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1966年のポップス エルヴィス・プレスリー 「ALL THAT I AM」 映画「カリフォルニア万才」より

 
 
  1966年はボサノヴァがアメリカや世界で人気があり、ソフトロックとよばれるコーラスとハーモニーを重視したポップスが生まれた頃です。ポップスや映画音楽もメロディーやアレンジが洗練されていた時代でした。
 1966年の映画「カリフォルニア万才」もその影響を受けていて、エルビスファン以外の人たちにも親しみやすくなっています。UPした「All That I Am」はソフトなアレンジで、エルビスの表現力豊かな甘い歌い方が、メロディーの良さを際だたせています。エルビスの歌の中でもBEST5に入る好きな曲です。   (Kann Dorao)
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アメリカのTVドラマ 「逃亡者」1963~1967年 

 
 小学生の時に見たアメリカTVドラマ「逃亡者」を見ています。50年以上経っているにもかかわらず、スリル満点で面白いし、リチャード・キンブルが素敵です。小学生だった私と50年後の私が同じドラマ、同じ主人公を好きになって、憧れるのって、不思議でたまりません。
 
 「デヴィッド・ジャンセン扮する、リチャード・キンブルは身に覚えのない妻殺しの罪で死刑を宣告され、護送の途中で列車事故にあってからくも脱走します。犯行現場から走り去った片腕の男を捜し求め、執拗なジェラード警部の追跡をかわしながら逃亡生活を続けます」
 
 ハンサムで医師としての使命感もあり正義感が強いのですが、無実の罪で真犯人を捕まえようとしている逃亡者なので、いつも怯えていて後ろめたさもあり、影のある男です。そんなキンブルを逃亡者でありながら、かくまったり逃がしたりする善良な人たちや、愛してしまう女性たち。去って行くしかないキンブルを女性たちは緊迫感の中でで切なく見送ります。
 共演のバリー・モース扮するジェラード警部は憎らしい役です。どこまでも執拗に追いかけてきて、キンブルを窮地に陥れる。見ていてハラハラします。
 真犯人の片腕の男にも怒りました。この男には少しも同情の余地がなく、場面場面でキンブルを危うくさせるので、本当に頭にきました。
 逃げるキンブルと追いかけるジェラード警部、キンブルが探す真犯人の片腕の男。3人の絡みはスリルがあって面白いです。
 このドラマが面白いのは、アメリカ各地を転々とするので、いろいろな家庭・職場・人種・地域でのさまざま出来事があり、キンブルが医師として良心的に関わっていくことです。ヒューマニズムを根底に、ホームドラマあり、犯罪ものあり、人種問題ありで、一番心打たれるのは逃亡者でありながら、医師として医療行為をしてしまうシーンです。それが原因で身元がばれて、警察やジェラードに追われて間一髪で逃げ出すことになります。
 日本では1964年~1967年まで120話の放送で、UPした画像の矢島正明のナレーションから始まります。声にきれがあって、なんてクールでかっこいいのでしょう。
 さらにキンブルの声が睦五郎。憂いのある声で、伏し目がちな顔と声がぴったりです。キンブル役のデヴィット・ジャンセンの声をドキドキしながら初めて聞いたのです
が、キンブルの声は睦五郎のほうが合っていました。
 ジェラード警部役のバリー・モースは1918年イギリスのコックニーで生まれました。演劇学校で演劇を学び、以来イギリスやカナダでラジオ、舞台、映画で活動しました。バリー・モースを一躍有名にした”逃亡者”のあともTVドラマシリーズに妙味な脇役として出演しています。主にカナダで活動したようです。ウイキより。(Barry Morseで検索すると英語版のウイキに詳しく載っています。
 
 採点(10点満点中10点)
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JACKIE GLEASON「 BUT BEAUTIFUL」 ジャッキーグリースン「 バット ビューティフル」

 
 
 アメリカの1950~60年代のイージーリスニングは、アレンジが多彩で、オーケストラごとに個性があり、サウンドの違いを楽しめます。
 ジャッキー・グリースンもストリングス・アレンジに特徴があり、控えめに録音されたピアノが効果を出しています。ソロもトランペットのボビー・ハケットや、アルトサックスのチャーリー・ヴェンチェラなど、一流のジャズミュージシャンを起用しています。
 UPした動画はバーク&ヴァンヒューゼンのスタンダードナンバーの「BUT BEAUTIFUL」です。この曲ではストリングスとピアノにヴァイフラフォンを加えた編曲が素晴らしく、まどろむような安らぎに満ちています。
 1990年代以降、「癒しの音楽」と呼ばれるものが流行しましたが、アメリカの1950~60年代のイージ-リスニングこそ、高い音楽性を持った「癒しの音楽」ではないでしょうか。   (Kann Dorao)
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JACKIE GLEASON 「THE LAST DANCE」 ジャッキーグリースン 「ザ ラスト ダンス」

