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シム スボン 「あの時 あの人」

 

  シムスボンの「あの時あの人」は、1978年の第2回「MBCTV大学歌謡際」で銀賞を受賞した曲です。作詞作曲シムスボンで、ピアノの弾き語りと独特な声で演歌を歌っています。
 穏やかな人柄に似ず、韓国の歴史の中で波乱万丈な人生を送りました。6~7年前にテレビに久しぶりに復帰して、「コンサート7080」では”愛”を真面目にお話するシムスボンと、いささか俗っぽさのある司会と話がかみ合わず、エヘヘと笑ってごまかす司会の顔が印象的でした。
 真摯に歌手として、一人の人間として生きるシムスボンは歌もさることながら、人柄が人々に感動を与えるのでしょう。ますます人気が高くなってきたような気がします。
 シムスボンのCD「Best of Best」を持っていますが、一番最初に「7080」で聴いた、秋の情景を描いたピアノ弾き語りのロマンティックな歌は入っていませんでした。幻の歌になってしまうのでしょうか。
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カン スンモ 「無情ブルース」

 

 

新規投稿2023年12月11日

16年ぶりにKBSテレビ「コンサート7080」(2007年)に出演したカン・スンもの“無情ブルース”の演奏を聴くことが出来て興奮しています。

 記憶のとおり薄紫色のスーツを着てギターを思う存分弾いています。これは演歌なんでしょうか、ロックなんでしょうか?皆さんにも見てほしくてアップしました。

 この時に一緒に出演したのが。シム・スボンとユリサンジャというのも今思うとすごい組み合わせだと思います。

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 韓国の男たちのカラオケ定番”無情ブルース”は、1984年のカンスンモの大ヒット曲です。”韓国音楽100曲UP記念”には、カン・スンモをぜひUPしたいと思っていました。
 6年位前に初めて「コンサート7080」を見たとき、カン・スンモ、シム・スボン、ユリサンジャが出演していました。シム・スボンはキャロル・キングを想わせるピアノ弾き語りで、ロマンチックな秋の情景を描いた曲を歌い(その後一度も聴いていない)、ユリサンジャは子供たちとコーラスで美しいハーモニーを聴かせてくれ、カン・スンモは紫のスーツに、ベース・ギター・ドラムのロックバンドで、マイケル・シェンカーばりの超絶ギターソロを交え、演歌の”無情ブルース”を歌いました。
 
 本当の韓国音楽に触れるにはあまりにも刺激が強すぎる、クロスオーバーした音楽を目の当たりにして、ただただ驚くばかりでした。イメージ 1
 カン・スンモはこの画像ではあまりギターを弾いていませんが、「7080」では間奏にもファズの効いたギターソロをしていました。
 顔といい、雰囲気といい、韓国ドラマにでてくる悪役(「ジャイアント」の脇役俳優ユン・ヨンヒョンに似ている)ですが、ビンテージもののギターを何本も所有するくらい、こよなくギターを愛する歌手で、大事なギターを後ろに立てかけて演奏しています。デビュー当時はチョ・ヨンピルに声が似ていて、チョ・ヨンピルの再来かと注目されていたそうです。
 
 その後の「7080」ではノコジリ、GSのサンドバブルス、キム・ボムリョン、チョ・グァヌ、アン・チファン、シン・ヒョンウォンや、ヘバラギなど多くの歌手が出演し、韓国音楽の深さを知る事になりました。
 
   「無情ブルース」
 
 たとえすがりついても 無駄なこと 今までの君と違うから
 側にいてくれと素直に言えなくて 離れていくこの心
 思い出のようなネオンサインに 涙でかすむ この道
 心に傷だけを残したまま
 去っていくこの道を何しにきたのか
 
 ずっと見つめれば 憎くなるだろう
 信じていた君だから
 溢れそうな涙を 飲み込んで
 君に背を向ける
 愛の思い出か 僕を引き止めるけど
 
 思い出が美しく 残ってる時に
 未練を残さず去らなきゃ
 
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チョ・ジョンヒ 「雀と案山子」

 
 
