連れて旅をする。道中ホン・ペクに出会う。母は醸造所の社長と再婚していたが肩身のせまい思いをしていた。親戚の娘として子守りをすることで置いてもらう。学校へ行けないポッキにカン先生が生きる指針を教えてくれた。実の娘と知られてしまい、ますます姑は母にきつくあたる。弟は養護施設へ預けられ、会いに行くが、全州へ養子として出され、ソウルへ引っ越したという。ポッキは弟を探しにソウルへ行く。善きひとの家で子守りや家政婦として働き、しっかりとした女性に育つ。働きながら夜学へ通う。天性の知恵と度胸で、縫製工場を成功させて、母の待つ徳泉へ帰るが、全盛を誇っていた醸造所は倒産寸前まで追い込まれていた。理想を持つ経営者になっていたポッキは醸造所再建のために、本物の伝統酒作りに挑む。
出演者
チャン・・ミイネ ポッキ
リュ・テジュン カンジュンモ(カン先生)
キョン・ミリ ジョンエ(ポッキ母)
イ・ヒョジョン ビョンマン(ポッキ義父)(醸造所ソ社長)
キム・ジヨン チェ女史(姑)(ソ社長の母)
キム・ナウン ジョムレ(ダルボン妻)
イム・スンデ ダルボン(醸造所従業員)
チェ・ミニ ミジャ(チェ女史の娘)
ペ・ドンソン ヤンマルグ(ミジャ夫)
キム・ユリ クムジュ(ソ社長の長女)
ソ・ヘリム ウンジュ( 〃 次女)
ユ・ドンイル テジュ ( 〃 長男)
チェウソク ヨンピョ(醸造所で働く。両親がいない)
キム・シオン ミンス(徳泉の病院の息子。ウンジュと幼馴染)
ハン・ジョングク ミンス父(キムジングク 病院院長)
クォン・ギョンハ ミンス母(カンインスク)
パク・ソンヒ プノク(醸造所で使用人として働く)
チョ・ソンヒョン ホンペク(元金貸しの実業家 若い頃、子供のポッキに出会う)
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韓国ドラマ「ポッキ姉さん」終了①
毎回楽しみにしていた「ポッキ姉さん」が終了しました。面白いドラマは登場人物が命を吹き込まれたように、生き生きとしていきます。俳優達が役に成りきって、ますます良い演技を見せてくれました。
それに、脚本家のイグムリムも乗ってきました。、ドラマの展開も小気味いいし、心を打つセリフも満載です。
いつもならただ観ているだけですが、ドラマのなかの「美しい魂」と言う言葉で、この脚本家の書いたセリフは書き留めておかなければいけないと思いました。
大企業だけが生き残る「自由」という名の過酷な競争社会でなく、「美しい競争を」という名言も残しました。
生き方の指針も示してくれました。「どんな状況でも必要とされる人。自分の存在で周りを幸せにする人」「人は希望」と。
一人の人だけが豊かになるのではなくて、「皆が幸せになる道」を、ポッキは経営理念で指し示します。
人が持っている良いところを認めると、認められた喜びで人は変わることができることも。
人は誰でも多かれ少なかれ困難にぶつかるし、失敗もします。しかしポッキは大きな困難にも落ち着いて対処し、それを有利にしていくことができます。
犯罪を貧乏のせい、親のいないせい、世の中のせいにする人もいますが、
ポッキは”境遇が悪いからこそ、後ろ指をさされないように、努力するの””夢を持って自分を愛し、誇らしく思えば人に無視されても平気”と言います。
結婚という新しい人生の門出に、美しい「誓いの言葉」も交わしました。
わだかまっていた心が次第に溶けていくのを、美しい映像を通して自然に表現しています。
ポッキの弟のボクナムの小さい頃のぼんやりとした記憶や、祖母のぼけて失った記憶が一瞬戻る時の描き方も良かったです。
「ポッキ姉さん」は俳優・脚本・演出・カメラ・音楽、どれも素晴らしく、2000年前後の韓国ドラマ全盛時代を彷彿とさせる志の高い名作です。
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韓国ドラマ「ポッキ姉さん」⑰カン先生の言葉「何をどう教えるのかが大事」
「ポッキ姉さん」123話は良い話が満載です。
クムジュとポッキの会話
クムジュ”あなたを尊敬する。誰にでも出来る事ではないわ。あなたは周りの人を変える力がある”
