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韓国ドラマ「ワンダフル・ラブ愛の改造計画」(2013年 SBS 全48話)

 

  韓国ドラマ「ワンダフル・ラブ愛の改造計画」(2013年 SBS 全48話)は「君を覚えてる」(2015年 KBS)のパク・ポゴム出演ということで観ました。派手に札束を屋上からばらまくという最初のシーンから始まるので躊躇しましたが、ドラマの展開が小気味よかったので毎回待ち遠しかったです。最終回をLalaTVで観終わりました。

 セブ島、ファッションメーカー、企業もの、金持ちから貧乏へ、出生の秘密、三角関係、記憶障害などが織交ざったぜいたくなドラマでした。ほんわかして温かく、キチキチキーなシーンもたくさんあったけど、お金に不自由したことがない3人姉弟のノホホンぶりがとっても良かったです。配役がピッタリでした。

 姉ヨンチェ(チョン・ユミ)のキャラクターが大好きです。ブランド好きで派手な金遣いをして男にカモにされてばかりでした。貧乏になってからデザイナーの才能が、素直さと頑張りと愛で開花していく様子が楽しく展開されました。

 双子弟ヨンス(キム・ジソク)もトホホのボンボンですが、愛情が深くて結婚サギにあってばかり。姉の同級生の悩みや離婚相談も受けて貧乏だけど頼もしい男に成長。

 大学生で末っ子弟ヨンジュン(パク・ポゴム)も金遣いが荒くて甘えんぼ。貧乏になっていろいろなバイトを経験します。中年女性相手のカラオケバイトが面白かったです。カフェのバイト先でハッピーな恋を見つけます。

 中年の母親役は私の苦手なペ・ジョンオクでしたが、全く気にならず、それどころか気が強い金貸し女社長のコメディぶりが良かったし、認知症の演技がうまくて、やっぱり、年季の入った女優さんなのねと、あらためて見直すことができたドラマでした。

 大ファンのイ・ミヌが出来の悪い情けない会社社長役で、なんだかなあ。私の中のイ・ミヌのイメージがこわされてばかりです。天才の役どころをもう一度観てみたいです。

 金貸しぺ・ジョンオクの部下イ・ソクジュンはクールで良かったです。途中降板で非常に残念!

 「太陽の女」(2008年 KBS)でキム・ジスと共演したチョン・ギョウンは頼りがいのある男として魅力的です。このドラマでもヨンチェを叱ったり、ふざけたりしながらも最後まで大きな愛で包んでいきます。

 個性派脇役アン・ネスンが聴覚障碍者を演じていました。手話を使いながら大人しそうな普通の善良な経営者は好感度UPです。アン・ネスンの出演作は何本も観てきたのですが、くせのないこれまでで一番印象に残る演技でした。

 反対にソヌ・ジェドクはいつも同じ。何を演じても同じで魅力にかけます。

 キム・ヨンオクも金貸しばあさんの本領発揮でした。

 カメオの出演も多かった。カム・ナムギル、チェ・ウォニョン、イ・ウォンジョン、イ・ヨンボム、チェ・ジュニョンなど。

 

 ワンダフル・ラブ愛の改造計画(2013年 SBS 全48話)

 監督 ユン・リュへ、アン・ギロ 

 脚本 パク・ヒョンジュ

 出演 キム・ジソク、チョン・ユミ、チョン・ギョウン、パク・ボゴム、ペ・ジョンオク 

あらすじ

 金貸しで財産を築いたユン・ボッキ。若年性アルツハイマーと診断される。自立せずにお金ばかりせびる子供たちを一人前にしようと、嘘の破産を宣告。邸宅から下町の一軒家に移り住む。失意の子供たちは仕事探し、姉ヨンチェはファッションデザイナー募集で見習いから始める。

 ユン・ボッキは道ならぬ恋で息子を産んでいたが、赤ん坊を取り上げられてしまった過去があり、記憶があるうちに息子を探し回っている。恋敵に出会う。

 

 

 

 

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