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キム・ヒョンチョル 「春川(チュンチョン)行き汽車」

 

 
 キム・ヒョンチョル”春川(チュンチョン)行き列車”
 
 2007年の11月の「コンサート7080」は「KBS春川放送総局63周年」を祝い、春川の江原大学で行いました。
 韓国ドラマファンなら誰でも知っている春川。ペ・ヨンジュンとチェ・ジウの「冬のソナタ」の春川のシーンは特別です。
 湖畔とロマンの春川。その春川特集で、キム・ヒョンチョルが”春川(チュンチョン)行き汽車」を、その後キム・ヒョンチョルはグループ「チェシクフェサ」と合流、”アニモッソ”を歌いました。
 
 ”春川(チュンチョン)行き汽車”は軽いボサノバのリズム。歌っているキム・ヒョンチョルの顔や雰囲気とは何だか遠くかけ離れているような気がしますが、こんな曲が作れるキム・ヒョンチョルの才能は高く評価します。特徴のあるボーカルも素晴らしい。キム・ヒョンチョルに拍手を送ります。
 当ブログは今まで4曲キム・ヒョンチョルを取り上げています。メロディやアレンジにポップスやソウルを取り入れてお洒落な香りが漂っています。
 
”春川(チュンチョン)行き汽車”
 
 少しは疲れていたのだろう 追われるような生活
 何の計画もなく 何も考えずにたどり着き
 ようやく乗った汽車は 見ると春川行き
 過ぎし日が浮かぶ いっそ一人もいいな
 *春川に行く汽車は 僕を連れて行く
 5月の僕の愛が 息吹く場所
 今は雪が降った 果てしない鉄道の上に
 哀れな僕の姿だけが この道に沿って行く
 恋しい人*
 息で白く曇った 車窓を吹くと
 流れる漢江は 今も昔も変わらず
 あの場所についたらば 酒を一杯飲みたい
 夕刻に戻る 僕の酔った姿もいいな
  

 

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チュシクフェサ 「月の没落」「アニモッソ」

 

このライブ!もう最高です!

 ”チュシクフェサ”(株式会社)はキム・ヒョンチョル、シム・ヒョンボ、チョン・ジチャン、イ・ハンチョルの1990年代から活躍しているシンガーソングライター(歌手、作詞作曲)の4人が集まって作ったプロジェクトグループです。それぞれが歌手、作曲家、音楽プロデューサーなどで現役で活動しています。
 左からイ・ハンチョル、チョン・ジハン、シム・ヒョンボ、キム・ヒョンチョルです。
 
 イ・ハンチョルは、1995年にCD第一集をリリース。ヴォーカルだけではなく、作曲家、ギタリストとしても才能を発揮し、1999年にはロックバンド”Bulldog Mansion"を結成、ポップでリズム感溢れるアルバムをリリースします。2005年にソロアルバムを発表、テレビCMに使われた”スーパースター”がヒットし、2007年には最優秀ポップシングル賞を受賞しています。
 チョン・ジハンは自らのアルバムだけでなく、楽曲をイ・ソラ、イ・ムンセ、イ・スンファンなど多くの歌手に提供しています。テレビ番組の音楽監督もしています。
  シム・ヒョンボについては「ユリサンジャ”愛してもいいの”」のブログに書いてあります。ユリサンジャ 「愛してもいいの」(愛してもいいですか) - 毎日韓国ドラマと映画と音楽でヘンボケヨgooblog
 「月の没落」はキム・ヒョンチョルの1993年の曲で、You Tubeで聴けますが、オリジナルよりチュシクフェサのアレンジのほうが、画像は悪いのですがさらに良いと思います。それぞれ4人が個性に溢れ、4分20秒が短く感じられるほど、楽しくて愉快なステージです。
 
 
 
 

 

 画像の乱れはありますがノリノリのライブ。チュシクフェサの”アニモッソ”です。

 
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キム・ヒョンチョル「月の没落」「どうしたの?」

 

