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1974年~の洋楽 ⑨ パイロット「To You Alone」「Love Is」

 

 

 英国のポップ・ロック・グループ「パイロット(Pilot)」のセカン・ドアルバム「Second Flight」(1975年)から”To You  Alone”です。「Second Flight」は英国ではアルバム・チャートで最高位48位でしたが、ヒットした”ジャニュアリー”だけでなく良い曲満載の隠れた名盤です。

 ”To You Alone””も、メランコリックメロディーが素敵な、アコースティックなナンバーです。パイロットのヴォーカルとギターのデヴィッド・ペイトン(David Paton)の作品です。

 

 

 

  パイロット(Pilot)」のセカン・ドアルバム「Second Flight」から"Love Is"です。コーラスなどにビートルズの影響を感じさせるポップでメロディアスな曲です。デヴィッド・ペイトン(David Paton)の作品です。

 

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1974年~の洋楽 パイロット ⑧「コール・ミー・ラウンド」「ドゥ・ミー・グッド」

 

 

 英国のポップ・ロック・グループのパイロット(Pilot)の英国で1975年にリリースされた4枚目のシングル”コール・ミー・ラウンド(Call me Round)”(EMI-12287)です。B面は”ドゥ・ミー・グッド(Do Me Good)”で、日本でも同じカップリング(東芝EMR-2287)で発売されました。セカンド・アルバム「Second Flight」からのシングル・カットで全英34位にランクされました。パイロットらしいポップでメロディアスなナンバーで、David Patonと Ian Bairnsonの作品です。

 

 

 

 ”コール・ミー・ラウンド”のB面”ドゥー・ミー・グッド(Do Me Good)”で、アルバム「Second Flight」からです。「Second Flight」は”ドゥー・ミー・グッド”以外にも、シングルのA面でリリースしてもおかしくない良い曲がi揃っています。

 

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1974年~の洋楽 ⑦ パイロット「ジャニュアリー」

 

 

 

  パイロット(Pilot)の"マジック(Magic)"と並ぶヒット曲、「ジャニュアリー(january)」(英国EMI-2255)です。2枚目のアルバム「Second Flight」(1975年)からで、デヴィッド・ペイトン(David Paton)とビル・ライオール(Bill Ryall)の作品です。"マジック(Magic)"と同じように、コンサートでは観客が歌詞を一緒に歌うほどファンに親しまれています。

 英国では1975年1月にリリースされ、全英1位にランクされました。オーストラリアで1位、米国では最高位87位でした。日本では2枚目のシングル盤(東芝-EMR10731)として発売され、英国と同じくB面は”ネヴァー・ギブ・アップ(Never Give Up)”です。大好きな曲でポップスの名曲だと思っていますが、惜しくも日本ではヒットしませんでした。

 

 

 

 パイロットの”ジャニュアリー”、1975年にテレビ番組に出演した時の演奏です。キーボード・フルートのビル・ライオール、ギターのステュアート・トッシュ(Stuart Tosh,)、デヴィッド・ペイトンなどパイロットのメンバーはは演奏力も優れています。

 

 

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1974年~の洋楽 ⑥ パイロット「Girl Next Door」「Lovely Lady Smile」

 

 

 パイロット(Pilot)のファースト・アルバムから"Girl Next Door"です。デヴィッド・ペイトン(David Paton)とビル・ライオール(Bill Ryall)の作品です。温かいメロディーで特にサビのメロディーが素晴らしく、アレンジもビートルズのジョージ・マーティンを彷彿させるところがあり、シングル・カットしてもよかったのではと思います。。

 

 

 

 パイロット(Pilot)のファースト・アルバムから"Lovely Lady Smile"です。デヴィッド・ペイトン(David Paton)とビル・ライオール(Bill Ryall)の作品です。ギター・パーカッショ・オルガン・フルートで演奏されるアコースティックなナンバーで、切なくなるような美しいメロディーです。デヴィッド・ペイトンとビル・ライオールのソング・ライティングの才能はもっと評価されて然るべきです。

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1974年~の洋楽 ⑤ パイロット「マジック」

 

 