ポッキ”どんな人でもいいところはあるでしょ”
クムジュ”あなたが引きだしてる”
ポッキ”人は誰かに認められたい願望がある。叔父さんが変わったのは認められたと感じたから。その相手が私でもね”
酒造所社長のビョンマン、母のキムジヨンおばあさんがスヤスヤ眠るのを愛しく見て
”強くなろうと。夫に先立たれ子供を身ごもった時、強くなければ子供と酒造所を守っていけないと思ったはず。俺が生まれたあと3人の子供に死なれ、やっと妹のミジャを身ごもったと思ったら、臨月間近に夫に死なれ一人で出産し、強くなろうって」
キムジヨンおばあさん、元気な頃は気が強くて何をするにも彼女が決めてましたね。ポッキがソウルで元気に縫製工場で働き、徳泉に最初に戻った時、大きな金額のお金をおばあさんにもらいました。遠慮していると、”投資だから、あなたに投資するのよ”と言われ、そのお金があったから、泥棒が入ったときに、ポッキは工場を立てなおすことができました。有難いお金だったのです。
テジュが朝早くから麹を見に行くと発酵室に社長の父がいる。ポッキもやってきて3人で発酵の様子を見ている。”酒が頑張って発酵してるよ” ”酒が歌ってるんだよ、おいしくなるよ”
社長はどうしてもヤンマルグを信用できない。外で聞いていたヤンマルグ、いい気がしない。
部屋へ戻ると”俺をクズ呼ばわりした人間を後悔させる。自分が間違ってたって言わせてやるんだ”
ミジャ”誰があなたをクズだと”
マルグ”お前たちソン家の人間だ” 大丈夫かなあヤンマルグ。手柄を立ててくれたらいいのだけれど、悪いことが起きない様に願います。ヤンマルグをちょっと応援したくなってる私。
車の中でクムジュとヨンピョ。奨学金で大学へ通うヨンピョに、優秀なんだ!と感心するクムジュ。
ヨンピョ”お前は俺を見下していた”
クムジュ”悔しかったの?”
ヨンピョ”いや。糧になった。見下されない人間になってやると決心したよ”
クムジュ”私たちは愛し合ったけど無知だった”(イギリス の詩人イエイツの詩集「長い沈黙のあと」より)
ホンペクが学校建設にいよいよ本格的に動きだした。カン先生と敷地や場所を打ち合わせする。場所は全州の「母岳下」の麓。「形が子を抱く母のようだと」とにかくその名前が気に入って決めたのだと。カン先生は「希望学校設立企画書」を作っていた。
カン先生”3年では無理ではないかと”
ホンペク”敷地を買って、学校を建て、学生を募集すればいいのでは?”
カン先生”敷地や建物が重要ではない。何をどう教えるかが大事です。最初の段階でしっかりとした計画を立てないと”
カン先生”でも気が重いです。僕にできるかどうか”
ホンペク”韓国で適任者はただ一人です。カンジュンモ先生だけ”
カン先生”買いかぶりです”
ホンペク”私を見くびらないで。人を見る目は確かですよ”
ホンペクとカン先生とポッキ、3人で食事する。
ホンペク”ポッキ、お前のせいで俺の人生めちゃくちゃだ。楽しみはゴルフなのに、こんな小さなゴルフボールに金を使いすぎていないか、学校を建てるために無駄を省かないととか”
ポッキの作ったマッコリはホンペクにも評価が高い。
”伝統酒の味は自然にわかるんだよ”
”その通り、伝統音楽を聞くと楽しくなるのと同じ”
”ポッキ、お前が誇らしい”とホンペクに握手を求められるポッキでした。
登場人物の言葉一つ一つに輝きがあり鮮やかです。毎回感動して見ています。
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韓国ドラマ「ポッキ姉さん」⑯テジュさんは天才です
ぼけの進んだキムジヨンおばあさんは、息子のビョンマン(酒造所社長)と孫のテジュと嫁のプノクは覚えている。プノクは貧しい実家のために、良い条件を出してもらって、知恵遅れのテジュの嫁になった。ジヨンおばあさんの采配だ。プノクは黙々と家事やテジュの世話をしているが、知恵のある娘だ。
結婚当初はおばあちゃんの側でしか眠れなかったテジュを、遊ぼうと言って二人の寝室へ連れて行き、絵本を読んだり、せっせっせをしたりして遊んで寝かせた。絵本のストーリーを覚えているテジュにびっくりするのだが、そのうち文字や簡単な足し算を教える。プノクはテジュの記憶力をいち早く気がついた。