 

 キム・ヒョンチョルの”月の没落”は1993年のヒット曲です。

 若い頃 は人気のあるアイドル歌手という感じでしたが、今のキム・ヒョンチョルは随分アクがとれて、温和になりました。

  1990年代から歌手としてだけでなく、作曲家、編曲家、イ・ソラ、イ・ムンセなど多くの人気歌手のプロデューサーとして、音楽的手腕を発揮してきました。映画のサントラも手がけています。
 サックスを交えたアレンジや、間奏のサックス、ギターソロも良く、後半の女性コーラスを中心にして、客席の人たちがさびの部分を歌えるようにするのも、アレンジャーとしてのキム・ヒョンチョルの才能を感じます。
 客席の人たちが楽しそうに、一緒に歌っているのを観ると、”韓国の人たちは心から音楽を楽しんでいるのだなあ”と思ってしまいます。
 
 

 

 

   キム・ヒョンチョルの1990年代半ば頃の、テレビ音楽番組でのライブです。ヒット曲「どうしたの」を歌っていますが、このライブのほうがCDよりアレンジが良く、ご機嫌な仕上がりです。

 前垂れ髪と、ダブダブファッションと、やけに大きな振りのダンスが時代を感じさせますが、70年代ソウル・サウンドを感じさせるアレンジで、乗りのよい、歌謡風味のグルーヴ感に溢れたポップスになっています。
   

 

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キム ヘリム 「AS WE ARE」

 

 

   キムヘリムは1988年にデビューし、1989年にファーストアルバムを発表、1998年までに7枚のアルバムをリリースします。数年のブランクの後、2007年に人気歌手チョンヨンロク作曲の”どうしよう”でカムバックします。
 ”どうしよう”は「7080」に出演するときは必ず歌う、軽快なポップス歌謡の人気曲です。
 UPした動画は、1992年のMBCTVの音楽番組から”As Wee Are"です。ラテン風味を加えた、ファンキーでポップなアレンジに、キムヘリムの低めのソフトなヴォーカルが魅力的です。  
    (Kann Dorao)
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アン ジェウク ”いつも君のそばで” (「星に願いを」より)

 

 

 アンジェウク・チェジンシル主演の「星に願いを」(1997年 MBC)は、韓国で40%以上の視聴率を取り、アジア各国で放映され、韓流ブームの先がけとなったドラマです。
 アンジェウクの歌う”いつも君のそばで”は、このドラマの挿入歌です。ドラマではテンポのゆったりとしたアレンジですが、コンサートなどではアップテンポのアレンジにして歌っています。
 UPした画像は、2006年のKBSTVの音楽番組からです。30代前半のアンジェウクがやさしく可愛らしい顔と雰囲気で、香港などアジアで大人気だったのがよくわかります。ソウルフルなアレンジで、アンジェウクの本格的な歌が楽しめます。
 10代のときに「星に願いを」を観ていたのでしょうか、客席の人たちの歓びがひとしおです。   (Kann Dorao)

 

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チェ ソンウォン 「済州島の蒼い夜」

 

 

   チェソンウォンはロックバンド”トゥルグックァ”のメンバーだった人で、「済州島の蒼い夜」は1988年のヒット曲で、年間TOP100の13位にランクされています。
 ”トゥルグックァ”は1983年に結成され、1985年に1集をリリース。韓国初の純粋なロックアルバムとして30万枚を売り上げ、音楽的にも高く評価されました。1980年代後半に解散、チェソンウォンはソロ活動をしていきます。
 波の音から始まる、気持ちの良いトロピカルなアレンジ、ソフトでポップでお洒落なサウンドで、間奏はビーチボーイズのブライアンウィルソンに影響を受けたような、美しいコーラスハーモニーです。    (Kann Dorao)
 