 パイロットのセカンド・シングル"マジック(Magic)"(英国EMIー2217)です。英国では1974年9月にリリースされました。ファースト・アルバム「PILOT」からで、デヴィド・ペイトン(David Paton)とビル・ライオール(Bill Ryall)の作品で、二人のメロディー・メイカーとしての才能が発揮されています。1970年代ポップスの名曲だと思います。

 英国では11位、米国では5位、カナダでは1位にランクされました。コンサートでは観客が歌詞を一緒に歌うほど人気のある曲です。日本でパイロット初めてのシングル盤(東芝EMR-10731)として発売されました。B面は英国と同じ(Don't Speak Loudly)です。

 

 

 

 パイロットのマジック(Magic)"、1975年にテレビ番組に出演した時の演奏です。アイドル・ポップぽいルックスがロックの時代に合わなくて、過小評価されたのではと思ってしまいます。

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1974年~の洋楽 ④ パイロット「ジャスト・ア・スマイル」「Don't Speak Loudly」

 英国のポップ・ロック・バンド「パイロット(Pilot)」は1973年にデヴィド・ペイトン(David Paton)とビル・ライオールBill Ryall)の二人によって結成され、,後にステュアート・トッシュ(Stuart Tosh)が参加しました。

 EMI レコードと契約し、デビュー・アルバム「PILOT」を1974年にリリース、プロデュースはアラン・パーソンズ(Alan Persons)が担当しました。デヴィド・ペイトンがプログレッシブ・ロックが好きで、何人かの候補者から、ピンク・フロイドの「狂気」のプロデュースをしたアラン・パーソンズを選んだと言われています。

 ファースト・アルバム録音後にイアン・バーンソン(Ian Barinson)が加入、4人組グループとして活動しました。1975年にはセカンドアルバム「First Flight」をリリース。特に「First Flight」は豊かで美しいメロディーの曲が多く、ポップスの名盤といってよいです。私は1970年代のポップ・ロック・バンドのなかで、「パイロット(Pilot)」は最も過小評価されたグループだと思っています。英国でのシングル・リリースを中心に、アルバムに収められた曲を紹介していきます。

 

 

 

 デビュー・アルバム「PILOT]( から、ファースト・シングル"Just Smile"(英国EMI2171)です。デヴィド・ペイトンとビル・ライオールの作品で1974年にリリースされました。英国・米国ではチャートインせず、オーストラリアで49位にランクされました。

 

 

 

 パイロットの"ジャスト・ア・スマイル"のB面"Don't Speak Loudly"です。ファースト・アルバムは全曲、メンバーのデヴィド・ペイトンとビル・ライオールの作品です。

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1974年~の洋楽 ③ ジョージィ・フェイム「デイライト(Day Light)」

 

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 ジョージィ・フェイム(Georgie Fame)はジャズとソウルを自身の音楽のバックボーンにしているために、1970年代からのロックの時代には合わなくなり、不遇の時代が続きました。1980年代後半のクラブ・ジャズ系の音楽の人気によって再評価され、1990年代からはジャズやソウルをベースにしたアルバムをコンスタントにリリースしています。

 1970年代はアルバム「Seventh Son」(1970年)「Goind Home」(1971年)の2枚は英のみリリース、「Fame and Price Together」(1971年)「All Me Own Work」(1972年)「Georgie Fame」(1974年)「Right Now」「That' What Friends Are  For」.(1979年)をリリースしましたが、チャート・インしませんでした。特にアイランド(Island)レコードから「Georgie Fame」をリリースした後は、1974年から1977年まではアイランドから5枚のシングル盤を発売しただけです。

 UPした曲はアイランドから5枚目のシングル盤で、LP未収録の"デイライト(Daylight)"です。オリジナルは黒人歌手ボビー・ウーマック(Bobby Woomack)で、アルバム「Safety Zone」(1975年)に収録されています。

 ジョージィ・フェイムは小粋に歌っていて、ソウルフルでポップという彼の一番良い面が発揮されている素晴らしいナンバーです。ヒットしなかったのが惜しいです。

 

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1974年~の洋楽 ② レスリー・ダンカン/ Lesley Duncan ”Rockin Chair" "Heaven Knows””Jumped Right in the River"

 
 