 
 
 イージーリスニング(ムード音楽)は1950年~70年代頃まで日本で人気があり、ラジオでもよく曲がかかってていました。パーシー・フェイス”夏の日の恋”、マントヴァーニー”魅惑の宵”、ニニ・ロッソ”夜空のトランペット”、ポール・モーリア”エーゲ海の真珠”、レーモン・ルフェーブル”シバの女王”など、曲名は知らなくても、耳にした方は多いと思います。FMの深夜放送「ジェット・ストリーム」はイージーリスニングの専門番組として、城達也氏の名ナレーションで人気がありました。
 アメリカでは1940年代後半からEASYLISTENING、MOOD MUSICという言葉が使われ始め、1950~60年代に最盛期を迎えました。アメリカのイージーリスニングの特徴はジャズの編曲家やプレーヤーが参加していること、そして1940~50年代はアメリカの映画・ミュージカル・ポピュラー音楽の全盛時代で、珠玉のスタンダードナンバーに素晴らしいアレンジが施され演奏されていることです。
 イメージ 1またジャッキー・グリースンは俳優、コメディアンとしても有名で、1950~60年代のTV音楽番組「ジャッキー・グリースンショー」のホストとしても人気がありました。映画の代表作はポール・ニューマンの「ハスラー」で、1970年代の映画「トランザム7000」シリーズでは憎まれ保安官役で出演していました。
 1952年からCAPITOL RECORDにイージーリスニングのバンドリーダーとして録音を始めました。UPした動画は1962年のアルバム「LAST DANCE FOR LOVERS ONLY」から、サミー・カーン、ジミー・ヴァン・ヒューゼンのスタンダードナンバー”THE LAST DANCE”です。ジャージーで美しいストリングス、ボビー・ハケットのトランペットソロ、『ジャッキー・グリースンサウンド』の魅力にあふれた演奏です。  (Kann Dorao)
 
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パク・ナムジョン「愛の不時着」

 
 
 パク・ナムジョンは1988年にデビュー、「愛の不時着」や「君を想いながら」などのヒット曲があります。歌もうまいですが、独特なダンスが魅力です。
 初めて見たムーンウォークのパク・ナムジョンのダンスには魅了されてしまいました。小柄ながら大汗をかきながらのダンスは衰えを見せておらず、つねに進化するパク・ナムジョンです。ダンスに賭ける情熱と努力に敬意を表したいと思います。
 ムーンウォークやロボットダンスで歓声があがり、客席は盛り上がっています。
 
    「愛の不時着」
 
 向き合うと互いに無言のまま
 カチカチ流れる時間 
 もう分かってるさ
 君の気持ちを 取り戻すには 手遅れだと
 最後の言葉もなく見送りたくない
 笑って見せたけど見送りたくない
*バラバラに砕けた小さな夢が
 空の彼方 遥か彼方へと散り行き
 濡れた涙を隠しながら 背をむける
 愛の不時着* 
 
 あなた私を会えてただ一度でも
 いつ尋ねたことありますか
 離れなければならない理由がそんなことならば
 私も今は泣かなくて

마주 보면 서로가 아무런 말없이
똑딱 똑딱 흐르는 시간
나 이제는 알아요
그대의 마음을 돌리기엔 늦다는 걸
마지막 인사 없이 보내긴 싫어
웃음을 보였지만 보내긴 싫어

*조각조각 부서진 작은 꿈들이
하늘 멀리 저 멀리 흩어져가고
젖은 눈물 감추며 되돌아서는
사랑의 불시착*

그대 나를 만나서 단 한번이라도
언제 물어 본적있나요
떠나야 할 까닭이 그런 것이라면 나도
이젠 울지 않아

마지막 인사 없이 보내긴 싫어
웃음을 보였지만 보내긴 싫어

조각조각 부서진 작은 꿈들이
하늘 멀리 저 멀리 흩어져가고
젖은 눈물 감추며 되돌아서는 사랑의 불시착
사랑의 불시착
 
 
 
 
 
パク・ナムジョンベスト。声が通り、歌詞がよくわかります。
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IRAKERE 「CALZADA DEL CERRO」

 
 