  大好きになった韓国音楽は「コンサート7080」の影響が非常に大きく、出演者がMBCTVの「大学歌謡際」出身者が多いので、私なりに調べてみました。ネットの検索では情報が乏しいので、YouTubeにUPされている大学歌謡際の画像が参考になり、前にUPした「若い恋人たち」とこの「雀と案山子」もYouTubeで知った曲です。
 チョ・ジョンヒのこの画像は、1982年の「大学歌謡際」の大賞受賞の時の画像です。他の画像では引退して主婦業をしているチョ・ジョンヒの姿がありました。3人のお子さんがいてとても幸せそうです。
 3度続けて「コンサート7080」の画像ではありませんが良い歌なのでUPしました。
 歌の上手いイ・ソニがこの歌を歌っている画像もあり、感動的に歌い上げていました。
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ソウル大トリオ 「若い恋人たち」

 

 ソウル大トリオの”若い恋人たち”は、日本のカレッジフォーク(フォーセインツ、ブロードサイドフォー、サベージなど)にも相通じるものがあって、何か懐かしいような気がします。
 この歌は1977年から始まった「MBC大学歌謡際」で、3位の銅賞受賞曲です。大学歌謡際は大賞だけでなく、1位の金賞、2位の銀賞、3位の銅賞、人気賞の曲にも良い曲が多く、後々までも歌い継がれる歌(シムスボンの”あの時あの人など”)があります。
 ソウル大トリオのメンバーはミンギョンシク、ミンビョンホ、チョンヨンテク 
 
     若い恋人たち
 
 **睦まじい恋人が手に手をにぎり 歩いていく道
 彼方遠く僕たちの楽園が 手を招き 僕たちを呼ぶ**
  道は険しく 雨風強くても 互いのためなら
 吹雪の中でも 手をにぎりあい 温かなぬくもりを交わす
 *この世のすべてが僕から遠ざかろうと
 いつまでも君だけは僕の元に*
 **~**
 *~* **~**

 

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キム ハクレ&イム チュルウ 「私が(ネガ)」

 


 キムハクレとイムチュルウの”私が(ネガ)”は、1979年の「MBC大学歌謡際」で大賞に輝きました。YouTubeからUPしたこの画像は、1992年のMBCTVからの画像です。大賞を取ったとき、大喜びする二人の姿も映っています。左がキムハクレ、右がイムチュルウです。
 20年ぶりに「コンサート7080」に出演したキムハクレの画像もYouTubeにあります。キムハクレは1992年のTV出演のあと、歌手をやめてドイツへ渡り、レストランを営んでいたそうです。ドイツで成功し、数年前に韓国へ戻って来てレストラン経営をしているそうです。
 私の好きな曲は「MBC大学歌謡際」で受賞した歌が多いので、調べてみると”私が”もそうでした。「7080」でよく聴く歌で好きな歌です。
 20年ぶりに出演したキムハクレの回は、日本での放送が終わったあとです。何度も書きますが、「7080」の日本放送の終了が残念でたまりません。
 
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ノプンウムジャリ「海へ横たわり(パダエヌウォ)」

 

   

    

     オリジナルは「ノプンウムジャリ」という男女デュオ。同じ男女デュオの「パダセ」がコンサート7080で歌った”海へ横たわり(パダエ ヌウォ)”です。

 

 
 調子のいい歌”海へ横たわり(パダエ ヌウォ)”。パンチのある歌で気持ちいいです。
 キムジャンスは俳優のチョンボソクに少し似ていますね。この歌は1985年に、ノプンウムジャリがMBC大学歌謡祭で大賞を受賞した曲です。作曲はキムジャンスです。楽しい歌なので、当時大ヒットしたのでしょう。
 
   「海に横たわり」
 
 たったひとりで生まれ 海に横たわり
 日が沈んだ夕焼けを眺める
 淡い日差しに染められた波は
 涙のように洗われていく
 一万の眩しさが静まり 潮が引いていく中
 波たちもそれぞれ眠りにつく
 心は波のようにただ流れていく
 海に横たわり 淋しい水鳥になろうか
 水流の思いを 港は知ってるだろうか
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冬のソナタ MV [あなただけが]