 レスリー・ダンカンは1943年生まれのイギリスの女性シンガー・ソングライターです。 1960年代からセッション・シンガーとして活躍、ダスティー・スプリングフィールドのレコーディングでは1964年から1972年までバックコーラスをつとめました
 スコット・ウォーカーなどがレスリー・ダンカンの曲を録音、エルトン・ジョンがサードアルバム(1970年)でレスリー・ダンカン作の”Love Song”を歌い、有名になりました。
 自身のレコードとしては1963年に初シングルを録音、1969年までにParlophone・Mercurey・RCAから9枚のシングルをリリースしました。
 「Sing Chirdren Sing」(1970年 CBS)から、「Maybe It's Lost」(1977年 MCA)まで、5枚のアルバムをリリースしています。
 UPしたのは、5枚のアルバムのなかで最も好きな「Moon Bathing」(1975年GM)から”ロッキン・チェアー(Rocking Chair)"です。レスリー・ダンカンの暖かく優しい歌声とメロディーが心に染みます。
 
 
 
 
 
 「Moon Bathing」から”ヘヴン・ノウズ(Heaven Knows)”です。このアルバムはジミー・ホロヴィッツのアレンジと、クリス・スペディングのギターが素晴らしく、特にこの曲でのクリス・スペディングのギターソロが秀逸です。
  パンク・ニューウェイブ以前の1970年代のイギリスのロックの特徴として、”午後の紅茶のロック”とでもいうような、アメリカのポップスとは一味違った、独特なポップ感覚をもった音楽性をもつグループやシンガー(スタックリッジ、サザン・コムフォート、ヘロン、プログレでもキャラヴァンやアンソニー・フィリップス)が活躍していました。
 レスリー・ダンカンのアルバム「Moon Bathing」も、”午後の紅茶のポップス”といった趣きのある、ゆったりとしてほっとするような親しみやすさに充ちています。
 
 
 
 
 
 
 「Moon Bathing」から”Jumped Right in the River"です。アップテンポの曲で、レアグルーヴやクラブ系の人たちにも人気のある曲です。
 メタル・ブリティッシュロックの音楽評論家として有名な伊藤政則氏が、1970年代後半に発行していたミニコミ音楽雑誌「ロッカダム Rockadom」に、レスリー・ダンカンの記事が載っていたのを憶えています。
 伊藤政則氏は”我が心の妻”とまで呼ぶほどのファンだったので、イギリスに行った際に、レスリー・ダンカンに会ってきたという記事でした、私も以前よりレスリー・ダンカンが大好きだったので、感動して読んだのを憶えています。 
 ただ読んだのが大分前のことで、今手元にこの雑誌がなく、検索しても当たらないので、記憶が正しいのか自信がありません。   (Kann Dorao)   
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1974年~の洋楽 ① レスリー・ダンカン 「メイビー ・イッツ ・ロスト」 

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 レスリー・・ダンカンは英国の女性シンガーソングライターで、1970年代に5枚のアルバムをリリースしました。1枚目と2枚目はフォーク・トラッドを基本にした、シンプルで素朴なアレンジで、3枚目以降ポップになっていきます。私は特に4、5枚目が好きです。
 
レスリー・ダンカンは優しく暖かく、深みのある声をしています。親しみイメージ 1やすいポップでメロディアスな曲が多く、CDの発売を期待します。
 
  レスリー・ダンカンのオリジナルアルバム(LP)  英国、米国、日本盤リスト
 「Sing Children Sing」(1971年) (英)CBS64202(米)Columbia30663(日)CBSソニー 
 「Earth Mother」(1972年)   (英) CBS 64804  イメージ 3
 「Everything Changes」(1974年) (英)GM1007  (日) 日本フィリップス
  「Moon Bathing」(1975年) (英) GM1017   (米)MCA2207    (日)日本フィリップス
  「Maybe It's Lost」(1977年)  (英) GM1019   (米) MCA2274
 
 UPした画像は5枚目のアルバム「Maybe It's Lost」から、タイトル曲です。ドラムとベースがこもった音にとれているのが難点ですが、メロディーが良く、何回も聞きたくなります。  
 
 
 
 
 
 
アルバム「Maybe It's Lost」から、”Sky's on Fire"です。  (Kann Dorao)
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