酒作りに一番大切な「麹作り」。テジュは非凡な才能で「麹」の責任者になる。プノクは「麹」部屋で一緒に仕事をしながらテジュを尊敬し、誇らしく思う。
台所でミジャやジョムレに、義父の部屋で義父に、はっきりと言うのだ。
「テジュさんは天才です」
食事の世話をしているジヨンおばあさんにプノクはマッコリを勧める。
「おいしいでしょ」
「ええとても」
「この酒はテジュさんが作った麹で作ったの。ハルモニ、テジュさんは天才なんですよ。ポッキさんも認めてくれました。以前私がテジュさんはバカじゃないと言った時、おばあさんは泣きましたよね。やっぱりそうだったんです。テジュさんはバカどころか天才でした。赤ちゃんのように純粋な上に天才。私はテジュさんのことを愛しています。結婚させてくれたおばあさんに感謝してるんです。ハルモニ、私が彼を守ります。おばあさんの念願の子供も産みますから、だから心配しないで」
頭のいいプノクなら、テジュをその気にさせて、きっと、かわいい赤ちゃんを、授かることでしょう。
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韓国ドラマポッキ姉さん⑮誓いの言葉
ミンスとウンジュの結婚式
誓いの言葉
”愛します”
”あなたを心の底から愛します”
”気をつけます”
”無神経な言葉や行動であなたを傷つけないよう気をつけます”
”笑顔でいます”
”あなたが苦しい時に私の顔を見て笑えるように常に笑顔でいます”
”一歩下がっています”
”あなたが疲れてないかどんな状態か一歩後ろで配慮します”
”幸せになります”
”共に生きる一生の間あなたが幸せでいられるようあなたを大事にします”
”話します”
”温かい会話で誤解が起こらないように”
”感謝します”
”あなたが私と共にいることに感謝します”
”覚えています”
”あなたと交わした誓いをこの世を去る日まで永遠に覚えています”
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韓国ドラマポッキ姉さん⑭素晴らしい経営者
全130話なので120話、121話、あと9話で最終回です。気持ちの良い展開で、善き人達を見ているのは幸せな気分になります。終わってしまうのが淋しい、いつまでも、徳泉の人たちと一緒にいたい気がします。
ポッキの運命の人は誰なんでしょうか。一生結婚せずに仕事に生きるのか。私としてはポッキの人生に光を照らしたカン先生と結ばれてほしいのだけれど。
120話~121話。
ミンスは父親に似ていない。ミンスが小学校5年生の時にカン先生が言った言葉「空腹の人には食事を」「学びたい人には教育を」「病気の人には治療を」の言葉が胸に焼き付いていると。ミンスは叔父のカン先生似なんだなあと思う。
ポッキはヤンマルグさえも変えた。ポッキってすごい人だ。ヤンマルグを営業にと、そして肩書きは専務と営業部長。やる気がでてきた。皆の前にシャシャリでてハッパをかけるし、電話で営業もしている。
ヤンマルグがその気になったら、得意の口八丁手八丁が武器になる。営業はハッタリも大切で、ダルボンのような真面目な人には職人が一番向いている。人間には向き不向きがあるんだなあと、ポッキに教えられた。
職人達も酒造所へ戻ってきた。職人の1人が見覚えのある脇役さんで、「かけがえのない我が子」(KBS2004年)の相談所の職員だった。こういう脇役さんがでないと、ドラマが引き立たない。
高い酒はコレクターや金持ちが買うが、ポッキは良いもので良い酒を作り、誰もが飲めるお酒作りをするらしい。ポッキの経営理念だろう。洋服も良い洋服を皆に着てほしい、良い酒を皆に飲んでほしい。素晴らしい人、そして素晴らしい経営者。
ヨンピョが開発した度数の低い焼酎「イファ」が大成功する。ポッキと美しい競争が出来るか。
キム・ジヨンおばあちゃんのボケぶりが日増しにひどくなって行く。「あなた誰?」一人ずつ忘れて、皆も困惑。奇行もあり、症状の変化がていねいに描かれている。これも脚本の上手さだ。
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