 イラケレはキューバのラテンフュージョンバンドで、1973年にピアニストのチューチョヴァルディスにより結成されました。1978年ごろから本格的に海外活動を行い、1980年にはグラミー賞のベストラテンレコード賞を受賞しました。日本でもレコードが発売され、来日コンサートも何回も行っています。
 UPした「Calzada Del Serra」は1983年の録音で、ティトプエンテの「Cha Cha Cha」をクールで気持ちの良いラテンフュージョンにアレンジしています。
 ラテン音楽のセンティミエント(哀愁のある)なメロディー、リズミカルなパーカッション、自然と身体がゆれてきます。トレス(ギター)、サックス、トランペット、ヴォコ-ダー、フルートのソロも好演です。   (Kann Dorao)
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ユリサンジャ 「新婦へ」

 
   この歌は1999年の3rdアルバムに収録されている大ヒット曲「新婦へ」です。これでユリサンジャは愛の歌や結婚を祝福する歌を歌う男性デュオグループになりました。
 それぞれソロ活動していた二人は1996年にユリサンジャを結成します。2001年の5thアルバムに収録された代表曲「愛してもいいですか」は、ドラマ「パリの恋人」でパクシニャンがキムジョンウンのためにピアノの弾き語りで歌った歌です。韓国ドラマファンには「愛してもいいですか」のほうがよかったのですが、二人が歌っている画像が見つからないので、「新婦へ」をUPしました。
 
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ユリサンジャ 「Gee」(少女時代) レアグルーヴ、スウィートソウル風アレンジ

  KBS「7080」は1990年代以降の歌手が出演するようになって、最近は「7090」から「70~2010」になってる感が強くなってきました。カンスジも1990年代の歌手だし、このユリサンジャも現役の人気男性デュオです。
 「7080」にもよく出演するユリサンジャ。左の人がパクスンファ、右の人がイセジュンです。美しくてソフトでかわいらしいハーモニーで、他の歌手やグループとの共演も多く、いろいろな歌手の声と相性がよく、気持ちのいいハーモニーを聴かせてくれます。
 ユリサンジャが凄いのは音楽性がとても高く、どんなジャンルもこなしユリサンジャ風にアレンジしてしまうところです。
 なかでも二人の即興は楽しくて、この画像は「ユヒョルのスケッチブック」(KBS音楽番組)からですが、少女時代のヒット曲「Gee」をユリサンジャがグルーヴィーなスウイートソウル風にアレンジしていて、素晴らしい出来栄えだと思います。客席からは笑い声が聞こえてきますが。
 他にはワンダーガールズの「テルミー」を「ユンドヒョンのラヴレター」で、バラエティー番組「スターゴールデンベル」ではス-パージュニアと「Sorry,Sorry Sorry」を少しですが一緒にハモっています。またイセジュンがM4(10年来の友人同志で結成された4人のプロジェクトグループ、「CAN」のペギソン、キムウオンジュン、チェジェフン、イセジュン)で忙しい時、パクスンファ一人でこの番組に出演し、ギターを片手にアイドルグループの歌の即興をしていました。
 雰囲気はソフトですがトークすると結構辛らつです。へたに媚びないのがまた良いところなのかもしれません。だってユリサンジャの音楽性を真似る人はいないと思いますので。
 
 
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カン・スジ 「紫色の香り」

 

   日本で活躍したことも知らず、韓国にカン・スジのようなアイドルがいることもまったく知らなかった私が始めて見たカン・スジは、ドラマ「青い鳥はいた」(KBS1997年)で女優さんだと思っていました。「7080」のおかげで生のカン・スジを見ることができ、その歌に感激し、CDを買い遅ればせながら、カン・スジファンになりました。
 映像で見ても今だにかわいらしく、1990年代デビュー当時のリボンや帽子、フリルのついたドレスを纏った正当派アイドル、カン・スジを見たかったなあと思います。
 カン・スジの魅力はアイドルとしての容姿もさることながら声の魅力です。やさしさ、はかなさ、可憐さがあり、強い女性の多い韓国の女性たちにはアンチファンもいたそうですが、男性には圧倒的な人気がありました。
 容姿、声、楽曲の良さと3拍子そろっていますね。ユンサンの曲と相性が良く、この「紫色の香り」も1990年のユンサンの曲です。
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動物園(トンムルウォン) 「君を愛するよ」

 
 
  韓国のフォークグループ「動物園(トンムルウォン)は「コンサート7080」によく出演しています。動物園は1987年に結成され、25年にわたる音楽活動を続けています。
 UPした画像は当時のミュージックビデオから、1995年のヒット曲「君を愛するよ」です。この曲は韓国の結婚式に歌われる定番曲で、韓国音楽のスタンダードナンバーとして今でも人気があります。
 暖かな歌声とコーラスハーモニー、スティールギターを効果的に使った素晴らしいアレンジで、間奏のトランペットソロも曲にぴったりです。AOR・ウェストコーストロックを好きな人たちにも合うのではないでしょうか。  (Kann Drao)
 
 

 

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