 
 
  YouTubeに「冬のソナタ」をとっても素敵に編集したMVがありました。このシーンはドラマを観た人誰でもが、心を揺さぶられたシーンだと思います。「冬のソナタ」で一番良いシーンだと思います。
 大切な人を失ってしまい、”思い出”としてしか残っていないのに、目の前に”思い出”が”現実”として現れる。
 その人が似ているだけでもどきどきして戸惑うのに、“雪”“落ち葉”というシチュエーションまで加わると、我を忘れて”思い出”と”現実”の中を行き来してしまう。
 雪だるま、木の枝の雪を掃うあなた、雪の上の足跡、ライターで煙草の火をつけるあなた、落ち葉の中仲良く自転車に乗ったあなたと私。すべてが私だけの大切な大切な思い出。ペ・ヨンジュンを見つめるチェ・ジウ。
 言葉では言い表せない感情を、ここまで見事に表現したチェ・ジウ、凄い素晴らしい俳優だと思います。
 思い出の世界へ入ってしまったチェジウを、不思議だと感じるペ・ヨンジュン。思い出の中から現実へ取り戻す、ペ・ヨンジュンの演技もまた素晴らしい。
 せつなくなる音楽も重なり、何度も書きますが、素晴らしいの一言につきる「冬のソナタ」です。
 
 採点 10点(10点満点)
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チンゴムダリ 「綿雲」

 

 



 初代チンゴムダリの4人は、男性がイギョンイル、女性がイヒョンオク、女性は今も現役の歌手のワンウンヨン。男性はユーモアたっぷりのイソンヨンです。1978年の海辺歌謡祭では司会のペチョルスと同期で、チンゴムダリは大賞、ペチョルスは人気賞でした。久々の出演で同窓会のようです。2008年に録画した「コンサート7080」の番組の中の会話です。
 
 司会「特に男性の方は久しぶりですね」
 
 イソンヨン「はい。実はカラーテレビは今日が初出演です」 一同大笑い
 
 司会「僕は航空大学のサークル“滑走路”で活動していましたが、チンゴムダリはハニャン大学ですよね」
 
 イソンヨン「はい。後輩も多いですが、10期までです」
 
 司会「そうですか?”滑走路”はまだ続いていますよ」
 
 イソンヨン「“滑走路”は長くなきゃ」 一同大笑い
 
 イソンヨン「皆には頻繁に会っていません。ヨンウンさんはテレビ出演してましたが、僕たちは会社勤めをしていました。ただ後輩たちが集まりに呼んでくれて、そこに参加してお酒をおごったりと」
 
 司会「時には笑わせたりと?」
 
 イソンヨン「もちろんです」
 
 とっても楽しい会話でした。真面目なイソンヨン氏、面白い人ですね。
 
 ”綿雲”はイジョンソンの作詞作曲です。
 
   「綿雲」
 
 この地の果てで綿雲になって
 あの青い空を友に ふわふわと飛ぼう
 この空の果てへと向かう日
 澄んだ雨水となって
 静かにこの地に降りると
 どこでも寂しいのかな
 この地の果てで みんなと再会したら
 僕らはまた丸く 綿雲になろう
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ヤン ハヨン 「胸の痛み」

 
 ヤンハヨンの歌はYouTubeでたくさんUPされていますが、”胸の痛み”が好きなので、アルバムからの画像をUPしました。前にも書きましたがフォークデュオで歌うと、素敵なハーモニーを聴かせてくれます。「コンサート7080」でナムグンオクブンと歌った”ウエディングケーキ”は美しい声で歌い感激しましたが、その画像は見つかりませんでした。
 ヤンハヨンについて詳しく知りませんが、”ろうそくを灯す夜”は1988年に、韓国TOP100の42位にランクインしています。アルバムは第1集が1988年に発売されており、2集、3集、ベスト盤をリリース、今でも「7080」や音楽番組に出演しています。
 