   済州島の蒼い夜
 
 行こう二人ですべてを捨てて 済州島の蒼い夜 その星のもと
 もう縛られたくない 新聞やTVや給料袋に
 
  アパートの塀より 海の見える窓がいい
 二人で畑を耕し みかんの木を育てよう
 あなたが本当に孤独を感じているのなら  
 済州島へ行こう 蒼い夜空のもとへ 
 行こう二人で難しいことではない 済州島の蒼い夜 その星のもと
 今まで長い間 疲れ切っていた 飲み屋やカフェで人ごみのなかで
 都会の沈黙より 海のささやきがいい
 同じような写真を撮る新婚さんを眺めよう 
 あなたが本当に孤独を感じているのなら  
 済州島へ行こう 蒼い夜空のもとへ 
 行こう済州島プルメが住んでいる場所
 
 

 

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「新貴公子」より 「MY LOVE」

 

 韓国ドラマは1990年代半ばから、質、内容ともレベルアップしていき、2000年前後に韓国ドラマの黄金時代を迎えました。良いドラマを作ることが目標であった時代で、その結果として「あなたそして私」、「ホジュン」、「チャングムの誓い」、「冬のソナタ」、「ガラスの靴」などの名作が作られ、世界に韓国ドラマのブームが起きました。
 そして素晴らしい脚本、演出、カメラ、俳優と共に、音楽も充実していきました。
 2000年前後のドラマでは、AOR、シティーポップといってもよいのではと思う曲が多くあります。「情熱」(1999年)、「新貴公子」(2000年)などです。ただこの2作ともサントラCDが廃盤で、You Tubeにも画像がありません。UPした画像はテレビの紹介番組で使われた時のもので、途中から解説が入ってしまいますが、曲の良さは伝わってきます。
 「新貴公子」は、ジミークリフの「You Can Get Really If You Want」が使われていて、ポップス度の高いサントラになっています。  
 なおドラマとしては「新貴公子」は脚本が弱く、面白くなりそうでならないのが残念です。ただ配役は素晴らしく、最高の配役になっています。脇を固めるパクヨンギュ、チェラン、キムビョンセ、ミョンゲナム、キムヒョンジャ、ホンギョンイン、ナムニなどを見ているだけでも楽しくなります。   (Kann Dorao)
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 コチャニョン「色をつけようか」

 

 

  コチャニヨンは1990年代始めに”ユジュハ音楽祭”で注目をあび、その後グループ”見知らぬ人々”を結成。ジャズ、フュージョンに影響をうけたPOPSを、韓国に根付かせた重要なミュージシャンの一人になりました。
 一時音楽活動を休止していましたが、2012年に新しいアルバムとともに、カムバックしました。UPした動画は新しいアルバムからで、ファンキーなホーンをバックにした、1970年代のCTI(デオダートなど)に影響を受けたかのような、スムーズなフュージョンサウンドになっています。  
 
 

 

 

 

  You Tube より、「色をつけようか」コ・チャニョンの1990年代の演奏と歌だと思います。ギターだけの伴奏で、コ・チャニヨンが静かに歌います。ボサノヴァに影響をうけたかのような、クールだけど、温かさとほっとする心地よさをもった曲です。   (Kann Dorao)

 

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キムヒョンチョル  「この道はいつも」

 

 

 キムヒョンチョルは1990年代から、ジャズ・フュージョンを基本にし、歌手、作曲家、プロデューサー、アレンジャー、DJとして活躍しています。
 You TubeからUPした動画は「この道はいつも」で、グルーヴィーなAOR・POPSとして完成度の高い曲です。
 フィラデルフィアサウンド、ラブアンドリミテッドなどの’70年代ソウルを思わせるオーケストラアレンジで、イントロ、間奏のギターも小気味良く、軽快なポップスになっています。 (Kann Dorao))
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ユンサン 「SMALL WORLD」

 

 

   UPしたのはユンサンの"Small World"です。1970年代のアルグリーン・アンピープルズなどのメンフィスのハイサウンドを、ソフトにしたような音作りで、ユンサンのやさしく、誠実な歌声が印象的です。  (Kann Dorao)

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