  「胸の痛み」
 
 夜空の星が舞い降りて 窓辺にとどまり
 あなたの心が近づいてきては 温かく私を抱きしめると
 昔から私の側にいるたようなあなたの姿
 私のすべてをあなたに捧げたかったのに
 路地を曲がり駆けていくあなたの影
 置き去りにされた私の愛よ
 *ああどうしろというの乱れたこの心を
 ああどうしろというのかこの胸の痛みを*
 その大きな瞳に涙が溢れるとき
 この世のすべての悲しみが 私の胸に届き
 あなたのほほえむその姿に
 この世の喜びが溢れる時
 私の心に明るい光が暖かく射したのに
 さよならと背を向け
 路地を曲がり駆けていくあなたの後ろ姿
*~*
 ああどうしろというのか散ったこの心を
 ああどうしろというのかこの胸の痛みを
 
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オニオンズベスト

 

 

フォークというよりもグループサウンズの雰囲気が漂うオニオンズ。
 
 「コンサート7080」や「開かれた音楽会」に出演した歌手やグループを、YouTubeで探してブログに載せて楽しんでいますが、その作業の中、1970年代当時の画像に出会い、ファンになったのがオニオンズです。
 左の人がイスヨン、右のぽっちゃりした人がイムチャンジェです。イムチャンジェは今でも現役で、フォークグループ「ソリセ」と一緒にコンサートを開いたり,釜山で音楽活動を続けています。
 
フォーク満載のアルバムにごきげんです。
 
01. 작은새  小さい鳥
02. 편지  手紙
03. 하얀나비  白い蝶
04. 장미  バラ
 05. 긴머리소녀  長い髪の少女
 06. 사랑의 진실  愛の真実
07. 잊으리라  忘れてリラ
08. 외길  一本道
 09. 외기러기  1羽の雁
 10. 저별과 달을  あの星と月も
11. 리움찾아  憧れ探し
12. 초저녁 별 夕方の星
 13. 바람소리 風音
 14. 몰라주네 分かってくれない
 15. 누나  
16. 언덕에올라 丘に登る
 

「手紙」

 黙って差し出しては 消えてしまった冷たい手 胸の奥に響く 涙でにじんだ手紙
 白い紙の上に きれいに綴られた 君の真実を知り 僕は泣いてしまった
 傷ついたこの胸に 悲しみが流れたら 去ってしまった君に愛の歌を贈るよ
 
  「あの星と月も」
 暗い夜 雲の上に 月が浮かぶと わざわざ 僕を訪れ 泣かせては去る
 誰が作ったのだろう あの星と月も
 静かな夜になると そっと訪れる あの人の想い 分かってくれてるのか
 空の国の彼方から 僕を照らす
 
  「1本道」
  帰り道に立っている1本の松の木 
 長い歳月を黙って生きてきた
 帰り道のお前が好きで
 ここへ来てはひと休み
 渡り鳥が佇む高い丘に
 風雨にさらされ 寂しく立っている
 人生の孤独を語っておくれ
 
 「1羽の雁」
 1羽の雁の休む場所はどこなのか
 雲にたずねよう お前は知っているだろう
 子供の頃の友達は今頃何をしてるかな
 故郷の山ではカッコウが鳴いている
 
  「小さな鳥」
 静かな夜空に 小さな雲が一つ
 風間に留まった その場所には
 道に迷った鳥が一羽 ねぐらを探している
 この世は白み 月すら傾くのに
 幾万里遠い空を 飛んでゆくのか
 哀れな小さな鳥は 南の空へと
 恋しいねぐらを求め ただ飛びゆく
 
 
  「愛の真実」
 夢で会った 美しい彼女が 僕に教えてくれた 愛の真実
 ある日夢で 僕の心を泣かし 去って教えてくれた 愛の真実
 ああ本当に僕にとって 夢となってしまった
 もう一度描いてみようか あなたの姿 目を閉じて
 そのまま眠ってしまったらどうしよう
 夢で会った 美しい彼女が 僕に教えてくれた 愛の真実
 パパパパ パパパパ パパパパパ
 ああ本当に僕にとって 夢となってしまった
 もう一度描いてみようか あなたの姿 目を閉じて
 そのまま眠ってしまったらどうしよう
 パパパパ パパパパ パパパパパ
  
 
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